KACEエージェントのアップデートについて (4257152)

この記事では エージェント更新の設定 （設定 | プロビジョニング｜エージェントアップデート ）について説明します。

1.  エージェント設定の更新 ページを表示します。
   1.   http://k1smahost/adminui から管理者コンソールへログインします。または、「管理ヘッダーに組織メニューを表示」オプションがアプライアンスの「一般設定」で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
   2.  左側のナビゲーションバーから、設定 | プロビジョニング をクリックして移動します。
   3.  プロビジョニング ページにて エージェントのアップデート をクリックして移動します。
2. エージェント設定セクションにて更新オプションを確認します。
    

   有効	次回にデバイスがアプライアンスにチェックインすると、KACE SMAエージェントが更新されるようになります。 アップデートをインストールしない場合には、このオプションをオフにしてください。
   修正日	読み取り専用:最新のエージェントバンドルがダウンロードされた時刻。
   全デバイス	SMAエージェントがインストールされているすべてのデバイスにアップデートを展開します。このオプションを選択した場合、「デバイス」と「ラベル」要素はページに表示されません。
   デバイス	特定のデバイスのみ更新します。フィールド内をクリックすると表示されるドロップダウンリストでデバイス名を選択するか、デバイス名の最初の数文字を入力してリストを並べ替えます。例えば、「Dev」と入力すると、「Device-1」、「Device-2」のようなデバイス名が一覧表示されます。このオプションは、「全デバイス」を選択したときには使用できません。
   ラベル	「関連ラベルの管理」ボタンをクリックすると、「ラベルを編集」ダイアログが表示されます。ラベルを検索および選択し、選択されたラベルが付いたデバイスを更新します。このオプションは、「全デバイス」を選択したときには使用できません。 ラベルにて対象デバイスを指定する場合、左側のボックスから、更新の対象制限のボックスの中にラベルをドラッグアンドドロップします。 デバイスとラベルを同時に指定する場合の展開先はデバイスとラベル（に含まれるデバイス）の和集合が対象となります

   必要に応じて設定を行ってください。
   
   通知更新 セクションにてバージョンが現在のサーバーリリースと同じであるかどうか確認します。
   そうでない場合（例：サーバーが12.1なのに、表示されているエージェントバンドルが12.0 ）後述の 通知更新のエージェントバンドル登録の手順にしたがって最新（サーバーと同じリリース）のエージェントバンドルを登録してください。
3. 保存をクリックします。
4. 複数の組織がある場合、それぞれの組織について 1,2,3 の手順を繰り返す必要があります。
5. 上述の設定を行うことで、対象の端末が次回にデバイスがアプライアンスにチェックインすると、通知更新セクションで表示されているバージョンよりも古いバージョンの場合、自動的に更新が実施されます。
   既に対象バージョンがインストール済みであるデバイスについては（他のインストール方法で更新されていても）インストーラーファイルの転送およびインストール実行は行われません。

• 更新が可能な最小のエージェントバージョンはリリースノートで最小エージェント要件をご確認ください。
• プロビジョニング機能のスケジュール実行およびGPO Provisioning Toolsで作成したGPOではインストール済みのエージェントの更新はできません。
• スケジュールすると次回のインベントリチェックインにてエージェントソフトウェアの更新が行われます。（指定したタイミングで一斉に更新を投げるという方法はありません）
• エージェント更新の動作はサーバーに登録済みのものより動作中のエージェントが古い対象に対してのみ行われます。（前のバージョンへ更新することは想定していません。サーバーリリースより下げるようなことはしないでください）

新しいエージェントバンドルは手動でアップロードできます: 多くの場合、更新版のエージェントは利用可能になったときに自動的にKACEアプライアンスへダウンロードされてきます。ただし、お客様はQuestサポートポータルから更新版をダウンロードし、必要に応じて、手動で新しいエージェントバンドルをアップロードしていただくことができます。これはお客様のアプライアンスがインターネットにほとんどつながっていない場合、あるいは新しいエージェントがリリースされていても、まだアプライアンスに自動的にダウンロードされていない場合に便利です。

KACE システム管理アプライアンス（SMA）は（そのサーバーバージョンで使用可能な最新の）更新版のエージェントを毎日午前03:40にチェックしています。（チェックはリブートの時にも行われます）

新しいエージェントがリリースされたとき、インターネットに接続しているアプライアンスは自動的にエージェント更新を受け取ります。エージェント更新をロードして、登録済みのエージェントデバイスにたいしてエージェントアップグレードを行わせるように構成できます。

お客様が 複数組織のライセンスをご使用の場合、更新設定の構成は組織毎に行う必要があります。

始める前に: Questからエージェント更新ファイルをダウンロードするにはサポートポータルへログインできる認証情報が必要です。 認証情報を持たない場合、 https://support.quest.com/contact-support へご連絡ください。

手順:

# 複数組織が有効なアプライアンスでは、システム組織に切り替えるか 「システム管理アプライアンスのシステム管理者コンソール」( http://K1smahost/systemui )にログインしてください。そのうえで設定をクリックします。 

2. 左のナビゲーションバーのアプライアンスの更新 をクリックしてアプライアンスの更新ページを表示します。エージェントセクションにて使用可能なエージェントのバージョンを表示します。

3. エージェントセクションの アップデートの確認 をクリックします。結果はログファイルのページに表示されます。

# サーバーのリリースを選択してエージェント更新バンドルをダウンロードして作業マシンのローカルフォルダに配置します。(ダウンロードファイル名 k1000_agents_x.y.zzz.kbin )

Agent Bundles : KACE Systems Management Appliance x.y.zzz Agent Bundle

# プロビジョニングのページで、エージェントのアップデートをクリックします。 

通知更新のセクションに新しいエージェントバージョンが表示されます。

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SMAに登録済みのエージェントバンドルのエージェントインストーラーファイル(msi/dmg/rpm,dep)をSMAからダウンロードして手動でインストールを行う手順の説明については右の記事をご参照ください。エージェントインストールをターゲットコンピューターのローカルで行う方法 (4257129)
https://support.quest.com/ja-jp/kb/4257129