この文書ではSDAのポストインストールタスクとして KACE SMAエージェントをインストールするタスクを構成する手順を説明します。
事前準備: 作業を開始する前にKACEシステム管理アプライアンス(SMA)からKACEエージェントインストーラーを入手しておきます。
参考記事 エージェントインストールをターゲットコンピューターのローカルで行う方法 (4257129)(Windows) ampagent-y.x.zzz-x86.msi あるいは
ampagent-y.x.zzz-x86_ksmaservername.msi あるいは
ampagent-y.x.zzz-x86_ksmaservername+kacetoken.msi
2. ライブラリ | ポストインストールタスク へ移動します。
3. エージェントインストールタスクを探してコピーします。(例: K1000 Agent Software y.x.zzzz )
アクションの選択 |SMAエージェントインストーラーの追加 からタスクを作成することもできます。
4. エージェントタスクの追加 または コピーしたタスクの 名前 に このタスクでインストールしたいエージェントバージョンを含めるようにします。(任意)
5. 参照ボタンからエージェントインストーラーファイルをアップロードします。
6. パラメータ欄に記述されたコマンドラインが正しくなるように修正します。
msiexec /i ampagent-y.x.zzz-x86.msi HOST=
sma.domain.example.com TOKEN=KACETOKEN /qn
インストーラーファイル名にホスト名やトークン文字列を含む場合はコマンドラインからHOSTおよびTOKENプロパティの指定を省略できます。
ホスト名が含まれている場合(TOKENのみ指定)msiexec /i ampagent-x.y.zzz-x86_sma.domain.example.com+トークン文字列.msi /qn
ホスト名およびトークンが含まれる場合msiexec /i ampagent-x.y.zzz-x86_sma.domain.example.com.msi TOKEN=トークン文字列 /qn
sma.domain.example.com は SMAエージェントの接続先として設定するSMAの Webサーバ名 (SMA管理者コンソールの 設定|ネットワーク設定|Webサーバ名)に置き換えてください。
KACETOKEN には SMAサーバーで構成しているエージェントトークン(SMA管理者コンソールの 設定 |エージェントトークン に登録されている値 )を指定します。
7.保存します。
以上。
【v8.0より前のバージョンでの考慮事項】
※ KB3072630が適用された32bit Windowsシステム を展開する場合
32bitのWindows について KB3072630 が適用されていると見かけ上は成功しますが正しくインストールがされません。
上記5以降の手順を以下の手順に差し替えてください。
1. 2つのファイルを組み込んだZIPファイルを用意します
ファイル1 ampagent-x.x.xxx-x86.msi を用意
ファイル2 agentsetup.bat を用意
[ファイル2 agentsetup.batの中身]
reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Installer /v RemappedElevatedProxiesPolicy /t REG_DWORD /d 1 /f
msiexec /qn /i ampagent-x.x.xxx-x86.msi HOST=K1000name.yourdomain.local
reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Installer /v RemappedElevatedProxiesPolicy /t REG_DWORD /d 0 /f
→ ファイル1 と ファイル2 を ampagent.zip (任意のzipファイル名)としてまとめます。
エクスプローラでzipファイルを開いたときに直下にファイル1,2が見えることを確認してください。
直下にzipと同名のフォルダが見える場合、作成しなおして下さい。
2.K2000ポストインストールタスクへの割り当て
K1000エージェントインストールのポストインストールタスクにたいして以下の変更を実施します。
ファイルの登録:参照 ボタンからampagent.zipを指定してアップロードします
パラメータ:コマンドとしてファイル2の名前を記述します。
agentsetup.bat
このタスクを使用していただければ、KB3072630が適用されたシステムでもエージェントを正しくインストールできます。
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