この章では、SharePlexの基本的なシステム要件について説明します。参照: ソースとターゲットのシステム要件とデータ型
SharePlexをインストールする前に、システムでハードウェアとソフトウェアの最小要件が満たされていることを確認してください。
TLS接続については、SharePlexはTLS1.2または1.3のみをサポートしています。
SharePlexはIPv4とIPv6のインターネットプロトコルをサポートしています。次の表は、SharePlexでIPv6が検証済みのオペレーティングシステムを示しています。
オペレーティングシステム |
ソース |
ターゲット |
SharePlexバージョン |
オンプレミス |
クラウドサービス |
---|---|---|---|---|---|
Linux RHEL 7 |
Link-Local IPV6 |
Link-Local IPV6 |
11.0以上 |
√ |
√ |
Linux RHEL 8 |
Link-Local IPV6 |
Link-Local IPV6 |
11.0以上 | √ |
√ |
Linux RHEL 9 |
Link-Local IPV6 |
Link-Local IPV6 |
11.4 | √ |
√ |
HP UA |
Link-Local IPV6 |
Link-Local IPV6 |
11.0以上 | √ | √ |
HP IA |
Link-Local IPV6 |
Link-Local IPV6 |
11.0以上 | √ | √ |
SUN Sparc |
Link-Local IPV6 |
Link-Local IPV6 |
11.0以上 | √ | √ |
SUN Solaris |
Link-Local IPV6 |
Link-Local IPV6 |
11.0以上 | √ | √ |
AIX |
Link-Local IPV6 |
Link-Local IPV6 |
11.0以上 | √ | √ |
SharePlexをインストールするシステムの構成に、まだ旧バージョンのSharePlexを使っているシステムが含まれている場合は、以下のガイドラインを参照してください。例えば、ターゲットではSharePlexをインストールまたはアップグレードするけれどもソースではまだSharePlex 9.4.x/1.xを使っている場合です。
Oracleデータベースをソースとして使用する場合に相互運用性のあるバージョン
以下のSharePlexバージョンは、Compare/Repair機能を含め、Oracleデータベースをソースとして使用する場合に相互運用可能です。
注意:
|
上位バージョンから下位バージョンへのレプリケーションをサポートするには、ソースシステムのSP_SYS_TARGET_COMPATIBILITYパラメータを下位SharePlexバージョンに設定します。Captureが実行されている場合は、再起動します。
重要: SharePlexの上位バージョンから下位バージョンへのダウングレードはサポートされていません。
注意:
|
SP_OCT_TARGET_COMPATIBILITYをリセットするには:
ソースシステム上のsp_ctrlで、以下のコマンドを実行します。
sp_ctrl>reset param SP_OCT_TARGET_COMPATIBILITY
Captureを再起動します。
sp_ctrl>start capture
以下の表は、機能のリスト、SharePlexバージョンの互換性の詳細、サポートされるソースおよびターゲットデータベースを示します。
SharePlex機能 | サポートされるソース | サポートされるデータベース | SharePlexソースバージョン | SharePlexターゲットバージョン |
---|---|---|---|---|
単方向レプリケーションで、PostgreSQLのタイムスタンプデータ型をOracleの日付データ型にレプリケートする機能 | PostgreSQL | Oracle | SharePlex 11.0以上 | SharePlex 11.1以上 |
BDRサポートにより、PostgreSQLのタイムスタンプデータ型をOracleの日付データ型にレプリケートする機能 | PostgreSQL | OracleおよびPostgreSQL | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
ユーザが提供したLSNを使用してLSNで設定をアクティベーションする | PostgreSQL* | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
SharePlex PostgreSQL - show_last_posted ユーティリティ - P2P | PostgreSQL* | PostgreSQL | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
CrunchyDataによる高可用性クラスタ環境のサポート | PostgreSQL* | PostgreSQL | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.0以上 |
PG2O-O2PG BDR - SharePlex提供のルーチン - !MostRecentRecord、!LeastRecentRecord、!UpdateUsingKeyOnly、!HostPriority、!UpdateUsingKeyOnly | OracleおよびPostgreSQL | OracleおよびPostgreSQL | SharePlex 11.0以上 | SharePlex 11.0以上 |
大文字と小文字を区別する列名 | PostgreSQL | Oracle | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
PostgreSQL Database as a Service(ソースとして) | PostgreSQL | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.0以上 |
トリガスクリプト | PostgreSQL | PostgreSQL | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
SharePlex PostgreSQL - config.sqlおよびbuild_config.sqlスクリプト | PostgreSQL | ターゲットに依存しない | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
BOOLEANデータ型の実装 | PostgreSQL | PostgreSQL、Oracle、Kafka、Snowflake | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
TIMEデータ型の実装 | PostgreSQL | PostgreSQL、Kafka、Snowflake | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
BYTEAデータ型の実装 | PostgreSQL | PostgreSQL、Kafka、Oracle | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
30文字を超える列名のサポート | PostgreSQL、Oracle | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
Kafkaパーティションキーのサポート | Oracle | Kafka | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
長いテーブル名 | Oracle | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake | SharePlex 11.0以上 | SharePlex 11.1以上 |
物理レプリケーションに関するPostgreSQL圧縮アルゴリズム** | PostgreSQL | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake | SharePlex 11.0以上 | SharePlex 11.0以上 |
論理レプリケーションに関するPostgreSQLの圧縮アルゴリズム** | PostgreSQL | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake | SharePlex 11.1以上 | SharePlex 11.1以上 |
* これらの機能はPostgreSQLの物理レプリケーションでのみ利用可能で、PostgreSQL Database as a Serviceでは利用できません。
**PostgreSQL圧縮アルゴリズムの種類:
pglzは物理レプリケーションでサポートされており、その場合はCaptureが圧縮されたフォーマットのデータを受け取り解凍します。
pglzとlz4は論理レプリケーションでサポートされていますが、解凍は出力プラグイン(pgoutput)で行われ、Captureは解凍された形式でデータを受け取ります。
この章では、さまざまなソースデータベースからデータをキャプチャし、サポートされているターゲットデータベースにレプリケートする際の要件を説明します。
次の表は、サポートされているソースデータベースとターゲットデータベースの組み合わせを示します。
ターゲットデータベース | Oracle(ソース) | PostgreSQL(ソース) | PostgreSQL Database as a Service(ソース) |
---|---|---|---|
Oracle | √ | √ | √ |
PostgreSQL | √ | √ | √ |
SQL Server | √ | √ | √ |
JMS | √ | X | X |
Azure Event Hub | √ | X | X |
Hana | √ | X | X |
MySQL | √ | X | X |
Kafka | √ | √ | √ |
File Output | √ | X | X |
Snowflake | √ | √ | √ |
PostgreSQL Database as a Service | √ | √ | √ |
この章では、Oracleデータベースからデータをキャプチャし、サポートされているターゲットデータベースにレプリケートする際の要件を説明します。
前提条件: 少なくとも最低レベルのサプリメンタルロギングが有効になっている必要があります。一部のSharePlex機能では、PK/UKサプリメンタルロギングを有効にする必要があります。
このセクションでは、Oracleデータベースからデータをキャプチャし、サポートされているターゲットデータベースにレプリケートする際の、ソースとしてのOracleデータベースの要件を説明します。
サポートされているOracleデータベースからのキャプチャとOracleターゲットデータベースへのレプリケーションでは、以下のオペレーティングシステムがサポートされています。Oracleのcaptureでサポートされるソースデータベースとターゲットデータベースのリストについては、「サポートされているソースとターゲットの組み合わせ」を参照してください。
SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム:
注意: SharePlexは以下のオペレーティングシステムをサポートしています。ただし、バージョンがオラクル認定プラットフォームと一致しているものに限ります。例えば、Oracle19cはLinux 7以降をサポートしているので、Oracle19cを搭載したシステムへのSharePlexのインストールはLinux 7以降でのみサポートされています。
