KACEアプライアンスではKACEエンジニアによるリモート操作を実現するTether接続を、お客様が自発的に(=サポートからのキーの発行を受けることなしに)有効化できます。
本記事ではその機能についてKACE SMAにおける手順を説明します。
Tether接続を有効にする前にネットワーク環境が適切かどうかを確認してください。
詳細は ナレッジベース記事4211365 (KACEシステム管理アプライアンス(SMA)を機能させるために必要なネットワークポートおよびURL ) をご確認ください。
従来からのTether接続有効化手順も引き続き利用可能です。ナレッジベース記事4267510 (テクニカルサポートのためにTether接続を確立する手順) をお読みください。
[概要]
KACE Tetherを使用するとKACEエンジニアによるリモートでの支援が可能になります。アプライアンスの設定に基づく技術的な問題を解決するために、KACEエンジニアがお客様のKACEアプライアンスへリモートで接続して調査することが必要が場合があります。TetherはKACE DMZにあるサーバーへのSSH接続であり、有効期限をもつSSL鍵が使われます。One-Click Tetherでの鍵は作成時にアプライアンス側で作成され期限(8 weeks)まで使用できます。
お客様はいつでもTetherを無効に設定してこの接続を終了させることができます。Tetherが有効な間は kace_support という管理者権限を持つユーザーアカウントが作成され、Quest KACEサポートエンジンアがK1000/SMA管理コンソール(WebUI)およびシステム内部に入り操作できるようになります。
メモ: この新しい ワンクリックTetherはKACEサポートへの安全な接続を確立し、サポートユーザー用にランダムな20桁のパスワードを作成します。(ユーザーには知らせません)
tetherログ欄にSSHステータスが反映されます。
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接続したことをKACEサポートへ連絡してください。
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