この章では、sp_ctrl コマンドインターフェイスを使用して SharePlex を設定、制御、監視するコマンドを実行する手順について説明します。sp_ctrl プログラムは、SharePlex 製品ディレクトリの bin サブディレクトリにあります。
注: このトピックに示されているコマンドの詳細については、『SharePlex リファレンスガイド』を参照してください。
sp_ctrl は、SharePlex がインストールされているすべてのマシンで実行できます。sp_ctrl を実行するには、sp_cop プログラムが実行されている必要があります。そうでない場合は、次のようなエラーメッセージが表示されます。
Your tcp port is not set properly or “sp_cop” is not running.
sp_ctrl を実行するには、次の 2 つの方法があります。
オペレーティングシステムのコマンドシェルから、次のようなコマンドを 1 つ発行する。
$ /productdir/bin/sp_ctrl command [on host]
sp_ctrl コマンドインターフェイスを実行し、次のような 1 つ以上のコマンドを発行する。
$ /productdir/bin/sp_ctrl
sp_ctrl>command [on host]
ここで、
$ /productdir/bin/sp_ctrlstatus on host:port
Windows システムでは、デスクトップの Sp_Ctrl ショートカットまたは Windows の プログラム メニューから sp_ctrl を実行できます。
sp_ctrl コマンドラインでは、スペースも含めて合計 255 文字まで入力できます。
sp_ctrl プロンプトは、デフォルトのホストおよびポート番号を設定しているかどうかによって、次の 2 つのうちのいずれかの方法で表示されます。
プロンプト | 説明 |
---|---|
sp_ctrl> | 基本 sp_ctrl プロンプト |
sp_ctrl(this_host:3304) > | host および port コマンドを発行することでデフォルトシステムおよびポートが設定されているときのプロンプト |
sp_ctrl コマンドラインインターフェイスを終了するには、exit または quit コマンドを発行します。
Windows システムの場合は、sp_ctrl コマンドプロンプトのウィンドウを閉じるという方法もあります。
exit または quit コマンドでは、sp_ctrl セッションを閉じるだけです。SharePlex 複製プロセスは停止しません。
システムに SharePlex インスタンスが 1 つしかない場合、sp_ctrl はポート番号を検出します。ただし、システムに複数の SharePlex インスタンスを設定した場合(各インスタンスが異なるポート番号で実行される場合)、port コマンドを使用して、コマンドを発行するインスタンスに sp_ctrl のセッションを設定する必要があります。
sp_ctrl > port number
詳細については、次を参照: 複数の SharePlex インスタンスの実行。
port コマンドの詳細については、『SharePlex リファレンスガイド』を参照してください。
sp_ctrl のインタラクティブセッションすべてのデフォルトマシンを定義するには、host コマンドを使用します。このコマンドによって、コマンドごとに on host オプションを使用することなく、一連のコマンドを入力できます。
sp_ctr >host hostname
このコマンドは、ホスト名を含めるように sp_ctrl プロンプトを変更します。
sp_ctrl (sysA) >
host 設定は、設定された sp_ctrl セッションのみに適用されます。
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