SMAとSDAをリンク設定する方法 (4281132)

この記事では、KACEシステム管理アプライアンス (SMA)とKACEシステム導入アプライアンス(SDA)をリンクし組織のドロップダウンリストに選択メニューを表示させる方法を説明しています。

このトピックの詳細については、[トレーニングコースへのリンク]を参照してください。 KACE-SMA Course 1 Installing the KACE SMA-Web-based Training

注：このコースは英語でのみ提供されています

SMA、SDAの両アプライアンスを使用している場合、双方をリンクさせ、管理者画面上の組織のドロップダウンリストに選択メニューを表示させることができます。

前提条件

・KACEアプライアンスについてローカルユーザーアカウントを使用している場合、SMAとSDA双方にて同一のユーザーアカウントとパスワードを使用している必要があります。

・SMAとSDA双方について、固定IPアドレスが付与されており、かつDNSサーバのAレコードにホスト名が登録されている必要があります。

重要: SMAとSDAのホスト名（フレンドリ名） は、双方について互いがDNSサーバのAレコードで登録したホスト名、もしくはIPアドレスと一致する必要があります。
   例えばSDAが管理者画面の ネットワーク設定｜ホスト名｜にて”K2000”と命名されているときに、DNSサーバーの応答が完全修飾ドメイン名であるk2000.myco.comにて返されるのであれば、KACEリンクページのホスト名、“k2000.myco.com”（この値は完全修飾ドメイン名と呼ばれます）、もしくはSDAのIPアドレスを指定する必要があります。

以上を前提として、以下の順序にて設定を行います。

組織コンポーネントが有効になっている場合は、ページの右上隅にあるドロップダウンリストから「システム」を選択しておきます。

1. SMA側の設定

設定 | コントロールパネル | リンク設定 をクリックします。
アプライアンスリンクを有効にしますのチェックをオンにします
名前フィールドにSMAのフレンドリ名（SMAの完全修飾ドメイン名、もしくはIPアドレス）を入力します。
保存をクリックします。
キーがテキストエリアに表示されます。
始点の文字列「----BEGIN LINKING KEY----」と終点の文字列「----END LINKING KEY----」を含めてキーをコピーし、メモ帳等にペーストします。

2. SDA側の設定

設定 | コントロールパネル | KACEリンク をクリックします。
KACEリンクを有効にするのチェックをオンにします
ホスト名フィールドにSDAのフレンドリ名（SDAの完全修飾ドメイン名、もしくはIPアドレス）を入力します。
保存をクリックします。
キーがテキストエリアに表示されます。
始点の文字列「----BEGIN LINKING KEY----」と終点の文字列「----END LINKING KEY----」を含めてキーをコピーし、メモ帳等にペーストします。

3. SDA側の設定

設定 | コントロールパネル | リンク先アプライアンスの管理 をクリックします。
アクションの選択 | 新規作成 をクリックします。
ホスト名フィールドにSMAのフレンドリ名（SMAの完全修飾ドメイン名、もしくはIPアドレス）を入力します。
リンクキーフィールドにSMA側で生成されたキーをペーストします。
保存をクリックします。
この時点では 接続のテスト ボタンは押しても失敗します。（4.が完了した後で再度実施します）

4. SMA側の設定

設定 | コントロールパネル | リンク先アプライアンス をクリックします。
アクションの選択|新規作成 をクリックします。
ホスト名フィールドにSDAのフレンドリ名（SDAの完全修飾ドメイン名、もしくはIPアドレス）を入力します。
リンクキーフィールドにSDA側で生成されたキーをペーストします。
テストボタンを押して、ステータスメッセージに"正常に接続されました。"と表示されることを確認します。

保存 をクリックします。

5. SMA側の設定

設定 | コントロールパネル | リンク先アプライアンスの管理 をクリックします。
作成したエントリのホスト名をクリックします。
接続のテストボタンを押します。

双方のテストが成功したら、SMA、SDA双方の管理者画面よりログアウトしブラウザを終了します。
再びブラウザを起動し、SMA管理者、SDA管理者画面のいずれかへログインします。
リンク先アプライアンスへの接続メニューが画面右上の組織ドロップダウンリストに表示されます。