ChangeAuditor Agent が使用するポートについて説明します。
はじめに、ChangeAuditor Agent の展開で使用するポートについて説明します。
Agent の展開には2種類の方法がございます。
1. Agent の手動インストール
ChangeAuditor をダウンロード展開したフォルダの、\installation\msi フォルダにあるAgent の MSI ("Dell Change Auditor Agent 6 (x64).msi"等)を対象のマシンにコピーし、マシン上でインストーラーを起動してインストールします。
事前設定が必要なポートはChangeAuditor としてはございません。
2. Deployment Wizard を使用したリモートのインストール
Deployment Wizardのマシンから、対象のマシンに対し、ファイルとプリンターの共有(TCP 135, UDP 137, UDP 138, TCP 139, TCP 445)と、Windowsリモートインストールサービス(RIS)で使用されるポート 4011 の通信を許可します。
その後、Deployment Wizard にてインストールを実施します。
ChangeAuditor Agent のインストールが完了すると、Agent から、Coordinator/SQL Server/ Active Directory(Domain Controller:DC) に対する通信時に、以下のポートが使用されます。
SQL Server: ポート1433(バージョン 5.x のAgent のみ)
Coordinator: Agent ポート( Active Directory の ChangeAuditor.Coordinator SCP 等で確認します。詳細は後述。)
DC(LDAP): 389
DC(Global Catalog:GC): 3268
Agent 側のポートは動的です。
まとめますと以下のような通信が発生します。
Agent (動的ポート) => Coordinator (ポートの特定方法は後述)
Agent (動的ポート) => SQL (ポート1433 (既定値) バージョン 5.x のAgent のみ)
Agent (動的ポート) => DC(LDAP) (ポート389)
Agent (動的ポート) => DC(GC) (ポート3268)
Coordinator のポートは、以下のいずれかで確認できます。
-- Active Directory で確認する方法
1. ADSI Edit にて、Coordinator サーバーのコンピューターオブジェクトを開きます。
2a. "CN=Dell.ChangeAuditor.Coordinator" SCPオブジェクトのプロパティを開きます。
2b. "serviceBindingInformation" プロパティの、XML の内容にある、<property key="APORT" value="xxxxx"> の value がポート番号になります。
-- Agent マシンで確認する方法(バージョン6.x 以降のみ)
1. ChangeAuditor Agent が稼働しているマシンにログオンします。
2. 以下のプログラムを起動します。
C:\Program Files\Dell\ChangeAuditor\Agent\ServiceStatusTray.exe
3. システムトレイの"Change Auditor Agent" アイコンを右クリックし、"Agent Status" をクリックします。
4. ウインドウの下方に、接続している Coordinator の名前とポートが表示されます。
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