注意:この記事でのすべてのレポートはそのままの状態(AS IS)として提供されます。 お客様にて期待するレポートを作成するために、SQLクエリ自体を作成するご支援、 あるいは既存の内容のカスタマイズすることはKACEテクニカルサポートの対象外となります。
1. 必要な情報を集めてレポートを作成します
たとえば MS17-10は以下のパッチに含まれています:
(ほかのOS用のパッチのID、今後の更新パッチについては別途ご確認ください)
KB4012212
KB4012215
KB4012598
KB4015549
OSごとに出力するレポートのサンプルを本記事に添付(kpkg)しています。.
1. レポート定義の作成またはインポート
kpkgファイルをK1000のClientDrop共有にコピーして 設定|リソース管理|インポート からインポートします。
お客様の必要に応じてレポートを変更するためには、アップロードされたこのレポートを開いてフィルタの項目を変更します。
自分でレポートを作成する場合には ウィザードを開き、 トピックに ソフトウェア、 サブトピックにデバイス を選択し、
「少なくとも 1 つの ソフトウェア 行とともに、デバイス の行のみを表示します。」のチェックボックスを有効にします。
2. フィールドの選択と配置:
ソフトウェアとデバイスから必要なフィールドを選択します。
3. 順序/区切りの選択: 順序を選択します(必要に合わせて)
4. フィルタの作成:
先頭条件の上にある行の鉛筆アイコンをクリックしてフィルタ条件を複数つなげるために変更します※
"次のいずれかの項目と一致"
フィルタを作成して "表示名"という項目が 必要なKB-IDを含むようにします。
例:
表示名 [次を含む] KB4012598
表示名 [次を含む] KB4012212
表示名 [次を含む] KB4012598
表示名 [次を含む] KB4015549
※先頭条件の上にある行の鉛筆アイコンをクリックするとフィルタ条件を複数つなげた場合の部分一致か完全一致かを選択できます。
いずれか1つのみ満たせばよい場合には "次のいずれかの項目と一致"
すべて満たす場合に有効にしたい場合には "次の項目とすべて一致"
あるいは 以下のように正規表現を使用すると 次のいずれか1つに一致 +複数条件 を1つのフィルタでおこなえます。
表示名 [次の正規表現にマッチ] KB4012598|KB4012212|KB4012598|KB4015549
サブトピックを使用しないレポート方法
カスタムSQLにて以下のように記述するとOS情報,パッチ名、システム名、ログインユーザー情報を得ることができます。
SELECT
M.OS_NAME,S.DISPLAY_NAME as SOFTWARE_NAME,
M.NAME as MACHINE_NAME,
M.USER_FULLNAME as LAST_USER
from
SOFTWARE S left join MACHINE_SOFTWARE_JT MSJ ON S.ID = MSJ.SOFTWARE_ID inner join MACHINE M ON MSJ.MACHINE_ID = M.ID where S.DISPLAY_NAME rlike '(4012212|4012215|4012598|4015549)'and IS_PATCH = 1 order by M.OS_NAME,S.DISPLAY_NAME , M.NAME