AIX 7.1、7.2、7.3
CentOS Linux 7.x
HP-UX 11.31 Itanium
Oracle Linux 7.xと8.x
Oracle Solaris SPARC 11.4
Oracle Solaris x86 11.4
RHEL 7.x、8.x、9.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
Rocky Linux 8.x
リモートレプリケーションでサポートされているオペレーティングシステム:
リモートレプリケーションでは、上記のすべてのプラットフォームに加え、Windows Server 2016と2019がサポートされています。
重要! SharePlex 11.0以上のバージョンは、UnixおよびLinuxプラットフォームにのみインストールできます。
Windowsにインストール可能なSharePlexバージョンは、将来のバージョンでサポートされる予定です。Windows上で実行されるデータベースプラットフォームをお持ちのお客様は、Captureプロセスについて「Installation and Setup for Remote Capture(リモートキャプチャにおけるインストールとセットアップ)」セクションと「Run database setup for Oracle remote capture(Oracleリモートキャプチャにおけるデータベースセットアップの実行)」セクション(『Installation and Setup Guide for an Oracle Source(Oracleソース向けのインストールおよび設定ガイド)』)、およびPosterプロセスについて「Replicate to remote target system(リモート・ターゲット・システムへのレプリケーション)」セクション(『SharePlex管理ガイド』)を参照してください。これらは、特定のプラットフォーム要件に対応するリモートレプリケーションのサポートについて説明しています。 |
SharePlexは、Oracle Base Database ServiceのOracle 12cR1、12cR2、18c、19c、21c、およびOracle 23cのStandard EditionとEnterprise Editionをサポートしています。
注意:
|
Oracleクラウドインフラストラクチャ
Amazon Web Services
Microsoft Azure: Azure Virtual Machine(IaaS)
Oracle Exadata Cloud@Customer(ExaCC): Oracle Exadata Cloud@Customer上の問題は、再現を目的としてOracle Exadata Cloud Serviceに対してテストされます。
Oracle Database Cloud Service(DBCS): SharePlexは、DBCS EE-HP、DBCS EE-EP、およびExaCS/CCでのみ透過的データ暗号化(TDE)機能をサポートします。
Amazon RDS for Oracle: バージョンの互換性については、「Oracleのソースとサポートされているターゲット」を参照してください。
以下は、一般的に使用されているOracle機能のうち、SharePlexでレプリケートされず、このドキュメントに記載されていない機能のリストです。Oracle機能もSharePlexも継続的に変更・改良されるため、この除外リストを完全なものとみなすことはできません。サポート対象として本書に記載されていない機能は、SharePlexではレプリケートされないとお考えください。
オブジェクト/操作/機能 | サポートなし |
---|---|
Oracle操作 | REDOログに表示されない操作。これには、REDOログに記録されないDMLやDDLが含まれます。また、REDOログに結果を書き込まないPL/SQLパッケージも含まれます。例えば、dbms_shared_pool.keepおよび関連するパッケージです。 |
dbms_scheduler.create_job |
このオブジェクトはサポートされていません。 |
Flashback |
SharePlexはOracle Flashback Table機能をサポートしていません。SP_REPLICATE_ALL_DDLパラメーターが有効(値は1)の場合、SharePlexはフラッシュバックDDLを複製しようとすることがありますが、エラーが返されます。レプリケーション中のテーブルでFlashback Tableを実行するには、『SharePlex管理者ガイド』の以下の手順
|
オープンターゲットのデータ型のサポートに関する注意事項
dbms_lobによって生成されたLOB操作のレプリケーションは、Oracle以外のターゲットへのレプリケーションではサポートされていません。
SharePlexでは、以下の拡張データ型については、Oracleからオープンターゲットへのデータのレプリケーションがサポートされていません。
次の表は、Oracleからオープンターゲットへのレプリケーションで特定のSharePlex機能がサポートされるかどうかを示しています。
SharePlex機能 | オープンターゲットでのサポート |
---|---|
reconcileコマンド(ターゲットのインスタンス化) | すべて |
compare/compare usingおよびrepair/repair usingコマンド | サポートなし |
copy/copy usingおよびappend/append usingコマンド | サポートなし |
ハッシュ水平分割レプリケーション | すべて |
列ベースの水平分割レプリケーション | すべて |
垂直分割レプリケーション | すべて |
列のマッピング | すべて |
キーの定義 | すべて |
スクリプトを使った設定の作成 | サポートなし |
名前付きキュー | すべて |
コミット削減(Post Enhanced Performanceの機能) | すべて |
依存関係チェック(Post Enhanced Performanceの機能) | サポートなし |
トランスフォーメーション | サポートなし |
コンフリクト解決 |
PostgreSQL* |
ピアツーピアレプリケーション(双方向) | PostgreSQL* |
統合レプリケーション(多数から1つへ) | すべて |
ブロードキャストレプリケーション(1つから多数へ) | すべて |
高可用性レプリケーション(アクティブ/パッシブ双方向) | PostgreSQL* |
変更追跡ターゲット(CDC) | サポートなし |
データ暗号化 | すべて |
データ圧縮 | すべて |
SSH | すべて |
auth_hostsファイル | すべて |
監視スクリプト | すべて |
SNMP監視 | すべて |
エラー発生時のポストの続行(SP_OPX_CONT_ON_ERR) | すべて |
非同期エラー発生時の中断(SP_OPX_OUT_OF_SYNC_SUSPEND) | すべて |
キーの削減(SP_OPX_REDUCED_KEY) | すべて |
非同期状態のトランザクションの論理トランザクションロールバック | サポートなし |
HSM: sp_hsmユーティリティを使った外部ストレージへのOracleデータベース・ウォレット・キーの保存 | すべて |
この章では、OracleソースデータベースからOLTP圧縮データを取り込み、サポートされているターゲットデータベースにレプリケートする際の要件を説明します。
サポート対象Oracleデータベースからのキャプチャとサポート対象ターゲットデータベースへのレプリケーションでは、以下のオペレーティングシステムがサポートされています。
SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
OLTPでは、SharePlexは以下のオペレーティングシステムのみをサポートしています。
CentOS Linux 7.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
HP-UX 11.31 Itanium
Rocky Linux 8.x
SharePlexは、OLTP圧縮データのレプリケーションに対してOracle 12cR1、12cR2、18c、19cのStandard EditionとEnterprise Editionをサポートしています。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからOracleターゲットまたはオープンターゲットにレプリケートできます。
注意: 異なる文字セットを持つターゲットへのレプリケーションは、制限付きでサポートされています。オープン・ターゲットデータベース、XMLファイル、JMSへのポストの場合、SharePlexはUNICODEとUS7ASCIIのみをターゲット上でサポートしていますが、ターゲットシステムにインストールされたOracleクライアントで変換を実行することができます。詳細については、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「Preinstallation Checklist(インストール前チェックリスト)」を参照してください。
SharePlexはテーブルに対する以下のDML操作をサポートしています。
ダイレクトパスロード(SQL*Loader)(INSERTとFULL ROLLBACK)。
注意: DLOADの部分的ロールバックのレプリケーションはサポートされていません。
ターゲットテーブルで、ソースOracleテーブルからレプリケートされる列データ型がサポートされている必要があります。
SharePlexは、DML操作で以下のテーブルデータ型をサポートしています。
サポートされているデータ型* |
サポートの条件 |
---|---|
通常のOracleテーブル |
None |
インデックステーブル |
以下はSharePlexでサポートされません。
|
パーティション分割されたテーブル |
None |
ビュー |
None |
マテリアライズドビュー |
SharePlexは、マテリアライズドビューからマテリアライズドビューへのレプリケーションをサポートしません。SharePlexは、マテリアライズドビューの基礎となるテーブルを通常のターゲットテーブルにレプリケートできます。 |
以下のテーブルタイプはSharePlexでサポートされません。
*SharePlexはどのテーブルタイプについても以下をサポートしません。
SharePlexは、次の表で説明するように、保護されたオブジェクトや圧縮されたオブジェクトに対するDML操作をサポートしています。詳細については、この表に続く「サポートの条件」を参照してください。
保護/圧縮されたオブジェクト | 可能なレプリケート先: |
---|---|
Oracle難読化ツールキットによって暗号化されたテーブルのDML | すべてのターゲットタイプ |
透過的データ暗号化(TDE)を使用したテーブルのDML1 |
すべてのターゲットタイプ |
Oracle Label Security(OLS)のDML2 |
すべてのターゲットタイプ |
圧縮オブジェクトのDML: 基本、高度な行(OLTP)圧縮、HCC3 |
すべてのターゲットタイプ |
圧縮オブジェクトの直接ロード(DLOAD): 基本、高度な行(OLTP)圧縮、HCC3 |
すべてのターゲットタイプ |
1. サポートの条件 - TDE
SharePlexは、ソースとターゲットの両方で、テーブルスペースの暗号化と列の暗号化をサポートしています。
SharePlex copy/appendコマンドでは、TDEがサポートされていません。
TDEはRDS上のソースではサポートされていません。
SharePlexでは、AESとDES暗号化アルゴリズムのみをサポートしています。
