重要: 現在のSMAリリースではパッチスケジュールの編集メニューのアクションにある「推奨基準からの選択」から組み込みのパッチスマートラベルを作成することができます。
この機能によるラベル生成をひな型としてフィルタ編集画面で独自の設定を行うこともできますのでご活用ください。追加情報セクション"「推奨基準からの選択」を使用したパッチスマートラベルの説明"にて画像付きで掲載していますのでご活用ください。
リリース日でフィルタする
展開時のラベルに含まれるパッチ数が1台あたり300を超える場合(推奨は100以下)には上記ラベルに以下のような条件を追加して絞り込むことをお勧めします。
過去1年内にリリースされたパッチ(リリース日が過去1年以内)
[リリース済み] [は次の過去の期間内] 1 [年]
過去1年より前にリリースされたパッチ(リリース日が過去1年以上前)
[リリース済み] [は次の過去の期間外] 1 [年]
Windows 10 (x64) サービススタックの更新用ラベル
PSL_W10_SSU_Latest
項目 |
演算子 |
値 |
連結条件 |
オペレーティングシステム |
は |
Windows 10 x64 |
および |
名前 |
次の値を含む |
Servicing Stack Update |
および |
廃止 |
は |
いいえ |
および |
サービススタックの更新(Servicing Stack Update) は 累積更新(Cumulative Update) を検出・展開するスケジュールを走らせる前に先に適用しておくことをお勧めします。
サービス スタック更新プログラムの展開 (4294207)
----
Windows 10 の.Net Frameworkを除くほとんどの基本的なパッチ
PSL_W10_MSKB
項目 |
演算子 |
値 |
連結条件 |
オペレーティングシステム |
は |
Windows 10 x64 |
および |
名前 |
次の正規表現にマッチしない |
(論理行で一行) Windows Defender|365 Apps|.NET |NET Framework|FAST Search|Host Integration|Unified Communications Managed|Visual Basic 6.0 Service Pack 6|ASP.NET MVC|Business|InterConnect|Data Protection|Web Applications|Azure Site Recovery|Azure Pack|Visual Studio|Dynamics|BizTalk|Expression|Office|OneNote|ForeFront|Word Viewer|Exchange Server|Publisher|InfoPath|Project|Endpoint|Word 20|Excel|Access|Lync|SQL Server|SharePoint|System Center|Visio|Outlook|Embedded|PowerPoint|Explorer (7|8|9|10)|Virtual PC|FoxPro |
および |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
および |
分類 | 次の値ではない | 機能パック | および |
パッケージ |
次の正規表現にマッチする |
^KB|^MS|^MICR |
および |
廃止 |
は |
いいえ |
および |
Microsoft社製品のパッチからOfficeや別途インストールしなければ含まれない製品のパッチを除外しています。
また、このフィルタでは Windows Defender Definitionと.NET Frameworkを含んでいません。(2024/Apr. 訂正済み)
Defender 定義のラベル
PSL_DEF-defender
項目 |
演算子 |
値 |
連結条件 |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
および |
名前 |
次の正規表現にマッチする |
Windows Defender |
および |
廃止 |
は |
いいえ |
および |
ただしこの定義ファイルは最新を保証するものではありません。
パッチカタログにおけるアンチウイルス定義(パターンファイル)について (4260625)
.NET Frameworkの更新
プレビューとセキュリティのみの更新を除外し通常の更新と月例品質ロールアップが選択されるようにしています
項目 |
演算子 |
値 |
連結条件 |
名前 |
次の正規表現にマッチする |
.NET |NET Framework |
および |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
および |
分類 | 次の値ではない | 機能パック | および |
パッケージ |
次の正規表現にマッチする |
^KB|^MS|^MICR |
および |
廃止 |
は |
いいえ |
および |
名前 |
次の正規表現にマッチしない |
Security Only Update|Preview |
|
分類:機能パック には.NET Frameworkの新バージョンが含まれることがあります。展開する必要があれば"機能パック"を除外するフィルタ行を外してください。
.Net 5以上や.NET Coreもカバーするように修正(2024/Apr.)
