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SharePlex 8.6.6 - インストール・ガイド

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情報の有用性についての方針

SharePlex の概要 > 情報の有用性についての方針

SharePlex は LAN 接続および WAN 接続経由で複製するため、さまざまな方法で使用できる信頼性の高い、継続的に更新される代替データベースとして、 レプリカのデータベースを配置できます。次の方針で、必要なときに必要な人へ正しいデータを提供できるようになります。

レポート用インスタンス

SharePlex で保持されるターゲットは、最新状態を維持しながらアクセス可能であり、クエリのパフォーマンスが最適になるように設計されたキーとインデックスで最適化できるので、レポートとクエリの負荷分散には理想的です。OLTP ユーザーからパフォーマンスについての苦情を受けることもなく、一日中レポートを実行することもできます。月末または四半期末などのレポートの繁忙時でさえも、アプリケーションの応答時間が大量のレポート作成に影響を受けることはありません。さらに、組織の意思決定の責任者は、レポートに反映されたデータの正確さを賞賛するようになります。

ブロードキャストおよびカスケード

多くのリモートユーザーがプライマリデータベースに格納されたデータにアクセスしたり使用したりするときに、その処理を、SharePlex の複製によって最新状態に維持されている複数のセカンダリデータベースへ移すことができます。このため、プライマリデータベースとシステムをトランザクション用に最適化しておくことができます。また SharePlex では、プライマリデータベースに直接ネットワーク接続できないリモートユーザーがアクセスできるようにして、中継システム経由でデータをリモートシステムへカスケードできます。

データウェアハウス

SharePlex では、多数のソースシステムから 1 つのターゲットシステムへ複製できます。このことは、情報がクエリおよびレポート用に会社全体で利用できるようになるので、データウェアハウスまたはデータマート内へデータを統合するには理想的です。複製するデータ内の精密度のレベルと、異なるターゲット構造へ複製されたデータを変形するオプションは、ユーザーが適切な意思決定のために必要な特定のタイムリーな情報があるデータウェアハウスにデータを収めることができるようにする、ユニークな SharePlex の機能です。

高い可用性と災害からの回復

SharePlex を使用すれば、LAN または WAN 経由で重複するデータベースを維持できます。緊急時に、またはプライマリサーバーでルーチンのメンテナンスが実行されるときは、計画された方法で実稼動を代替サイトへ移動できます。SharePlex 複製により、クエリとレポートにセカンダリデータベースを使用することができます。

図 1: 一目でわかる SharePlex の複製方法

展開前にテストする

SharePlex を実稼動システムに実装する前に、要件に対応するように SharePlex を適切に設定したことを確認するため、実稼動環境のミラーでテストを実行することを推奨します。テストによって、設定エラーや想定外の環境エラーなどの問題(複製のパフォーマンスや可用性に影響を及ぼすネットワークやリソースの問題など)を明らかにできます。

また、SharePlex などのエンタープライズアプリケーションの使用をサポートするインフラが組織に導入されていることが前提になります。たとえば次の項目が挙げられます。

  • データベースおよび SharePlex ドキュメントの可用性と使用
  • ユーザー用のトレーニングプログラム
  • 業務の中断を最小限に抑えるロールアウトおよびアップグレード計画。SharePlex がアプリケーションインフラの一部として実装されるときは、非実稼動環境で SharePlex とともに新しいアプリケーションの機能をテストすることを強く推奨します。
  • SharePlex プロセスの適切なシャットダウン、システムやデータベースのメンテナンスに対応するための未処理 redo の維持など、SharePlex の依存関係を考慮したデータベースまたはシステムメンテナンス手順。
  • 未承認のユーザーが SharePlex データレコードへのアクセスや設定変更を実行できないようにする十分なセキュリティ。

SharePlex Professional Services チームは、お使いの環境における SharePlex の準備、インストール、展開を支援します。

SharePlex プリインストールチェックリスト

SharePlex プリインストールチェックリスト
コンテンツ

 

当社のプロフェッショナルサービスチームと契約している場合は、SharePlex をインストールする前、または SharePlex コンサルタントが到着する前に、このチェックリストの要件をすべて確認してください。