2. サポートの条件 - OLS
デフォルトでは、SharePlexは、OLS(Oracle Label Security)で保護された行を処理することはできません。これは、DBA権限を付与されたユーザ(SharePlexなど)には、これらの行にアクセスするための十分な権限がないためです。しかし、OLSSYSユーザから特権が与えられれば、SharePlexは、OLSをサポートできます。SharePlexは、以下のOLS設定でテスト済みです。
注意: OLSポリシー・データ・ラベル列が非表示として定義されている場合、SharePlexはその列のデータをレプリケートできません。
重要: Shareplexは、アクティブなレプリケーション中のテーブルに対するOLSポリシー設定の変更をサポートしていません。設定を有効にする前に、これらの設定をユーザが適用する必要があります。
3. サポートの条件 - 圧縮
HCC圧縮の場合: SharePlexは、クエリの低圧縮をサポートしていません。サポートされている圧縮のタイプは、クエリ高、アーカイブ低、アーカイブ高です。
高度な行(OLTP)圧縮の場合: 特定の条件下では、OracleはSharePlexがOLTP圧縮オブジェクトのDML操作をレプリケートするための十分な情報をREDOログに提供しません。OLTP圧縮オブジェクトのテストを行うことを推奨します。
SharePlexはデフォルトとオプションのDDLサポートを提供します。
注意: ALTER TABLE to ADD COLUMNおよびALTER TABLE to DROP COLUMNは、すべてのOracleターゲットおよびオープンターゲットへのレプリケーションについて、基本、高度な行(OLTP)圧縮、およびHCC圧縮されたOracleオブジェクトでサポートされています。 |
SharePlexは以下をサポートしません。
SharePlexは、Oracleからオープンターゲットへのレプリケーションについて限定的なDDLサポートを提供します。関係するオブジェクトは、アクティブな設定ファイルに明示的に、あるいはワイルドカードを使ってリストされている必要があります。Oracleからクロスプラットフォームへのレプリケーションについては、オプションのDDLサポートはありません。
デフォルトのOracleからオープンターゲットへの設定は、以下のパラメータ設定で表されます。
SP_OCT_REPLICATE_DDL=3
追加情報については、この表に続く「表の注記」を参照してください。
サポートされているオブジェクト | サポートされている操作 |
---|---|
テーブルとIoT | Truncate1 |
Alter table add column2 | |
Alter table drop column |
表の注記:
|
SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからAzure Event Hubへのレプリケーションをサポートしています。
SharePlexはAzure Event Hubサービスにリモートレプリケートします。リモートレプリケーションでサポートされているソースOS:
CentOS Linux 7.x
Oracle Linux 7.xと8.x
RHEL 7.x、8.x、9.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
注意: SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
サポートされているPlatform as a Service(サービスとしてのプラットフォーム): Azure Event Hubs
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLは、OracleソースからAzure Event Hubターゲットにレプリケートできます。詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDDL操作を条件付きでサポートしています。DDLは、OracleソースからAzure Event Hubターゲットにレプリケートできます。詳細については、「OracleからオープンターゲットへのDDLのサポート」を参照してください。
SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからFile Outputへのレプリケーションをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム:
AIX 7.1、7.2、7.3
CentOS Linux 7.x
HP-UX 11.31 Itanium
Oracle Linux 7.xと8.x
Oracle Solaris SPARC 11.4
Oracle Solaris x86 11.4
RHEL 7.x、8.x、9.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
Rocky Linux 8.x
注意: SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
このマッピングは、XMLとしてメッセージを受信するすべてのターゲットに適用されます。
Oracle | XML |
---|---|
BINARY_DOUBLE | decimal |
BINARY_FLOAT | decimal |
BLOB | base64Binary |
CHAR | string |
CLOB | string |
DATE | dateTime |
INTERVAL DAY TO SECOND | dayTimeDuration |
INTERVAL YEAR TO MONTH | yearMonthDuration |
LONG | string |
NCHAR | string |
NCLOB | string |
Number | decimal |
NVARCHAR2 | string |
RAW | base64Binary |
ROWID | string |
TIMESTAMP | dateTime |
TIMESTAMP WITH LOCAL TIME ZONE | dateTimeStamp |
TIMESTAMP WITH TIME ZONE | dateTimeStamp |
VARCHAR2 | string |
VARRAY | Postでは、ソースのVARRAYデータ型が適切なXMLデータ型にマッピングされます。VARRAY内の特定のデータ型のみがサポートされます。サポートの条件を参照してください。 |
XML出力にレプリケートする場合、VARRAYの以下のデータ型のみがSharePlexでサポートされます。
上記のサポートされるデータ型の追加サポート条件については、「サポートの条件」を参照してください。
このマッピングは、JSONとしてメッセージを受信するすべてのターゲットに適用されます。
Oracle | JSON |
---|---|
BINARY_DOUBLE | Number |
BINARY_FLOAT | Number |
BLOB | String containing base64 encoded data |
CHAR | String |
CLOB | String |
DATE | String containing date |
INTERVAL DAY TO SECOND | String containing interval |
INTERVAL YEAR TO MONTH | String containing interval |
LONG | String |
NCHAR | String |
NCLOB | String |
Number | Number |
NVARCHAR2 | String |
RAW | String containing hex encoded data |
ROWID | String |
TIMESTAMP | String containing timestamp |
TIMESTAMP WITH LOCAL TIME ZONE | String containing timestamp |
TIMESTAMP WITH TIME ZONE | String containing timestamp |
VARCHAR2 | String |
サポートの条件: 上記のサポートされるデータ型のサポート条件については、「サポートの条件」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからFile Outputターゲットにレプリケートできます。詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDDL操作を条件付きでサポートしています。DDLはOracleソースからFile Outputターゲットにレプリケートできます。詳細については、「OracleからオープンターゲットへのDDLのサポート」を参照してください。
SharePlex for Hanaは2022年2月1日より限定サポートとなります。SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからHANAへのレプリケーションをサポートしています。
SAP HANA 1.0 SPS 11
SharePlexでは、OracleからHanaへのレプリケーションで以下のデータ型をサポートしています。
Oracle | Hana |
---|---|
BINARY_DOUBLE | DOUBLE |
BINARY_FLOAT | DOUBLE |
BLOB | BLOB |
CHAR (n) | CHAR (n) |
CLOB | CLOB |
DATE | TIMESTAMP |
LONG | CLOB |
LONGRAW | BLOB |
NCHAR (n) | NCHAR (n) |
NCLOB | NCLOB |
Number | DECIMAL |
NUMBER (p,0:) | DECIMAL (p,s) |
NUMBER (p,s) | DECIMAL |
NVARCHAR2 (n) | NVARCHAR (n) |
RAW (n) | VARBINARY (n) |
TIMESTAMP (p) | TIMESTAMP |
VARCHAR2 (n) | VARCHAR (n) |
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからHanaターゲットにレプリケートできます。詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDDL操作を条件付きでサポートしています。DDLはOracleソースからHanaターゲットにレプリケートできます。詳細については、「OracleからオープンターゲットへのDDLのサポート」を参照してください。
SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからJMSメッセージキューへのレプリケーションをサポートしています。
SharePlexのネイティブインストールは、以下のオペレーティングシステムでサポートされています。
AIX 7.1および7.2
CentOS Linux 7.x
HP-UX 11.31 Itanium
Oracle Linux 7.xと8.x
Oracle Solaris SPARC 11.4
Oracle Solaris x86 11.4
RHEL 7.x、8.x、9.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
Rocky Linux 8.x
