v3.6以降ではタスクの記述において以下の点についてご留意ください。
(対処されていない場合、v3.5以前で動作していたタスクのままでは失敗する可能性があります)
- どの種類のタスクにおいてもパラメータに指定するコマンドラインの記述から "start /wait " (waitの後ろの半角スペースも忘れずに)を削除してください。
start /wait setup.exe - アプリケーションタスクからバッチファイルを起動する時、コマンドラインに"call " を指定している場合、削除してください。
call yourbatch - コマンドラインに引用符がある場合、削除してください。たとえば、
"install firefox.bat"
となっている場合には、次のようにします。
install firefox.bat - もし1ファイルをアップロードしたアプリケーションタスクがあり、パラメータに "net use" "netsh"のようなものが記載されている場合、このタスクは修正の必要があります。 新しいbatファイルを作成してそこにコマンドラインを記述します。ここでbatファイルのほかにファイルがあればZIPにしてからタスクに添付します。 ファイルをアップロードして、パラメータにはZIPに含まれるbatファイル名を記述します。
添付ファイル 11.txt
パラメータ: copy 11.txt C:\temp\11.txt
↓
copyrun.batの内容 copy 11.txt C:\temp\11.txt
添付ファイル: attach.zip ( copyrun.bat, 11.txt )
パラメータ: copyrun.bat - VBScriptファイルをもつアプリケーションタスクはパラメータにて "cscript " を付けるようにする必要があります。"file.vbs" が "cscript file.vbs" となるようにします。
- .cmdファイルを含むアプリケーションタスクは変更の必要があるかもしれません。.cmd ファイルは.batファイルにリネームされてアップロードされます。 .cmd ファイル が引数を必要とする場合には1つ.batファイルを作成し、そのcmdを起動するように適切に記述して 一緒にzipとしてアップロードして、コマンド指定に.batファイル名 を指定します。.cmd ファイルが引数を必要としない場合には Windows Script Task を作成してファイルを添付してください。.
3.5より前のバージョンのK2000では1つの.batスクリプトからすべてのタスクを実行していたため、タスク内のタイミングと実行を制御が必要でした。 タスクエンジンは、各タスクを追跡してそれらのタイミングの調整と実行を行います。