SVTLを作成する前に、以下の条件を満たしていることを確認します。
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 SVTLを共有するすべてのNetVaultクライアントにディスク・アレイを接続します。インターフェイスには、ファイバ・チャネル、iSCSI、またはSCSIを使用することができます。LinuxおよびSolarisプラットフォームでは、SCSI_FCPプロトコルもサポートされています。  | 
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 NetVaultでは、マルチパス、パワーパス、またはソフトウェアのRAIDテクノロジはサポートされていません。  | 
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 SVTLをホストするかドライブを共有するSolarisシステムの/kernel/drv/sd.confファイルで、該当するディスクまたはボリュームのSCSI IDとLUNの値を指定します。この要件は、SAN上のディスクまたはRAIDボリュームを使用する場合にのみ適用されます。次の形式で値を指定します。   | 
LinuxベースのシステムにRaw I/Oを設定するには、以下が必要です。
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 /dev/rawctlまたは/dev/rawというRawデバイス・コントローラ。コントローラが存在しない場合は、以下のコマンドを入力してシンボリック・リンクを作成します。  | 
以下の例は、LinuxにRaw I/Oを設定する方法を示したものです。
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/dev/raw/raw1および/dev/raw/raw2が必要な場合は、devices.txtファイルに一覧された適切な数字を使用して同じ手順に従い、同じ権限を設定します。
以下の例は、Red Hat LinuxにRaw I/Oを設定する方法を示したものです。使用するRawパーティションは/dev/sdaです。
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 固定バインドのために、/etc/sysconfig/rawdevicesファイルを開いて以下の行を追加します。  | 
Rawデバイス・インターフェイスはRed Hat Enterprise Linux 5では廃止されています。現在、Rawデバイス・マッピングは、udevルールを使用して実行されています。Rawデバイスを正しくマッピングするには、適切なエントリを以下の形式で/etc/udev/rules.d/60-raw.rulesファイルに追加します。
ここで、<デバイス名>は、バインドするデバイスの名前です(例:/dev/sda1)。AとBは、バインドするデバイスのメジャーまたはマイナー番号です。Xは、システムが使用するrawデバイス番号です。
大きな既存の/etc/sysconfig/rawdevicesファイルがある場合は、以下のスクリプトで変換します。
SUSE Linuxでは、Rawディスク・パーティションを/etc/rawファイルで管理します。このプレーン・テキスト・ファイルには、指定可能な設定のコメントと例が記述されています。Rawデバイスを作成したら、/etc/init.d/rawスクリプトによって起動することにより、そのRawデバイスをバインドします。
chkconfig(8)ユーティリティを使用して、再起動後にRawデバイスがバインドされるようにします。
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 NetVaultマシンのリストから、デバイスを作成するマシンを選択し、[次へ]をクリックします。  | 
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 [共有仮想テープ ライブラリの追加]ページで、以下の詳細を指定します。   | 
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 対象となるドライブを選択します。リストには、オペレーティング・システムに応じて、以下の項目が含まれます。 
 
 
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 NetVaultサーバーは自動的にバーコード・プリフィックスを生成し、それをデバイスが使用するメディアに割り当てます。これを変更する場合は、デバイスに対する一意のコードを入力します。  | |||||||
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 SVTLのドライブ数を入力または選択します。ドライブ数は現在ディスクに接続されているNetVaultクライアント数より多くすることができます。将来、追加ドライブを使用してより多くのクライアントに接続することができます。  | |||||||
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 メディア・サイズを入力または選択します。メディア・サイズはMiB単位で指定します。 SVTLの作成時、NetVaultは、数メガバイトの領域を使用して、ディスク上のSVTLに関する情報を保存します。メディア容量を設定する際には、この点を考慮する必要があります。  | 
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 [OK]をクリックします。  | 
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 SVTLを作成するために、NetVaultは指定されたディスクをフォーマットします。この手順を完了するには、以下の情報を指定します。   | 
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 [パスワード]:サーバーのNetVaultパスワードを入力します。  | 
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 [確認フレーズ]:テキスト「FORMAT SVTL」を入力します。  | 
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 ドライブを別のクライアントに割り当てる、または複数のクライアントでドライブを共有するには、[ドライブを手動で追加]をクリックして、以下の手順に従います。  | 
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 [マシンを選択]テーブルで、ドライブが接続されているクライアントを選択します。デバイスが複数のクライアントに接続されている場合は、いずれかのクライアントを選択します。[次へ]をクリックして、選択したクライアントをスキャンして、接続されているデバイスのリストを表示します。  | 
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 b   | 
 [ベイのドライブを選択]テーブルで、追加するデバイスを選択して、[次へ]をクリックします。  | 
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 c   | 
 デバイスが複数のクライアントに接続されている場合(たとえば、SAN設定で)、[マシンを選択]テーブルにはすべてのホスト・クライアントが記載されます。複数のクライアントでドライブを共有するには、[マシンを選択]テーブルで他のクライアントを選択して、[次へ]をクリックします。  | 
設定ウィザードを使用して、以前に作成したSVTLを見つけ、そのデバイスをサーバーに追加できます。この方法を使用して、サーバーから削除されたデバイスを追加できます。
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 NetVaultマシンのリストから、デバイスが作成されたマシンを選択します。[次へ]をクリックして、選択したクライアントをスキャンして、検出されたSVTLのリストを表示します。  | 
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 [デバイス]リストで、追加するデバイスを選択して、[次へ]をクリックします。  | 
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 ドライブを別のクライアントに割り当てる、または複数のクライアントでドライブを共有するには、[ドライブを手動で追加]をクリックして、以下の手順に従います。  | 
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 a   | 
 [マシンを選択]テーブルで、ドライブが接続されているクライアントを選択します。デバイスが複数のクライアントに接続されている場合は、いずれかのクライアントを選択します。[次へ]をクリックして、選択したクライアントをスキャンして、接続されているデバイスのリストを表示します。  | 
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 b   | 
 [ベイのドライブを選択]テーブルで、追加するデバイスを選択して、[次へ]をクリックします。  | 
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 c   | 
 デバイスが複数のクライアントに接続されている場合(たとえば、SAN設定で)、[マシンを選択]テーブルにはすべてのホスト・クライアントが記載されます。複数のクライアントでドライブを共有するには、[マシンを選択]テーブルで他のクライアントを選択して、[次へ]をクリックします。  |