注意: SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからJMSメッセージ・キュー・ターゲットにレプリケートできます。詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDDL操作を条件付きでサポートしています。DDLはOracleソースからJMSメッセージ・キュー・ターゲットにレプリケートできます。詳細については、「OracleからオープンターゲットへのDDLのサポート」を参照してください。
SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからKafkaへのレプリケーションをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム:
CentOS Linux 7.x
Oracle Linux 7.xと8.x
RHEL 7.x、8.x、9.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
Rocky Linux 8.x
リモートレプリケーションでサポートされているソースOS:
CentOS Linux 7.x
Oracle Linux 7.xと8.x
RHEL 7.x、8.x、9.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
Rocky Linux 8.x
注意: SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
Apache Kafka 0.8.x、0.9.x、0.10.x、0.11.x、1.0.x、1.1.x、2.0.x、2.1.0、2.3.1、2.5.0、3.0、3.3、3.6.1
テストおよび再現済みのターゲット:
Apache Kafka
Confluent Kafka
注意: 独自のKafkaディストリビューションを提供したり、Kafkaに準拠したインターフェイスを提供したりしている別のベンダーを使いたい場合は、ご自由にお使いください。サポートの観点から、当社のサポートチームと開発チームは、SharePlexが受信したKafkaブローカーのエラーを共有します。また、データをキャプチャできるようSharePlex自体が正しく動作していること、SharePlexのターゲット設定フォーマットが正しいこと、SharePlexのPosterがサポート対象のKafkaバージョンに従ってポストしている、またはポストしようとしていることを確認します。Kafkaのサポートに関するSharePlexの問題があり、それらがApache Kafkaで再現できるか、間違いなくSharePlexに関連することが実証されている場合、私たちのチームは標準的なKafkaの問題として対処します。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからKafkaターゲットにレプリケートできます。詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDDL操作を条件付きでサポートしています。DDLはOracleソースからKafkaターゲットにレプリケートできます。詳細については、「OracleからオープンターゲットへのDDLのサポート」を参照してください。
SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからMySQLへのレプリケーションをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム:
RHEL 7.xおよび8.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているソースOS:
RHEL 7.xおよび8.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているターゲットOS:
AIX 7.1、7.2、7.3
CentOS Linux 7.x
HP-UX 11.31 Itanium
Oracle Linux 7.xと8.x
Oracle Solaris SPARC 11.4
Oracle Solaris x86 11.4
RHEL 7.x、8.x、9
Rocky Linux 8.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
Windows Server 2016および2019
注意: SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
MySQL 5.5、5.6、5.7、8.0.26
ODBCドライバの要件:
ODBC 8.0.26 for Linux
ODBC 5.3.14
Amazon Web Services
Microsoft Azure
SharePlexは、OracleからMySQLへのレプリケーションで以下のデータ型をサポートしています。
Oracle | MySQL |
---|---|
BINARY_DOUBLE 1 | DOUBLE |
BINARY_FLOAT | DOUBLE |
BLOB | LONGBLOB |
CHAR (n) | CHAR (n) |
CLOB | LONGTEXT |
DATE | DATETIME (0) |
LONG | LONGTEXT |
LONGRAW | LONGBLOB |
Number | DOUBLE |
NUMBER (p,0:) | NUMERIC (p,s) |
NUMBER (p,s) | DOUBLE |
RAW (n) | VARBINARY (n) |
TIMESTAMP (7:9) 2 | DATETIME (6) |
TIMESTAMP (p) 2 | DATETIME (p) |
VARCHAR2 (n) | VARCHAR (n) |
上記のサポートされるデータ型の追加サポート条件については、「サポートの条件」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからMySQLターゲットにレプリケートできます。詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDDL操作を条件付きでサポートしています。DDLはOracleソースからMySQLターゲットにレプリケートできます。詳細については、「OracleからオープンターゲットへのDDLのサポート」を参照してください。
SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからOracleへのレプリケーションをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム:
AIX 7.1、7.2、7.3
CentOS Linux 7.x
HP-UX 11.31 Itanium
Oracle Linux 7.xと8.x
Oracle Solaris SPARC 11.4
Oracle Solaris x86 11.4
RHEL 7.x、8.x、9.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
Rocky Linux 8.x
リモートレプリケーションでサポートされているソースOS:
AIX 7.1、7.2、7.3
CentOS Linux 7.x
HP-UX 11.31 Itanium
Oracle Linux 7.xと8.x
Oracle Solaris SPARC 11.4
Oracle Solaris x86 11.4
RHEL 7.x、8.x、9.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
Rocky Linux 8.x
リモートレプリケーションでサポートされているターゲットOS:
リモートレプリケーションでは、上記のすべてのプラットフォームに加え、Windows Server 2016と2019がサポートされています。
注意: SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
SharePlexは、Oracle Base Database ServiceのOracle 12cR1、12cR2、18c、19c、21c、およびOracle 23cのStandard EditionとEnterprise Editionをサポートしています。
注意:
|
Oracleクラウドインフラストラクチャ
Amazon Web Services
Microsoft Azure
Azure Virtual Machine(IaaS)
Oracle Exadata Cloud@Customer(ExaCC): Oracle Exadata Cloud@Customer上の問題は、再現を目的としてOracle Exadata Cloud Serviceに対してテストされます。
Oracle Database Cloud Service(DBCS): SharePlexは、DBCS EE-HP、DBCS EE-EP、およびExaCS/CCでのみ透過的データ暗号化(TDE)機能をサポートします。
Amazon RDS for Oracle: バージョンの互換性については、「Oracleのソースとサポートされているターゲット」を参照してください。
SharePlexは、Oracleターゲットへのレプリケーションで以下のOracleデータ型をサポートしています。詳細は「サポートの条件」をご参照ください。
注意: SharePlexは、INVISIBLEとして定義された列をサポートしています。
1. ANYDATA
ANYDATAのレプリケーションは、UDTが含まれている場合、またはストレージが圧縮付きのSecureFile LOBとして定義されている場合を除き、サポートされています。圧縮なしのSecureFile LOBはサポートされています。SharePlexでは、ANYDATAのうち以下のデータ型のみがサポートされています。
2. LONGおよびLOB(BLOB、CLOB)
SharePlexは、以下のようにSecureFiles LOBをサポートしています。
3. NCLOB
ソースとターゲットの文字セットが異なる場合、Compare/RepairはNCLOBをサポートしません。
4. XMLTYPE
SharePlexは、CLOBおよびBINARYとして保存されているXMLTYPEのレプリケーションをサポートします。SharePlexでは、OBJECT RELATIONALまたはTRANSPORTABLE BINARYとして格納されたXMLTYPEのレプリケーションはサポートしません。加えて、以下が適用されます。
Oracle 23Cでは、XMLTYPE列ストレージタイプにSharePlexでサポートされているCLOBまたはBINARY XMLを指定してテーブルを作成または変更する必要があります。
5. ユーザ定義型
SharePlexは、SharePlexコンフリクト解決機能が実行される設定では、抽象データ型とVARRAYをサポートしていません。
注意: SharePlexは、基本データ型のUDTフィールドを持つテーブルのみをレプリケートします。複数のサブタイプが含まれる列の場合、レプリケーションは基本タイプのフィールドにのみ適用されます。
6. 全般
ターゲットデータ型の精度またはサイズが、レプリケートされるデータに対して十分に大きくない場合、適用時にデータベースによってデータが切り捨てられたり丸められたりすることがあります。
7. 拡張データ型
8. Copy/Appendコマンド
Oracle Database 23cでは、暗号化されたテーブルスペースではCopy/Appendコマンドはサポートされません。
SharePlexはデフォルトとオプションのDDLサポートを提供します。
注意: ALTER TABLE to ADD COLUMNおよびALTER TABLE to DROP COLUMNは、基本、高度な行(OLTP)圧縮、およびHCC圧縮OracleオブジェクトですべてのOracleおよびオープンターゲットへのレプリケーションに対してサポートされています。 |
