NetVault 12.3 - アドミニストレーターズ・ガイドマネージド・サービス・プロバイダ向け

［ダウンロード］では、WebUIが実行されているローカル・マシンにダンプ・ファイルが作成されます。この方法は、リモート・マシンからサーバーにアクセスする場合に役立ちます。この方法についての詳細は、「ログのダウンロード」を参照してください。［エクスポート］では、NetVault Backupサーバーにファイルが作成されます。

サポートされているダンプ形式は、テキスト、バイナリ、およびデータベース・テーブル・ダンプです。デフォルトでは、ダンプ・ファイルには現在のすべてのログが含まれます。フィルタ・オプションを使用して、指定した条件に一致するログ・エントリをエクスポートできます。たとえば、フィルタ・オプションを設定して、特定の期間やジョブID番号のログ・エントリを表示して、これらのエントリをダンプ・ファイルにエクスポートできます。

ログをエクスポートするには：

［ナビゲーション］パネルで、［ログ参照］をクリックします。

［ログ参照］ページで、［エクスポート］をクリックします。

［ログのエクスポート］ダイアログ・ボックスで、以下のオプションを設定します。

表76. ログのエクスポート
オプション	説明
ファイル名	ログ・ファイルのファイル名を入力します。ダンプ・ファイルのリストから既存のファイルを選択することもできます。既存のファイルを選択または指定すると、NetVault Backupはそのファイルに上書きします。選択したダンプ形式に応じて、<NetVault Backupホーム>\logs\dumps（Windowsの場合）または<NetVault Backupホーム>/logs/dumps（Linuxの場合）のbinary、text、またはpgdumpディレクトリにダンプ・ファイルが作成されます。別の場所にダンプ・ファイルを作成する場合は、フル・パスを指定します。
バイナリ・ログ	ログをバイナリ形式のファイル（.nlg）にエクスポートする場合は、このオプションを選択します。
テキスト・ログ	ログをテキスト形式のファイル（.txt）にエクスポートするには、このオプションを選択します。
データベース・テーブル・ダンプ	ログをPostgreSQLダンプ（pg_dump）ファイル（.dmp）にエクスポートするには、このオプションを選択します。メモ：ログ・ダンプ・ファイルをQuestテクニカル・サポートに提供する場合は、データベース・テーブル・ダンプ形式を使用してください。

［エクスポート］をクリックして、ログをエクスポートします。

ログが正常にエクスポートされたら、NetVault Backup WebUIの右上にメッセージが表示されます。

ログ・メッセージの手動パージ

30日より前のログ・メッセージは自動的にデータベースからパージされます。また、［ログ参照］ページの［ログの削除］を使用して、ログ・メッセージを手動で削除することもできます。


	メモ：ログ・メッセージの最大寿命を変更するには、「ログ・メッセージのパージ・ポリシーの変更」を参照してください。

ログ・メッセージを手動でパージするには：

［ナビゲーション］パネルで、［ログ参照］をクリックします。

［ログ参照］ページで、［パージ］をクリックします。

［パージ・ログ］ダイアログ・ボックスで、以下のオプションを設定します。

•

古いログ・エントリをパージする前に：削除するログ・メッセージの作成日時を入力または選択します。その日時より前のすべてのログ・メッセージが削除されます。

［パージ］をクリックします。

ログが正常に削除されると、NetVault Backup WebUIの右上にメッセージが表示されます。

ユーザー定義のログ・イベントの設定

ログ・メッセージの生成時に通知を受信するには、そのメッセージについてのユーザー定義のログ・イベントを設定します。ユーザー定義のログ・イベントは、［ログ参照］ページで設定できます。ユーザー定義のログ・イベントは、Log Daemonイベント・クラスに追加されます。

ログ・イベントを設定するには：

［ナビゲーション］パネルで、［ログ参照］をクリックします。

ログ・テーブルで適用可能なログ・メッセージを選択して、［イベント設定］をクリックします。

［ログ・イベントを設定］ダイアログ・ボックスで、以下のオプションを設定します。

表77. ログ・イベントを設定
オプション	説明
イベント名	ログ・イベントの名前を指定します。
イベントの説明	イベントの詳細な説明を入力します。