注: このチェックリストの要件は、特に記載がない限り、SharePlex がインストールされるすべてのソースおよびターゲットシステムに適用されます。

ネットワークのチェックリスト

SharePlex プリインストールチェックリスト > ネットワークのチェックリスト
要件 完了(Y/N)

SharePlex ユーザーおよびグループをネームサーバに追加する。

NIS、NISPLUS などのネームサーバによって管理されるネットワークに SharePlex をインストールする場合は、SharePlex をインストールする前に次の操作を行います。

  • SharePlex ユーザーをネームサーバに追加します。
  • SharePlex グループをネームサーバに追加します。

SharePlex のセキュリティグループ spadmin(管理者)、spopr (オペレータ)、および spview(閲覧者)は、SharePlex プロセスへのアクセスを制御します。ネームサーバ上のこれらのグループのいずれかに各 SharePlex ユーザーを追加します。グループについては、「セキュリティグループへの SharePlex ユーザーの割り当て」を参照してください。

ユーザーグループを追加するには

  1. NIS の場合は、グループを group.byname および group.bygid マップに追加します。NISPLUS の場合は、グループを group.org_dir テーブルに追加します。
  2. SharePlex 管理者ユーザーをネームサーバの spadmin グループに追加します。
  3. spadmin グループを /etc/group ファイル(UNIX および Linux)または ユーザーアカウント コントロールパネル(Windows)を使用して作成し、SharePlex 管理者ユーザーをこのグループに追加します。

SharePlex をインストールした後に SharePlex グループをローカルシステムに追加する方法については、「セキュリティグループへの SharePlex ユーザーの割り当て」を参照してください。

 

SharePlex がホスト名を解決できることを確認する。

SharePlex がホストに接続できない場合は、次の場所でホスト名を英数字のエイリアスにマップします。

  • ネットワーク:NIS および DNS サーバ
  • UNIX および Linux:ローカル /etc/hosts ファイル
  • Windows:ローカル hosts ファイル

これらのファイルでは、各エントリを個別の行に配置します。次に例を示します。ここで、sysAsysB はエイリアスです。

111.22.33.44   sysA.company.com   sysA   # source system
55.66.77.88    sysB.company.com   sysB   # target system

 

SharePlex ポート番号を確認する。

SharePlex では、デフォルトでポート番号 2100(16 進数の 834)が TCP/IP と UDP の両方に使用されます。SharePlex でポート 2100 を使用できる場合、これ以上のアクションは必要ありません。インストール手順中に SharePlex ポート番号を入力する必要があります。その際、必要に応じて別のポート番号を指定することができます。

注:Oracle 9.2.x では、ポート 2100 は Oracle XML デーモンによって使用されます。そのため、SharePlex でこのポートを使用することはできません。

重要! SharePlex のポート番号は、TCP/IP 接続を介して通信できるように、複製設定内のすべてのマシンで同じにする必要があります。ファイアウォールで SharePlex のポート番号が TCP/IP と UDP の両方に対して開かれていることを確認します。

 

TCP/IP 設定を確認する

SharePlex はいかなる TCP/IP ネットワーク接続上でも複製します。通常は、データベースにあるすべてのテーブルが複製される場合は、SharePlex は REDO ログの量の約 33% を複製し、残りのほとんどは Oracle ソフトウェアによって使用されるメンテナンスデータです。次に帯域幅を判断する公式を示します。

REDO ログのサイズ)x(1 時間当たりのログ切り替え数)x 1/3 = 1 時間当たりのデータ量

たとえば、REDO ログのサイズが 20 MB で、1 時間に 6 回切り替えられるとすると、SharePlex は 1 時間約 40 MB 複製します。

20 x 6 x 1/3 = 40 MB/時

 

インストーラのチェックリスト

SharePlex プリインストールチェックリスト > インストーラのチェックリスト
要件 完了(Y/N)

ダウンロードした SharePlex インストールパッケージを格納するディレクトリを割り当てる。

このディレクトリに必要なディスク領域の目安を以下に示します。

  • UNIX および Linux:200 MB
  • Windows:60 MB。これに加えて一時ディスク領域用に 400 MB

インストールパッケージは、SharePlex のインストール後に削除できます。

 

