リリースノート
KACE Systems Management Appliance 9.1 Release Notes
新機能と強化点、廃止される機能、解決済みの問題、既知の問題、システム要件、アプライアンスの更新等
技術仕様 ( Technical Specifications for Virtual Appliances)
仮想化インフラストラクチャ要件(Virtualization Infrastructure Requirements)
ESXi 6.0以前 や (R2無しの)Windows Server 2012のHyper-Vではサポートされません。
サーバーの最小バージョン: 9.0
エージェントの最小バージョン: Agent 7.1 (サポートされない組合せのアップデートは 【補足】 参照)
サーバーバージョンが前提を満たしていない場合、満たすように先に更新をしてください。
参考記事: KACE システム管理アプライアンスを複数前のバージョンからアップグレードするパスについて (155574)
バックアップファイルの取得
バージョンアップ作業前にはKACE SMAのメンテナンスバックアップによる直近の「データベース」および「ファイル(アプライアンス)」のバックアップをKACE SMA外部に保存しておくことを強く推奨します。
KACE SMA上でのバックアップデータの作成は、毎日夜間のメンテナンス時刻で行われておりますのでFTPまたはブラウザから直近のファイルを外部にダウンロードするのみです。 (単一組織SMAの場合) 設定→「バックアップと復元」に移動します。 (複数組織SMAの場合) 組織をシステム に切り替えて 設定→「バックアップと復元」に移動します。
以下のファイルを取得します。
詳細は次の記事をご確認ください: 手動でK1000のバックアップを行いバックアップファイルを取得する方法 (176568)
KACE SMAでは一度上げたバージョンを直接ダウングレードすることはできません。詳細については以下の記事をご確認ください。
KACE SMAのバージョンをアップグレード前に戻す手順について(232620)
バージョン更新用ファイル(.kbin)の入手
以下のページにアクセスし、画面上の サインイン からサインインします。サインインパスワードがわからない場合、パスワードのリセットを実施ください
最新リリースのダウンロード https://support.quest.com/ja-jp/download-product-select
検索欄にて、KACE Systems Management Appliance を検索して選択します。 その後、製品バージョン を選択して各ファイルのダウンロードを実施します。
9.1 サーバー更新ファイル: k1000_server_9.1.318.kbin
9.1 エージェント更新ファイル(Agent Bundle) : k1000_agents_9.1.204.kbin
サーバー v9.1.318 へのアップグレード
SMAサーバーの管理コンソールにadminユーザーでログイン後、下記の項目へと進みます。
現在のバージョン が 9.0 を満たすことを確認します。
更新を開始します。
使用可能な更新 が 9.1.318 となっている場合には [今すぐ更新]ボタンを押します。
使用可能な更新 が 9.1.318 となっていない場合 または 無し の場合、手動更新 にて、サーバー更新ファイル: k1000_server_9.1.318.kbin を指定して 更新 を押します。
この間、手動でのSMAサーバーの再起動・停止/電源停止等は実施しないでください。
Webブラウザから管理インターフェース画面の利用が可能になりましたら使用許諾の確認が表示されます。
ログイン後、画面右側の ”サポートが必要な場合” のバーをクリックし、表示される情報アイコンをクリックして、 バージョン の表示が 9.1.318 となったことを確認してください(ログイン前にも画面下部に表示されます)。
以下のメッセージがダッシュボードに表示されることがありますが更新後の初回のバックアップ後に発生しなければ問題はありません。
'緊急: 1つまたは複数のエラーが発生したためK1000の日ベースのバックアップが失敗しました:「ベースバックアップ」ファイルが存在しません。「増分バックアップ」が存在しません。購入したばかりのK1000では、最初のバックアップが実行されるまでこれらのメッセージが表示されます。このメッセージが表示され続ける場合は、サポートにお問い合わせください。'
エージェントの 9.1.204 への自動更新
自動でエージェントバンドルがダウンロードされた場合には以下のA Bの手順から実施します。 エージェントバンドルファイルを手動でアップロードする場合C.から実施します。
エージェントバンドルを更新します。
バージョン情報の確認 エージェント:使用可能なバージョンが 9.1.204 となっていることを確認します。
バンドルの適用
エージェントのアップデート を開きます。
通知更新 にて アップデートの削除 をクリックします。登録済みのバンドルが削除されます。
エージェントバンドル 9.1.204 が利用可能な場合には [適用] を押します。 エージェントバンドルファイルを使用する場合、 バンドルされたエージェントファイル(.kbin) からエージェントバンドルファイル k1000_agents_9.1.204.kbin を選択してアップロードします。
通知更新 の エージェントバージョン が 9.1.204 になったことをご確認ください。
登録済みのデバイスエージェント更新 (後からでも結構です)
設定|プロビジョニング|エージェントのアップデート へ移動し、エージェント設定の有効欄にチェックが入っていることを確認します。
「すべて」のチェックあるいは個別デバイスおよびラベル指定したマシンが設定されていますと 対象のマシンへの更新がスケジュールされます。 エージェントソフトウェアが更新されると、デバイスインベントリの エージェントのバージョン に新しいバージョンが反映されます。
エージェントからサーバーに接続されていればチェックインの周期で更新がおこなわれますが、念のため一晩程度お待ちください。
台数が多い場合にはネットワークへの負荷が懸念されます。一度にすべてのマシンに更新をするのではなくラベル等で指定して順次更新を進めるよう調整ください。 (1台あたりWin:43MB,Mac:36MB,RHEL:36MB程度の転送が発生します)
更新手順は以上となりますが アップデート後のタスク として「正常に完了していることの確認」「セキュリティ設定の確認」も実施いただくことをお勧めします。
既存動作中のエージェントが更新後バージョンのサーバーでサポートされないエージェントのバージョンの場合、自動更新によるアップデートは保証されません。(テクニカルサポートでは動作する前提でのトラブル対応は致しません)
アップグレード前にサポート対象バージョンへ更新していただくか、それが困難な場合、サーバーアップグレード後に手動あるいはKACE以外の仕組みでの更新をご検討ください。
(1) Agent msiとmsiexecコマンドを使用して手動でインストールする
msiexec /qn /i ampagent-x.x.xxx-x86_K1000Webサーバー名.msi
あるいは
msiexec /qn /i ampagent-x.x.xxx-x86.msi HOST=K1000Webサーバ名
(2) 何らかのツールを使用してリモートでのインストールを行う
PSTools/PSexec を利用してKACE エージェントを遠隔操作する方法 (148209)
(3) ActiveDirectoryのGroupPolicyを使用する
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