SharePlexは以下をサポートしません。
SharePlexは、名前が設定ファイルに明示的に、またはワイルドカードによってリストされているオブジェクトに対して、デフォルトおよびオプションのDDLレプリケーションを提供します。詳細については、この表に続く「サポートの条件」を参照してください。
制御パラメータの詳細については、『SharePlexリファレンスガイド』を参照してください。
サポートされているオブジェクト | サポートされているDDL操作 |
デフォルトで有効か? |
制御パラメータ |
---|---|---|---|
テーブルとIoT (設定のアクティベーション時にソースに存在する場合)。 |
TRUNCATE Alter to add、drop、modify columns Alter to add、modify、drop、split、coalesce、move、truncate、exchange partitionまたはsubpartition1 Drop Table |
はい |
SP_OCT_REPLICATE_DDL=3 |
テーブルとIOT |
Create Create as Select2 |
はい |
SP_OCT_AUTOADD_ENABLE=1 |
テーブル | Alter Table Rename | はい | SP_OCT_DDL_UPDATE_CONFIG=1 |
索引 |
Create Alter Drop |
はい |
SP_OCT_AUTOADD_ENABLE=1 |
マテリアライズドビュー3 |
Create Drop |
× |
SP_OCT_AUTOADD_ENABLE=1および SP_OCT_AUTOADD_MVIEW=1および SP_SYS_TARGET_COMPATIBILITY=8.6.2以上 |
シーケンス4 |
Create、Drop |
× |
SP_OCT_AUTOADD_ENABLE=1および SP_OCT_AUTOADD_SEQ=1および SP_SYS_TARGET_COMPATIBILITY=8.6.3以上 |
トリガ |
Create、Drop |
× |
SP_OCT_REPLICATE_TRIGGER=1 |
シノニム |
Create、Drop |
× |
SP_OCT_REPLICATE_SYNONYM=1 |
Grant5 | Create、Drop |
× |
SP_OCT_REPLICATE_GRANT=1 |
CREATE MATERIALIZED VIEWについては、以下が適用されます。
シーケンスをレプリケートするには、データベースレベルでプライマリキーとユニークキーのサプリメンタルロギングを有効にするか、sys.seq$テーブルでプライマリキーのサプリメンタルロギングを有効にする必要があります。
Amazon RDSは、DBAユーザがGRANTコマンドを発行することを制限しています。SharePlexはDBAユーザとして実行されるため、SharePlexはRDSデータベースとの間でGRANTをレプリケートできません。
SharePlexは、設定ファイルにリストされていないOracleオブジェクトに対して拡張DDLサポートを提供します。SharePlexはこれらのオブジェクトのDDLステートメントをレプリケートしますが、DMLレプリケーションによるオブジェクトの同期の維持は行いません。拡張DDLレプリケーションはオプションで、以下のパラメータ設定で有効になります。
SP_OCT_REPLICATE_ALL_DDL=1
注: 拡張DDLのレプリケーションは、テーブルやシーケンスだけでなく、プロシージャ、関数、ユーザ、ビューなど、レプリケーションには含まれないその他のオブジェクトも幅広くサポートしています。これらのオブジェクトの中には、レプリケーション対象の基礎となるオブジェクトが含まれることもあります。このように設定すると、レプリケーションの基礎となるオブジェクトだけでなく、レプリケーションに含まれないオブジェクトにも拡張DDLレプリケーションが適用されます。
追加情報については、この表に続く「表の注記」を参照してください。
サポートされているオブジェクト | サポートされている操作 |
---|---|
テーブルとIoT | Create table |
Create table as select | |
Alter table add column | |
Alter table drop column | |
Drop table | |
TRUNCATE | |
Comment on table | |
Comment on columns | |
Associate Statistics | |
Disassociate Statistics | |
クラスタ | Create cluster |
Crop cluster | |
シーケンス | Create |
Drop | |
Alter | |
パーティション/サブパーティション |
Add |
Split | |
Merge | |
Drop | |
Modify | |
Coalesce | |
Exchange | |
Move | |
Truncate | |
Rename | |
Set | |
索引 | Create |
Alter | |
Drop | |
ビュー | Create |
Alter | |
Drop | |
Comment on view | |
シノニム | Create |
Drop | |
ディレクトリ1 | Create |
Drop | |
ユーザ定義型 | Create type |
Alter type | |
Drop type | |
Create type body | |
Drop type body | |
ストアドプロシージャ | Create |
Alter | |
Drop | |
ストアドファンクション | Create |
Alter | |
Drop | |
パッケージ | Create package |
Create package body | |
Alter package | |
Alter package body | |
Drop package | |
Drop package body | |
ユーザ | Create user |
Alter user | |
Drop user | |
Grant1 | |
Revoke | |
ロール | Create role |
Alter role | |
Drop role | |
Grant1 | |
Revoke |
表の注記:
Amazon RDSは、DBAユーザがAmazon RDSデータベースインスタンス上で特定のコマンドを発行することを制限しています。SharePlexはDBAユーザとして実行されるため、SharePlexはRDSデータベースとの間で以下のコマンドをレプリケートできません。
|
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからOracleターゲットにレプリケートできます。詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからPostgreSQLへのレプリケーションをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム:
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているソースOS:
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているターゲットOS:
リモートレプリケーションでは、上記のすべてのプラットフォームに加え、Windows Server 2016と2019がサポートされています。
注意: SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
PostgreSQL 9.4、9.5、9.6、10、13.4、13.6、14.1、15.x、16、Enterprise Database(EDB)15.xおよび16
Community Edition用ODBCドライバ: postgresql13-odbc-13.02.0000、postgresql14-odbc-13.02.0000、postgresql15-odbc-16.00.0000、postgresql16-odbc-16.00.0000
Enterprise Edition(EDB)用ODBCドライバ: edb-odbc-13.02.0000、edb-odbc-16.00.0000.01
Oracleクラウドインフラストラクチャ
Oracle Compute(IaaS)Virtual Machineとベアメタル
Amazon Web Services
Microsoft Azure
Google Cloud Platform
Google Cloud SQL for PostgreSQL
SharePlexは、OracleからPostgreSQLへのレプリケーションで以下のデータ型をサポートしています。
Oracle | PostgreSQL* |
---|---|
BINARY_DOUBLE | DOUBLE PRECISION |
BINARY_FLOAT | REAL |
CHAR (n) | CHAR (n) |
CHAR (n CHAR) | CHAR (n) |
CLOB | TEXT |
DATE | DATE |
DATE | TIMESTAMP (0) |
LONG | TEXT |
NCHAR (n) | CHAR (n) |
NCLOB | TEXT |
Number | NUMERIC |
NUMBER (p,0:) | NUMERIC (p,s) |
NUMBER (p,s) | NUMERIC |
NVARCHAR2 (n) | VARCHAR (n) |
TIMESTAMP (7:9) | TIMESTAMP (6) |
TIMESTAMP (p) | TIMESTAMP (p) |
TIMESTAMP (7:9) WITH TIME ZONE | TIMESTAMP (6) WITH TIME ZONE |
TIMESTAMP (p) WITH TIME ZONE | TIMESTAMP (p) WITH TIME ZONE |
TIMESTAMP (7:9) WITH LOCAL TIME ZONE | TIMESTAMP (6) |
TIMESTAMP (p) WITH LOCAL TIME ZONE | TIMESTAMP (p) |
VARCHAR2 (n) | VARCHAR (n) |
VARCHAR2 (n CHAR) | VARCHAR (n) |
BLOB | BYTEA |
サポートの条件: 上記のサポートされるデータ型のサポート条件については、「サポートの条件」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからPostgreSQLターゲットにレプリケートできます。詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDDL操作を条件付きでサポートしています。DDLはOracleソースからPostgreSQLターゲットにレプリケートできます。詳細については、「OracleからオープンターゲットへのDDLのサポート」を参照してください。
SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからSnowflakeへのレプリケーションをサポートしています。
SharePlexはリモートからSnowflakeにレプリケートします。リモートレプリケーションでサポートされているソースOS
RHEL 7.x、8.x、9.x
Oracle Linux 7.xと8.x
注意: SharePlex Snowflakeは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