Microsoft 365(クイック実行インストーラー用)パッチ
PSL_O365
項目 |
演算子 |
値 |
連結条件 |
名前 |
次の正規表現にマッチする |
Office 365|Microsoft 365 Apps Update |
および |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
および |
廃止 |
は |
いいえ |
および |
注意: クイック実行インストーラーのOfficeのパッチについてはSMAは更新ファイル本体を保持しません。
各デバイスがインターネットへ接続してダウンロードできる状態である必要があります。
Office 2016 (MSI)むけパッチ
PSL_MSO2016MSI
項目 |
演算子 |
値 |
連結条件 |
名前 |
次の正規表現にマッチする |
2015|2016|Filter Pack|OneDrive for Business |
および |
名前 | 次の正規表現にマッチする | Microsoft Office|Microsoft Word|Excel|Access|PowerPoint|Outlook|Publisher|OneNote|OneDrive|Project|InfoPath|Lync|Skype for Business|Definition|Visio|Filter Pack|SharePoint | および |
発行元 | 次の値を含む | Microsoft Corporation | および |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
および |
廃止 |
は |
いいえ |
および |
最新のAdobe Acrobat Reader DCのパッチ
PSL_Latest_APSBReaderDC
項目 |
演算子 |
値 |
名前 |
次の正規表現にマッチする |
Adobe Acrobat Reader DC |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
廃止 |
は |
いいえ |
Google Chrome のパッチ
PSL_Latest_GoogleChrome
項目 |
演算子 |
値 |
名前 |
次の値を含む |
Google Chrome |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
廃止 |
は |
いいえ |
- システムインストールされたものが対象です。ユーザーエリアにインストールされたものは対象になりません。
Mozilla Firefox のパッチ
- ESRを除外
PSL_Latest_MozillaFirefox
項目 |
演算子 |
値 |
名前 |
次の値を含む |
Firefox |
名前 |
次の値を含まない |
ESR |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
廃止 |
は |
いいえ |
SMA v10.x: 名前から "Mozilla" がなくなりました
Zoom Meetingsなど
PSL_Latest_Zoom
項目 |
演算子 |
値 |
パッケージ |
次の値で始まる |
ZOOM |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
廃止 |
は |
いいえ |
- .msiインストーラーファイルからシステムインストールされたものが対象です。.exeインストーラーからユーザーエリアにインストールされたものは対象になりません。
Notepad++
PSL_Latest_notepad_plusplus
項目 |
演算子 |
値 |
名前 |
次の正規表現にマッチする |
Notepad\+\+ |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
廃止 |
は |
いいえ |
WinSCP, FileZilla
PSL_Latest_FileZilla_Winscp
項目 |
演算子 |
値 |
名前 |
次の正規表現にマッチする |
FileZilla|WinSCP |
分類 |
次の値ではない |
フルソフトウェア |
廃止 |
は |
いいえ |
- Dropboxやpaint.netで検索して対象パッチを増やすこともできます。
SMA 10.0時点で従来のパッチカタログからの仕様変更に伴い「タイプ」属性が"分類"という属性に変更されました。
[9.1まで] タイプ: セキュリティ | 非セキュリティ | ソフトウェアインストーラー
[10.0以上] 分類: Hotfix,アップグレード,サービスパック,セキュリティ更新,ソフトウェアインストーラー,フルソフトウェア,ツール,ロールアップの更新,機能パック, 緊急更新,更新,定義の更新
同時に「インパクト」属性 もなくなりました(Lumensionの評価であったため)。代替として"重要度"がありますがこれは以前から存在する属性です。
[9.1まで] インパクト: 緊急, 推奨
[10.0以上] 該当なし
重要度: 緊急(Critical),重要(Important), 推奨(Recommended), 普通(Moderate), 低(Low)
パッチサブスクリプション設定においてもこの選択肢があります。
推奨基準選択のラベルを使用すると事前定義済みのテンプレートから目的別のフィルタを持つウィザード編集可能なパッチラベルを作成できます。
1. パッチスケジュールの編集画面にてアクションタブで「推奨基準からの選択」をクリックします
2. プルダウンリストから目的に近い基準を選択します。
3. 選択すると推奨基準名と説明が表示されます。保存ボタンを押すことでラベルが作成されます。(この時点でラベル管理一覧には登録済みです)
4.スケジュール編集画面に戻ります。スケジュールの保存を押すと割り当てが反映されます(それ以外の操作ではスケジュールの設定は元に戻りますが、ラベル自体は作成済みですので消えていません)
このとき作成されたラベルは 管理者コンソールの ラベル管理 | ラベル あるいは SmartLabel からSYSTEM - <推奨基準名> として確認できます。
変更はできませんが、詳細からSmart Labelウィザードで開いて構成変更後、別の名前をつけて保存することができます。
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