この問題に対処するには、次の手順を実行します。
■サイズレポートを実行し、INVENTORY.idbのサイズを確認します。
■過去のバックアップサイズの確認
■エージェントインベントリのチェックイン率の確認
■サイズレポートを実行し、INVENTORY.idbのサイズを確認します。
注:このファイルが10Gbより大きい場合は、大きいと見なすことができます。
サイズレポートでINVENTORY.idbを検索する場合は、例として次の詳細を使用してください。
Files larger than 100Mb
------------------------------------------
-rw-r--r-- 1 root wheel 9.5G Jan 6 02:21 /kbox/kbackup/20200104_k1_incr_10.0.290_20200106.tgz
-rw-r--r-- 1 root wheel 9.2G Dec 31 02:21 /kbox/kbackup/20191228_k1_incr_10.0.290_20191231.tgz
-rw------- 1 mysql mysql 8.8G Jan 6 11:30 /kbox/mysql/var/KBSYS/INVENTORY.ibd
■過去のバックアップサイズの確認
※組織機能が有効な場合は事前にシステムに移動します。
[設定]|[コントロールパネル]の バックアップ設定 を開きます。
バックアップサイズに大幅な変更があるかどうかを確認します。Onboard BackupsリストまたはOffboard Backupsからこれを実行して、サイズが大きくなっているバックアップファイルを確認します。
■エージェントインベントリのチェックイン間隔の確認
・組織コンポーネントが有効な場合
1.ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから「システム」を選択します
2.左メニューから「組織」をクリックします。
3.確認したい組織の名前をクリックします。
4.「組織の詳細」ページが表示されますので、「通信設定」セクションの「エージェントインベントリ」を確認します。
・組織コンポーネントが無効な場合
1.左メニューから「設定」| 「プロビジョニング」を選択します。
2.「プロビジョニング」パネルで「通信設定」をクリックします。
3.「通信設定」ページが表示されますので「エージェントインベントリ」確認します。
※1時間あたりの接続数が500接続となるよう、「エージェントインベントリ」に時間を調整します。
■データベースのクリーンアップ(回避策)
インベントリが原因でバックアップが急速に増加していることを確認した後、肥大したテーブルに対処するためにデータベースをクリーンアップするため、KACE SMAのダウンタイムをスケジュールを検討します。
ダウンタイムがスケジュールされたら、その時間帯に下記の手順を実施します。
※組織機能が有効な場合は事前にシステムに移動します。
1. [設定]|[アプライアンスの更新]を開きます。
2. "データベースを再起動してチェック"をクリックします。
KACE SMAが再起動されます、通常の再起動よりも時間がかかることにご注意ください。
注: これは回避策です。テーブルのサイズは小さくなりますが、バックアップは再び大きくなる可能性があります。急激な成長を回避するには、インベントリ間隔が環境に必要な最小の間隔に設定されていることを確認してください。より永続的なソリューションは、将来のリリースで利用可能になる予定です。