Snowflake 6.31 Enterprise、Community Edition、Snowflake 8.1
ODBCドライバ要件: Snowflake 3.1.4以上
Microsoft Azure
SharePlexは、OracleからSnowflakeへのレプリケーションで以下のデータ型をサポートしています。
Oracle | Snowflake |
---|---|
CLOB | TEXT |
Number | INT、INTEGER、NUMBER |
CHAR(n) | VARCHAR(n) |
CLOB | VARCHAR(n) |
NCHAR | CHAR(n) |
VARCHAR2(n) | VARCHAR(n) |
CLOB | VARCHAR(n) |
NCLOB | TEXT |
CLOB | VARCHAR(n) |
LONG | TEXT |
BLOB | BINARY、VARBINARY |
RAW(n) | VARBINARY |
LONGRAW | VARBINARY |
BINARY_FLOAT | REAL |
Number | SMALLINT |
Number | BIGINT |
Number | NUMERIC、DECIMAL |
DATE | DATE |
BINARY_DOUBLE | DOUBLE PRECISION |
TIMESTAMP | TIMESTAMP |
TIMESTAMP_TZ | TIMESTAMP_TZ |
注意: OracleバイナリからSnowflakeバイナリデータ型へのレプリケーションでは、バイナリ型に対するSnowflake DBのデフォルトの「HEX」形式が維持されます。ソースOracleDBのバイナリデータは「HEX」形式でのみ保存されるため、他の形式でのデータの整合性は保証されません。
Char(n) データ型 - Oracle では、Char(n)は固定サイズのデータ型です。長さが「n」未満のcharデータを「char(n)」列に挿入すると、「n」個のメモリポジションを完全に満たすように残りのスロット(n-長さ)がスペースでパディングされます。Snowflakeには同等の固定長文字データ型がなく、charデータはその長さまでしか保存できないため、Snowflakeではcharの保存にVARCHAR(n)を使用しています。ライブレプリケーションでは、char列のデータが正しくコピーされることが保証されます。しかし、OracleのChar(n)列に相当するデータを手動でSnowflakeに挿入する場合、ソースとターゲットの両方のDBでデータが同期されるように、パディングを行って「n」の長さを完全に満たす必要もあります。
Binaryデータ型とTextデータ型 - SnowflakeのBinaryデータ型とTextデータ型には8 MBのサイズ制限があるため、Oracleの高度なデータ型のレプリケーションは、同等のデータ型の最大8 MBのサイズ制限に合わせて制限されます。以下の表を参照してください。
Oracleデータ型 | 最大サイズ | Snowflakeデータ型 | 最大サイズ |
---|---|---|---|
LONG | 2 GB | TEXT | 8 MBのユニコード文字 |
CLOB | 4 GB | TEXT | 8 MBのユニコード文字 |
LONGRAW | 2 GB | BINARYまたはVARBINARY | 8 MB |
BLOB | 4 GB | BINARYまたはVARBINARY | 8 MB |
上記のサポートされるデータ型の追加サポート条件については、「サポートの条件」を参照してください。
SharePlexは、テーブルに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからSnowflakeターゲットにレプリケートできます。
SharePlexは、OracleソースからSnowflakeターゲットにデータをレプリケートする際に、テーブルに対する以下のDML操作をサポートしています。
単一操作と一括操作 - キーあり/なしで挿入
単一操作と一括操作 - キーあり/なしで更新
単一操作と一括操作 - キーあり/なしで削除
制限事項:
OracleからSnowflakeへデータをレプリケートする際、以下のDML操作に関する制限が確認されています。
|
詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、OracleソースからSnowflakeターゲットにデータをレプリケートする際にDDL操作とオブジェクトをサポートしていません。
SharePlexは、以下の詳細に従って、OracleからSQL Serverへのレプリケーションをサポートしています。
SQL Serverデータベースでは、以下のオペレーティングシステムがサポートされています。SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビットバージョンのみをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム:
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているソースOS:
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているターゲットOS:
リモートレプリケーションでは、上記のすべてのプラットフォームに加え、Windows Server 2016と2019がサポートされています。
SQL Server 2012、2014、2016、2017、2019、2022
注意: Windowsサーバ上でホストされているSQL Server 2012、2014、2016データベースは、Windows Server 2016以降と互換性があります。
ODBCドライバの要件: ODBC 17.10.1.1-1および18.3.2.1-1
Amazon Web Services
Amazon EC2(IaaS)Virtual Machine
Microsoft Azure
SharePlexは、OracleからSQL Serverへのレプリケーションで以下のデータ型をサポートしています。
Oracle | SQL Server |
---|---|
ANYDATA | VARIENT |
BINARY_DOUBLE | FLOAT (53) |
BINARY_FLOAT | FLOAT (24) |
BLOB | VARBINARY (MAX) |
CHAR (n) | CHAR (n) |
CHAR (n CHAR) | CHAR (n) |
CLOB | VARCHAR (MAX) |
DATE | DATETIME2 (7) |
LONG | VARCHAR (MAX) |
LONGRAW | VARBINARY (MAX) |
NCHAR (n) | NCHAR (n) |
NCLOB | NVARCHAR (MAX) |
Number | FLOAT (53) |
NUMBER (p,0:) | NUMERIC (p,s) |
NUMBER (p,0:)* | DECIMAL |
NUMBER (p,s) | FLOAT (53) |
NVARCHAR2 (n) | NVARCHAR (n) |
RAW (n) | VARBINARY (n) |
TIMESTAMP (8:9) | DATETIME2 (7) |
TIMESTAMP (p) | DATETIME2 (p) |
TIMESTAMP (8:9) WITH TIME ZONE | DATETIMEOFFSET (7) |
TIMESTAMP (p) WITH TIME ZONE | DATETIMEOFFSET (p) |
VARCHAR2 (n) | VARCHAR (n) |
VARCHAR2 (n CHAR) | VARCHAR (n) |
サポートの条件
NUMBER (P, 0) - DECIMAL: OracleソースでNumberデータ型の新しい列を追加すると、新しい列は Numericデータ型でSQL Serverターゲットにレプリケートされます。
上記のサポートされるデータ型の追加サポート条件については、「サポートの条件」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはOracleソースからSQL Serverターゲットにレプリケートできます。詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
SharePlexは、テーブルとシーケンスに対するDDL操作を条件付きでサポートしています。DDLはOracleソースからSQL Serverターゲットにレプリケートできます。詳細については、「OracleからオープンターゲットへのDDLのサポート」を参照してください。
この章では、PostgreSQLデータベースからデータをキャプチャし、サポートされているターゲットデータベースにレプリケートする際の要件を説明します。
このセクションでは、PostgreSQLデータベースからキャプチャし、サポートされているターゲットデータベースにレプリケートする際の、ソースとしてのPostgreSQLデータベースの要件について説明します。
サポートされているPostgreSQLデータベースからのキャプチャと、サポートされているターゲットデータベースへのレプリケーションでは、以下のオペレーティングシステムがサポートされています。PostgreSQLのcaptureでサポートされているソースとターゲットデータベースのリストについては、「サポートされているソースとターゲットの組み合わせ」を参照してください。
SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
PostgreSQL 13.x、14.x、15.x、16、Enterprise Database(EDB)15.xおよび16
Community Edition用ODBCドライバ: postgresql13-odbc-13.02.0000、postgresql14-odbc-13.02.0000、postgresql15-odbc-16.00.0000、postgresql16-odbc-16.00.0000
Enterprise Edition(EDB)用ODBCドライバ: edb-odbc-13.02.0000およびedb-odbc-16.00.0000.01
Amazon Web Services:
Amazon EC2(IaaS)Virtual Machine
Microsoft Azure:
Azure Virtual Machine(IaaS)
Google Cloud Platform:
Google Cloud SQL for PostgreSQL
以下の表は、PostgreSQLからOracleおよびオープンターゲットへのレプリケーションで、特定のSharePlex機能がサポートされるかどうかを示しています。
SharePlex機能 | サポート対象 |
---|---|
reconcileコマンド(ターゲットのインスタンス化) | Oracle、PostgreSQL |
compare/compare usingおよびrepair/repair usingコマンド | サポートなし |
copy/copy usingおよびappend/append usingコマンド | サポートなし |
ハッシュ水平分割レプリケーション | PostgreSQL* |
列ベースの水平分割レプリケーション | PostgreSQL* |
垂直分割レプリケーション | PostgreSQL、Oracle |
列のマッピング | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake |
キーの定義 | PostgreSQL、Oracle |
スクリプトを使った設定の作成 | サポートなし |
