KACE Tetherを使用するとKACEエンジニアによるリモートでの支援が可能になります。
アプライアンスの設定に基づく技術的な問題を解決するために、KACEエンジニアがお客様のKACEアプライアンスへリモートで接続して調査することが必要が場合があります。
TetherはKACE DMZにあるサーバーへのSSH接続であり、有効期限をもつSSL鍵が使われています。鍵は一度だけ使用され作成時に決めた期限まで使用できます。その期間は最大12週間です。
この接続は お客様がアプライアンスのシリアル番号を提供してそれに適合するように発行された鍵(Tetherキー)をアプライアンスに投入することによって、お客様のアプライアンス側から発信されます。
お客様はいつでもTetherを無効に設定することでこの接続を終了させることができます。
Tetherを設定すると kace_support という管理者権限を持つユーザーアカウントが作成され、Quest KACEサポートは管理者コンソール(WebUI)およびsshログインして操作できるようになります。
要件
よくある誤解: 「お客様のアプライアンスのIPアドレスの22番ポートをグローバルに開放して外部からのアクセスを可能にする」
- いいえ。インターネットからお客様のKACE IPアドレスの22(SSH)ポートへのアクセスできるようにする必要はございません。
Tetherを有効化すると アプライアンスローカルの sshd が自動的に有効化されます。
Tetherを有効化するにはTetherキーが必要になります。このキーの作成にはKACEアプライアンスのシリアルナンバーが必要です。
キーを発行する際、以下情報の確認を依頼することがあります。
また、作業中はアプライアンスのサービスを停止する場合がございますので、作業可能な時間帯や修正・変更の可否について制限事項があればお知らせください。
テクニカルサポートの指示の下で作業してください。
1. Tetherメニューに移動
3.[保存]ボタンを押します。
担当エンジニアへ接続できたかどうか確認をさせていただきます。
問題が解決して接続が不要になればTetherを解除してください。
「Tetherを有効にする」のチェックをはずして保存します。
SDAの利用するDNSが tether.kace.com を解決できる必要があります。
SDAから tether.kace.comのIPアドレスの 22/tcp ポートへ接続できる必要があります。
サポート | トラブルシューティング中 | ツール [netcat]を選択して、IPアドレスに tether.kace.com 、ポートに 22 と入力して [テスト] ボタンをクリックします。
Connection to tether.kace.com 22 port [tcp/ssh] succeeded! が表示されることで確認できます。
キーを受け取らずにTetherを有効化することもできます。その場合、「問題を説明してください」欄 に問い合わせ番号を半角で入力して tetherを有効にするボタンをクリックします。
詳細については ナレッジベース記事 (4222669) にてご案内しております。
2. キーの投入
3.[保存]ボタンを押します。
エンジニアへ接続できたかどうか確認をさせていただきます。
[Tetherを無効にする(Disable Tether)]をクリックします。
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