Windows 7 以降のインストールメディアでは、通常、フォーマットされていないHDDを持つPCに対してインストールを開始するとOSがインストールされる領域とは別にディスクの先頭にシステム予約済みの表示されない小さなパーティションを作成します。
KBE( WindowsPE ) を起動したときにはこのパーティションがCドライブと認識され、OS起動時のCドライブ(Windowsフォルダが含まれる)にはドライブレターDが割り当てられます。
メモ: レガシーBIOS専用(UEFIデバイスに配布できない)のイメージおよびタスクスクリプトを使用することはお勧めしません。
次の記事ではUEFI/LegacyBIOSに依存しないイメージの作成および共通で使用できるパーティション構成タスクが紹介されていますのでこちらをお勧めします。
Windows 10 イメージの作成・展開の例 (261155)
このパーティションについては以下の記事をご参照ください。
Windows クライアント > Windows 7 > Tips 集
ヒント: 不可解な小さなパーティションを理解して削除する
https://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/win7_tips65.aspx
このパーティションがあることをSDAがサポートをしないということはございませんが、複数パーティション構成によるドライブレターの取り扱いやパーティションフォーマット作業についてはお客様にてご理解の上で構成する必要があります。またMulticast通信ではシングルパーティションで構成されたイメージのみを展開できます。
SDAのイメージ展開を検討される際、このパーティションが存在することによる管理の煩雑化を避けるため、BitLockerを使用しない場合には、このパーティションを持たないイメージを作成して展開に使用することをお勧めします。
本作業はデバイスのブートオプション がLegacy BIOS(UEFIではない)であることを想定しています。UEFIではWindowsドライブのほか、ESPパーティションの作成が必須となります。
またSDAのスクリプト形式のインストールにおいて "[ディスク] BIOS/UEFI パーティションの作成:" を使用すると レガシーBIOSに対してはシングルパーティションでのインストールを行えます。(同じタスクを走らせても UEFIモードのデバイスに対してはEFIパーティション,MS予約,OS用 の3つを作成します)
© ALL RIGHTS RESERVED. Feedback 利用規約 プライバシー Cookie Preference Center