SDAとRSAをリンクおよび解除する手順
現在のリリースではRSAセットアップ時にウィザードに従ってハッシュトークンを使用して簡単に追加できるようになっています。
セットアップ=SDAとのリンク登録およびSDAのエクステンダとしての設定が行われます。
RSA Wizard | SDA Settings |
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「リモートサイトアプライアンスとして使用する」を選択します。 | |
SDAのIPアドレスと リンク用のトークンの入力を求められます。 | |
SDAの設定| コントロールパネル | KACEリンク ページにてSDA自身のKACEリンクの有効化を確認します。有効ではない場合、有効に設定してください。 | |
KACEリンキングハッシュ欄にハッシュが生成されますのでコピーします(欄をクリックするとクリップボードに保存されます) | |
RSAの初期設定ウィザードに戻り、SDAのホストとリンキングハッシュを入力します。 | |
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お使いのSDAと接続対象のRSAが同じリリース(y.x)あることを確認します。もし同じではない場合、接続エラーが発生することがあります。
1-1. SDA上の作業 : SDAのリンクキーの取得
設定 | KACEリンク へ移動します。
注意:
ホスト名 は DNSで報告される名前、あるいは、SDAのIPアドレスである必要があります。
たとえば、そのSDA が "k2sda"(設定-ネットワーク設定での名前)という名前で呼ばれていれば、"k2sda"へのDNSルックアップは k2sda.example.com を返すとします。
その時、SDA上のKACEリンクでのフレンドリー名は"k2sda.example.com"でなければなりません。(この形式の名前は 完全修飾ドメイン名 または FQDN と呼ばれます)
リンクキーをメモ帳等へコピーします。(ヘッダーの“----- BEGIN Linking KEY----” とフッター“---- END LINKING KEY ----”の行も含めます)
1-2. RSA上の作業: RSAのリンクキーの取得
先にSDAにて実施した手順と同じことをRSA上でも行い、RSAのリンクキーを メモ帳 へコピーします。
1-3. SDA上の作業: RSAのリンク追加
設定 | リンク先アプライアンスの管理 へ移動します。
"アクションの選択" ドロップダウンメニューから 新規作成 を選択します。
この時、ホスト名欄の指定には RSAのFQDN または IPアドレス を入力します。
1-2で取得したRSAのリンクキーをリンクキー欄に貼り付けます。
保存ボタンをクリックします。
接続のテストはこの時点では失敗しますので行いません。
1-4. RSA上の作業: SDAのリンク追加とRSAからSDAへの通信チェック
設定 | リンク先アプライアンスの管理 へ移動します。
"アクションの選択"ドロップダウンメニューから 新規作成 を選択します。
この時、ホスト名には SDAのFQDN または IPアドレス を入力します。
1-1.で取得したSDAのリンクキーをリンクキー欄に貼り付けます。
保存ボタンをクリックします。
編集をクリックして、接続のテストボタンをクリックして、
ステータスメッセージの表示が 「正常に接続されました。」となることを確認します。
1-5. SDA上の作業: SDAからRSAへの通信チェック
同様に 設定 | リンク先アプライアンスの管理 にて 1-3にて設定した RSAへのリンクを開きます。
接続のテストボタンを押し、接続が成功することを確認します。
互いの接続テストが成功したらセットアップに入ります。
1-6. SDA上の作業: RSAとしての登録
展開 | リモートサイト を開きます。
"アクションの選択"のドロップダウンから "新規作成"を選択します。
ドロップダウンからリンク済みのRSAを選択します。
次へ をクリックします。
SDAはRSAと初期の同期プロセスを行います。
RSAと同期したいアイテムを選択します。
依存するすべてのプレ/ミドル/ポスト インストールタスクとその他の依存アイテムは自動的にチェックされます。保存してRSAを同期します。これは時間がかかる場合があります。完了するまでお待ちください。
1-7. RSA上での作業: RSA上での接続の確認
リモートサイトアプライアンスのホーム画面上部(「設定とメンテナンス」 メニューの下部)には次のように表示されています。
"このリモートサイトアプライアンスは現在[k2sda]のエクステンダとして機能しています。"
リンク名はSDAのFQDN(または指定したIPアドレス)になっているはずです。
RSAとSDAのリンク手順は以上です。
2. SDAとRSAのリンクを解除する手順
2-1. SDA上の作業: 管理下にあるRSA情報の削除
展開| リモートサイト へ移動します。
先頭のチェックボックスにチェック入れて削除したいRSAを選択します。
アクションのドロップダウンメニューから 選択内容の削除 選択します。
2-2. RSA上の作業: 解除確認または設定のクリア
設定とメンテナンス-リモートサイトの設定へ移動します。
画面には次のように表示されます。
"このリモートサイトアプライアンスはSDA用のエクステンダとして設定されていません"
もしここで "このリモートサイトアプライアンスは現在次のSDA用のエクステンダとして機能しています。" と表示している場合、
[編集]ボタンをクリックして、[設定のクリア]ボタンををクリックしてください。
もし "リモートサイトアプライアンスはSDA用のエクステンダとして設定されていません"のメッセージが現れない時には作業を停止して、この問題を解消してください。
2-3. SDA上での作業: リンク先デバイス解除
設定|リンク先アプライアンスの管理 へ移動します。
削除したいRSAを選択してドロップダウンから選択内容の削除を実行します。
2-4. RSA上での作業: リンク先デバイス解除
設定|リンク先アプライアンスの管理へ移動します。
削除したいSDAを選択してドロップダウンから選択内容の削除を実行します。
これでSDAからのRSAのリンク解除ができました。