この記事ではソフトウェアカタログの検出済みソフトウェア と対応するファイル名を抽出するレポートの作成方法を説明します。
次の手順で作成するカスタムSQLレポートは 検出済みソフトウェアとそれに対応する実行ファイル名のリストを出力します。
注意:この記事でのすべてのSQLクエリは参考例として掲載しております。 お客様にて期待するレポートを作成するために、SQLクエリ自体を作成するご支援、 あるいは既存の内容のカスタマイズすることはKACEテクニカルサポートの対象外となります。
・SQLコードを商用環境で使用する前にMySQLWorkbenchなどでテストすることを強く推奨します。
・コピー&ペーストする場合、テキストエディタなどに貼り付けてマークアップテキストや表示されない文字データが含まれないことを確認してください。
select
distinct SVDS.NAME
,KBSA.SAM_CATALOG_ID
,KBSA.FILE_NAME
-- ,KBSA.FILE_VERSION -- バージョンまで出したい場合コメントを外す
from ORG1.SAM_VIEW_ALL_SOFTWARE SVALS
left join KBSYS.SAM_APPLICATION KBSA
on KBSA.SAM_CATALOG_ID = SVALS.ID
left join ORG1.SAM_VIEW_DISCOVERED_SOFTWARE SVDS
on KBSA.SAM_CATALOG_ID = SVDS.ID
where KBSA.SAM_CATALOG_ID IS NOT NULL
and SVALS.INSTALLED_ON >=1
order by FILE_NAME
以上となります。
このレポートにはカタログ未登録のアイテムおよびスイート(複数のアプリケーションがまとめられたもの)として認識されているアイテムは表示されません。
検出済みのスイートを出力するには以下のようなSQL文を記述します。select
distinct
-- SV_MDS.ID,
SV_MDS.NAME as CATALOGED_SOFTWARE,
-- SV_MDS.MACHINE_ID,
M.NAME as MACHINE_NAME,
M.USER_FULLNAME as LAST_USER
from
SAM_VIEW_DISCOVERED_SUITES SV_DS
left join
SAM_VIEW_MACHINE_DISCOVERED_SOFTWARE SV_MDS on SV_MDS.ID=SV_DS.ID
left join
MACHINE M on M.ID=SV_MDS.MACHINE_ID
where SV_MDS.MACHINE_ID is not null
-- and SV_MDS.NAME rlike 'SUITENAME_REGEX'
order by SV_DS.NAME,M.NAME