名前付きキュー | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake |
コミット削減(Post Enhanced Performanceの機能) | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake |
依存関係チェック(Post Enhanced Performanceの機能) | サポートなし |
トランスフォーメーション | サポートなし |
コンフリクト解決 |
PostgreSQL、Oracle |
ピアツーピアレプリケーション(双方向) | PostgreSQL、Oracle |
統合レプリケーション(多数から1つへ) | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake |
ブロードキャストレプリケーション(1つから多数へ) | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake |
高可用性レプリケーション(アクティブ/パッシブ双方向) | サポートなし |
変更追跡ターゲット(CDC) | サポートなし |
データ暗号化 | サポートなし |
データ圧縮 | サポートなし |
SSH | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake |
auth_hostsファイル | サポートなし |
監視スクリプト | サポートなし |
SNMP監視 | サポートなし |
エラー発生時のポストの続行(SP_OPX_CONT_ON_ERR) | PostgreSQL、SQL Server、Kafka、Snowflake |
非同期エラー発生時の中断(SP_OPX_OUT_OF_SYNC_SUSPEND) | PostgreSQL、SQL Server、Kafka、Snowflake |
キーの削減(SP_OPX_REDUCED_KEY) | PostgreSQL、SQL Server、Kafka、Snowflake |
非同期状態のトランザクションの論理トランザクションロールバック | サポートなし |
キーのないテーブル* | PostgreSQL、Oracle、SQL Server、Kafka、Snowflake |
*制限事項: SharePlexレプリケーションで、重複データを含む非キー列を含むテーブルを使用する場合、レプリケーションまたはcompare・repair処理でデータの不整合が発生する可能性があります。
以下の表は、オンプレミス環境とPostgreSQL Database as a Service環境の物理スロットと論理スロットでサポートされるメトリックスとサポートされないメトリックスの情報を示しています。
注意: SharePlexは、pgoutputプラグインによる論理レプリケーションのみをサポートしています。
SharePlex機能 | PostgreSQLオンプレミス/クラウドVM/EDB(エンタープライズデータベース) | PGDB as a Service AWS- RDSおよびAurora、Azureフレキシブルサーバー | |
---|---|---|---|
物理レプリケーション | 論理レプリケーション(pgoutputプラグイン) | 論理レプリケーション(pgoutputプラグイン) | |
LSNでのアクティベーション | サポートあり | サポートなし | サポートなし |
フェールオーバー型HAクラスタレプリケーション | オンプレミスのPostgreSQLデータベースCrunchyDataに適用* | サポートなし | pg_failover_slots拡張を使用するAzureフレキシブルサーバのみに適用。AWS-RDS および Aurora ではサポートされていません。 |
水平および垂直パーティション | サポートあり | サポートあり | サポートあり |
ユーティリティとコマンド | サポートあり | サポートあり | サポートあり |
データベースレベルのテーブルパーティショニング | サポートあり | サポートあり | サポートあり |
双方向レプリケーション | サポートあり | サポートあり | サポートあり |
DDLのサポート | サポートなし | サポートなし | サポートなし |
CompareとRepair | サポートなし | サポートなし | サポートなし |
レプリケーションパフォーマンス | ラグなし | 最小限のラグ | 最小限のラグ |
PostgreSQL Copyコマンドを使用した挿入 | サポートなし | サポートなし | サポートなし |
* フェールオーバー型HAクラスタレプリケーション機能は PostgreSQL Enterprise Database (EDB) ではサポートされません。
SharePlexは、以下の詳細に従って、PostgreSQLからKafkaへのレプリケーションをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム:
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているソースOS:
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
注意: SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
Apache Kafka 0.8.x、0.9.x、0.10.x、0.11.x、1.0.x、1.1.x、2.0.x、2.1.0、2.3.1、2.5.0、3.0、3.3、3.6.1
テストおよび再現済みのターゲット:
Apache Kafka
Confluent Kafka
注意: 独自のKafkaディストリビューションを提供したり、Kafkaに準拠したインターフェイスを提供したりしている別のベンダーを使いたい場合は、ご自由にお使いください。サポートの観点から、当社のサポートチームと開発チームは、SharePlexが受信したKafkaブローカーのエラーを共有します。また、データをキャプチャできるようSharePlex自体が正しく動作していること、SharePlexのターゲット設定フォーマットが正しいこと、SharePlexのPosterがサポート対象のKafkaバージョンに従ってポストしている、またはポストしようとしていることを確認します。Kafkaのサポートに関するSharePlexの問題があり、それらがApache Kafkaで再現できるか、間違いなくSharePlexに関連することが実証されている場合、私たちのチームは標準的なKafkaの問題として対処します。
SharePlexはテーブルに対するDML操作をサポートします。DMLをPostgreSQLソースからkafkaターゲットにレプリケートできます。
SharePlexはテーブルに対する以下のDML操作をサポートしています。
現在、SharePlexはPostgreSQLソースからKafkaターゲットにデータをレプリケートする際にDDL操作をサポートしていません。データレプリケーションのオブジェクトとしてはテーブルのみサポートしています。
SharePlexは、以下の詳細に従って、PostgreSQLからOracleへのレプリケーションをサポートしています。
PostgreSQL DatabaseからOracleデータベースへのレプリケーションでは、以下のオペレーティングシステムがサポートされています。SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
SharePlexのネイティブインストールは、以下のプラットフォームでサポートされています:
AIX 7.1、7.2、7.3
Oracle Linux 7.xと8.x
RHEL 7.x、8.x、9.x
CentOS Linux 7.x
Oracle Solaris SPARC 11
SuSE SLES 12.xおよび15.x
HP-UX 11.31 Itanium
Rocky Linux 8.x
リモートレプリケーションでサポートされているソースOS:
AIX 7.1、7.2、7.3
Oracle Linux 7.xと8.x
RHEL 7.x、8.x、9.x
CentOS Linux 7.x
Oracle Solaris SPARC 11
Rocky Linux 8.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
HP-UX 11.31 Itanium
リモートレプリケーションでサポートされているターゲットOS:
リモートレプリケーションでは、上記のすべてのプラットフォームに加え、Windows Server 2016と2019がサポートされています。
Oracle 19c
Oracleクラウドインフラストラクチャ
Amazon Web Services
Microsoft Azure
Azure Virtual Machine(IaaS)
Google Cloud Platform
Google Cloud SQL for PostgreSQL
UTF 8
SharePlexは、PostgreSQLからOracleへのレプリケーションで以下のデータ型をサポートしています。
PostgreSQL* | Oracle |
---|---|
INT | NUMBER / INT |
REAL | BINARY_FLOAT / NUMBER |
SMALLINT | Number |
BIGINT | Number |
NUMERIC | Number |
DOUBLE PRECISION | BINARY_DOUBLE / NUMBER |
CHAR(1:2000) | CHAR(n) |
CHAR(2001:) | CLOB |
CHAR(1:1000) | NCHAR(n) |
VARCHAR(1:4000) | VARCHAR2(n) |
VARCHAR(4001:) | CLOB |
varchar | CLOB |
VARCHAR(1:2000) | NVARCHAR2(n) |
TEXT | CLOB / NCLOB |
DATE | DATE |
TIMESTAMP(0) | DATE |
TIMESTAMP(0) | TIMESTAMP(0) |
TIMESTAMP | TIMESTAMP / TIMESTAMP [(fractional_seconds_precision)] WITH LOCAL TIME ZONE |
TIMESTAMP WITH TIME ZONE | TIMESTAMP WITH TIME ZONE |
BOOLEAN | CHAR (1)* |
BYTEA | BLOB |
*注意: PostgreSQLの物理レプリケーションまたは論理レプリケーションの場合、ブール値はOracleターゲットのCHAR(1)列に1/0としてレプリケートされます。
SharePlexは、コンフリクト解決が設定されている場合、PostgreSQLからOracleへのレプリケーションで以下のPostgreSQLデータ型をサポートします。
varchar
SMALLINT
INT
BIGINT
NUMERIC
DATE
CHAR
TIMESTAMP(0)
TIMESTAMP
TIMESTAMP WITH THE TIME ZONE
TIME
TIME WITH TIME ZONE
BOOLEAN
SharePlexはテーブルに対するDML操作をサポートします。DMLをPostgreSQLソースからOracleターゲットにレプリケートできます。
SharePlexはテーブルに対する以下のDML操作をサポートしています。
単一操作と一括操作 - 挿入
単一操作と一括操作 - キーあり/なしで更新
単一操作と一括操作 - キーありで削除
ロールバック/セーブポイントによる上記操作
ソースPostgreSQLテーブルからレプリケートされる列データ型がターゲットテーブルでサポートされている必要があります。
