この文書ではユーザープレフィックスとラベル属性によるラベルの割り当てを行う手順を説明します。
LDAPラベルの作成については 「LDAPユーザーラベルの設定手順(149837)」にて説明しています。
LDAPラベルを作成すると、ユーザー・デバイスに動的なラベル適用ができますが、ラベル属性とラベルプレフィックスを使用すると、1つのLDAPラベルを設定するだけで属性値と名前のパターンに応じて複数のラベルを与えることができます。
ここではADセキュリティグループ Administrators, kadmingrp1に属するユーザに"ldap_Administrators", "ldap_kadmingrp1" という名前のラベルを付ける例を示します。
通常のLDAPラベルの作成と変わりません。
コンテナラベル:MasterUserLDAP 任意の名前で構いません。
タイプ:ユーザー を選択します
関連するラベル: MasterUserLDAP
LDAPサーバー:LDAPサーバ名またはIPアドレスを入力します
ポート: 通常は389、セキュアLDAPの場合 636
ベースDN: 例 DC=ad,DC=kace,DC=lab
高度な検索: 例 samaccountname=KBOX_USER_NAME
LDAPログイン:LDAP情報を参照する際のユーザー名を入力します
パスワード:LDAPログインユーザーのパスワードを入力します
ラベル属性: memberOf
ラベルプレフィックス: ldap_ (マッチさせるためのものなので任意です。 addlabel-, GrpLabel_ 等どのような文字列でも構いません)
ここでラベル属性に指定した属性名が返す値を持つラベルを作成することでラベルプレフィックス+ラベル属性の返す値にマッチする名前 の名称のラベルを適用できます。
注意:
このプレフィクス付きのラベルは手動ラベルとして割り当てられます。LDAP検索(この例では MasterUserLDAP )の設定を変えても自動では解除されません。ラベルを削除する場合には先に KACE SMA管理者が全ユーザーからそのラベルの割り当ての解除を行う必要があります。
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