SharePlex は、頻繁に使用される SQL 文を再利用に備えてキャッシュします。そのため、反復のたびに解析してバインドする必要がありません。これは SharePlex の調整可能な機能であり、SQL Cache と呼ばれます。この機能は、アプリケーションが繰り返し生成する文の量に基づく利点を最大限に活用するようにチューニングできます。
SQL Cache は、データ値以外の変更なしで同じ SQL 文が何度も発行される場合にのみ Post のパフォーマンスを改善します。それが作業環境に当てはまらない場合、SQL Cache は Post プロセスに不要なオーバーヘッドを付け加えるため、それを無効にします。
すべて
SQL Cache は以下のように制御します。
パラメータ | 説明 |
---|---|
SP_OPO_SQL_CACHE_DISABLE |
SQL Cache を有効化または無効化します。デフォルトは有効であり、値は 0 です。SQL Cache を無効にするには、パラメータを 1 に設定します。バッチ操作の場合にのみ SQL Cache を無効にするには、パラメータを 3 に設定します。これで、Post によるメモリ使用量を削減できます。 |
SP_OPO_MAX_CDA |
Post セッションごとにキャッシュするアクティブな文の数を決定します。Post はデフォルトでセッション当たり 50 個のカーソルを開きます。この設定は、必要ならば増減できます。その他の重要な情報については、「オープンカ―ソルの調整」を参照してください。 |
パラメータ | 説明 |
---|---|
SP_OPX_SQL_CACHE_DISABLE |
SQL Cache を有効化または無効化します。デフォルトは有効であり、値 0 です。SQL Cache を無効にするには、パラメータを 1 に設定します。 |
target コマンドを使用します。 target r.database [queue queuename] set resources max_active_statements=number_of_active_statements |
Post セッションごとにキャッシュするアクティブな文の数を決定します。オープンターゲットデータベースの場合、Post は許可されるアクティブな文の数を ODBC ドライバから取得します。その値が max_active_statements の設定よりも小さい場合、Post は停止してエラーを返します。SQL Cache 機能を無効にするか、max_active_statements の値を減らすことができます。 |
アクティブな文の数を、複製される操作向けに最適化するには、次の手順を実行します。
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