現在、SharePlexはPostgreSQLソースからOracleターゲットにデータをレプリケートする際にDDL操作をサポートしていません。データレプリケーションのオブジェクトとしてはテーブルのみサポートしています。
SharePlexは、以下の詳細に従って、PostgreSQLからPostgreSQLへのレプリケーションをサポートしています。
SharePlexのネイティブインストールがサポートされているプラットフォーム:
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているソースOS:
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているターゲットOS:
AIX 7.1、7.2、7.3
CentOS Linux 7.x
HP-UX 11.31 Itanium
Oracle Linux 7.xと8.x
Oracle Solaris SPARC 11.4
Oracle Solaris x86 11.4
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
SuSE SLES 12.xおよび15.x
Windows Server 2016および2019
注意: SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
PostgreSQL 13.x、14.x、15.x、16、Enterprise Database(EDB)15.x、16
Community Edition用ODBCドライバ: postgresql13-odbc-13.02.0000、postgresql14-odbc-13.02.0000、postgresql15-odbc-16.00.0000、postgresql16-odbc-16.00.0000
Enterprise Edition(EDB)用ODBCドライバ: edb-odbc-13.02.0000およびedb-odbc-16.00.0000.01
Amazon Web Services:
Amazon EC2(IaaS)Virtual Machine
Amazon RDS for PostgreSQL
Amazon Aurora
Microsoft Azure:
Azure Virtual Machine(IaaS)
Azure DBaaS
Google Cloud Platform:
Google Cloud SQL for PostgreSQL
UTF 8
SharePlex PostgreSQLは、PostgreSQLからPostgreSQLへのレプリケーションで以下のデータ型をサポートしています:
制限事項:
|
SharePlexはテーブルに対するDML操作をサポートします。DMLをPostgreSQLソースからPostgreSQLターゲットへレプリケートすることができます。
SharePlexはテーブルに対する以下のDML操作をサポートしています。
ソースPostgreSQLテーブルからレプリケートされる列データ型がターゲットテーブルでサポートされている必要があります。
現在、SharePlexはPostgreSQLソースからPostgreSQLターゲットにデータをレプリケートする際にDDL操作をサポートしていません。データレプリケーションのオブジェクトとしてはテーブルのみサポートしています。
SharePlexは、以下の詳細に従って、PostgreSQLからSnowflakeへのレプリケーションをサポートしています。
PostgreSQLデータベースからのキャプチャとSnowflakeターゲットデータベースへのレプリケーションでは、以下のオペレーティングシステムがサポートされています。SharePlex Snowflakeは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビット版のみをサポートしています。
SharePlexはリモートからSnowflakeにレプリケートします。以下のOSからのレプリケーションに対応しています。
RHEL 7.x、8.x、9.x
Oracle Linux 7.xと8.x
Snowflake 6.31 Enterprise、コミュニティ版、Snowflake 8.1.0
ODBCライバの要件: Snowflake 3.1.4以上
Microsoft Azure
SharePlexは、PostgreSQLからSnowflakeへのレプリケーションで以下のデータ型をサポートしています。
PostgreSQL* | Snowflake |
---|---|
TEXT | TEXT |
INT | INT、INTEGER、NUMBER |
CHAR(1:2000) | VARCHAR(n) |
CHAR(2001:) | VARCHAR(n) |
CHAR(n) | CHAR(n) |
VARCHAR(1:4000) | VARCHAR(n) |
VARCHAR(4001:) | VARCHAR(n) |
varchar | VARCHAR(n) |
REAL | REAL |
SMALLINT | SMALLINT |
BIGINT | BIGINT |
NUMERIC(小数部分のない整数) | NUMERIC、DECIMAL |
NUMERIC(小数) | FLOAT |
DATE | DATE |
DOUBLE PRECISION | DOUBLE PRECISION |
TIMESTAMP | TIMESTAMP |
TIMESTAMP_TZ | TIMESTAMP_TZ |
BOOLEAN | BOOLEAN |
TIME | TIME |
Char(n)データ型 - PostgreSQLでは、Char(n)は固定サイズのデータ型です。長さが「n」未満のcharデータを「char(n)」列に挿入すると、「n」個のメモリポジションを完全に満たすように残りのスロット(n-長さ)がスペースでパディングされます。Snowflakeには同等の固定長文字データ型がなく、charデータはその長さまでしか保存できないため、Snowflakeではcharの保存にVARCHAR(n)を使用しています。ライブレプリケーションでは、char列のデータが正しくコピーされることが保証されます。しかし、PostgreSQLのChar(n)列に相当するデータを手動でSnowflakeに挿入する場合、ソースとターゲットの両方のデータベースでデータが同期されるように、パディングを行って「n」の長さを完全に満たす必要もあります。
Textデータ型 - SnowflakeのTextデータ型には8 MBのサイズ制限があるため、PostgreSQLのTEXTデータ型のレプリケーションは同等のデータ型の最大8 MBのサイズ制限に合わせて制限されます。以下の表を参照してください。
PostgreSQLデータ型 | 最大サイズ | Snowflakeデータ型 | 最大サイズ |
---|---|---|---|
TEXT | 無制限 | TEXT | 8 MBのユニコード文字 |
SharePlexは、テーブルに対するDML操作を条件付きでサポートしています。DMLはPostgreSQLソースからSnowflakeターゲットにレプリケートできます。
SharePlexは、PostgreSQLソースからSnowflakeターゲットにデータをレプリケートする際に、テーブルに対する以下のDML操作をサポートしています。
単一操作と一括操作 - キーあり/なしで挿入
単一操作と一括操作 - キーあり/なしで更新
単一操作と一括操作 - キーあり/なしで削除
制限事項:
PostgreSQLからSnowflakeにデータをレプリケートする際に、DML操作について以下の制限が確認されています。
|
詳細については、「DMLレプリケーションでサポートされる操作とオブジェクト」を参照してください。
現在、SharePlexはPostgreSQLソースからSnowflakeターゲットにデータをレプリケートする際にDDL操作をサポートしていません。データレプリケーションのオブジェクトとしてはテーブルのみサポートしています。
SharePlexは、以下の詳細に従って、PostgreSQLからSQL Serverへのレプリケーションをサポートしています。
SQL Serverデータベースでは、以下のオペレーティングシステムがサポートされています。SharePlexは、リストにあるオペレーティングシステムの64ビットバージョンのみをサポートしています。
ネイティブインストールでサポートされているオペレーティングシステム:
RHEL 7.xおよび8.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているソースOS
RHEL 7.x、8.x、9.x
Rocky Linux 8.x
Oracle Linux 7.xと8.x
リモートレプリケーションでサポートされているターゲットOS:
リモートレプリケーションでは、上記のすべてのプラットフォームに加え、Windows Server 2016と2019がサポートされています。
SQL Server 2012、2014、2016、2017、2019、2022
注意: Windowsサーバ上でホストされているSQL Server 2012、2014、2016データベースは、Windows Server 2016以降と互換性があります。
ODBCドライバの要件: ODBC 17.10.1.1-1および18.3.2.1-1
Amazon Web Services
Amazon EC2(IaaS)Virtual Machine
Microsoft Azure
Azure Virtual Machine(IaaS)
Azure SQL Database
Azure SQL Managed Instance
Google Cloud Platform
Google Cloud SQL for PostgreSQL
SharePlexは、PostgreSQLからSQL Serverへのレプリケーションで以下のデータ型をサポートしています。
PostgreSQL* | SQL Server |
---|---|
INT | INT |
REAL | REAL |
SMALLINT | SMALLINT |
BIGINT | BIGINT |
NUMERIC / DECIMAL | NUMERIC / DECIMAL |
DOUBLE PRECISION | FLOAT |
CHAR (1:8000) | CHAR(n) |
CHAR (8001:) | VARCHAR (MAX) |
CHAR (1:2000) | NCHAR (n) |
VARCHAR (1:8000) | VARCHAR (n) |
VARCHAR (8001:) | VARCHAR (MAX) |
VARCHAR(1:2000) | NVARCHAR (n) |
varchar | VARCHAR (MAX) / TEXT |
TEXT | TEXT / NTEXT / VARCHAR(MAX) |
DATE | DATE |
TIMESTAMP (p) | DATETIME2 (p) |
TIMESTAMP | DATETIME2 |
TIMESTAMP WITH TIME ZONE | DATETIMEOFFSET |
SharePlexはテーブルに対するDML操作をサポートします。DMLをPostgreSQLソースからSQL Serverターゲットへレプリケートできます。
SharePlexはテーブルに対する以下のDML操作をサポートしています。
ソースPostgreSQLテーブルからレプリケートされる列データ型がターゲットテーブルでサポートされている必要があります。
現在、SharePlexは、PostgreSQLソースからSQL Serverターゲットにデータをレプリケートする際にDDL操作をサポートしていません。データレプリケーションのオブジェクトとしてはテーブルのみサポートしています。
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