SharePlex 製品ディレクトリを計画する。

SharePlex ソフトウェアファイル用のディレクトリを自分で作成することも、SharePlex インストーラを使って自動的に作成することもできます。このディレクトリに必要なディスク領域の目安を以下に示します。

  • UNIX および Linux:120 MB
  • Windows:600 MB。これに加えて MKS Toolkit® 用に 20 MB

このディレクトリを次の場所にインストールします。

  • UNIX および Linux:ソース Oracle インスタンス(ターゲットの場合はターゲットデータベース)が含まれているファイルシステムとは別のファイルシステム。
  • Windows:Oracle インスタンス(ターゲットの場合はターゲットデータベース)が含まれている内部ハードドライブまたはパーティションとは別の内部ハードドライブまたはパーティション。

SharePlex はローデバイスにインストールしないでください。

 

SharePlex 変数データ(作業)ディレクトリを計画する。

このディレクトリは SharePlex インストーラによってインストールされ、ユーザーが選択した名前が付けられます。このディレクトリには作業データが格納されます。このディレクトリのサイズは、生成される REDO データのサイズと相関して大きく変化します。このディレクトリは、Oracle インスタンス(ターゲットの場合はターゲットデータベース)が含まれているファイルシステムとは別のファイルシステムにインストールします。ローデバイスにはインストールしないでください。

必要なディスク領域を見積もるには:

  1. 複製の停止が許容される最長時間を見積もります。
  2. 次の式を使用して、SharePlex によってその時間内に複製されるデータ量を見積もります。

    [REDO ログのサイズ] x [1 時間当たりのログ切り替え数] x .333 x [ダウンタイム時間] = 必要なディスク領域

    例:

    [500 MB の REDO ログ] x [1 時間当たり 5 回の切り替え] x [.333] x [8 時間] = 6.5 GB のディスク容量

システム上の複数のデータベースまたは Oracle インスタンスからデータを複製するには、それぞれに対して変数データディレクトリを使用します。これらのディレクトリは異なるファイルシステムに配置するのが理想的です。

変数データディレクトリを SharePlex 製品ディレクトリ内にインストールしないでください。両方のディレクトリに同じ名前のファイルがあり、(環境のクリーンアップが必要な場合に)環境をクリーンアップする SharePlex ユーティリティによって、誤ったファイルが削除される可能性があります。必要に応じて、両方のディレクトリを同じ親ディレクトリの下にインストールできます。

:アクティブな SharePlex 設定がある場合、特にユーザーアクティビティに異常なピークがあるときは、常にディスクの使用を監視することをお勧めします。

 

クラスタの適切なノードにインストールする(Oracle RAC を含む)

ほとんどの共有ストレージソリューションは、SharePlex を格納するために使用できます。このようなファイルシステムとしては、次のようなものがあります。

  • Oracle Cluster File System(OCFS2)
  • Oracle Automatic Storage Management(ASM)Cluster File System(ACFS)
  • Oracle DataBase File System(DBFS)
  • OCFS2 :このファイルシステムは、nointr を指定してマウントする必要があります。nointr が指定されていない場合、SharePlex と Oracle の両方で中断エラーが報告されます。
  • ほとんどの汎用クラスタファイルシステム

クラスタでは、以下のように、シームレスなフェイルオーバーをサポートするために SharePlex 作業ファイルがクラスタ内のすべてのノードで使用可能になっている必要があります。

UNIX および Linux

SharePlex 製品ディレクトリおよび変数データディレクトリは、任意のクラスタノードにマウントできるデータベースファイルとは別の、共有のローディスク以外のディスクにインストールする必要があります。

Windows

製品ディレクトリ:

Windows では、SharePlex をクラスタのすべてのノードの同じポート番号に同一のパス名でインストールする必要があります。バイナリと必要な MKS Toolkit コンポーネントがすべてのノードで使用できるようにすること、およびレジストリエントリを確立することが必要です。 Quest では、SharePlex に対して、データベースとは別の、専用の内蔵ハードドライブまたはパーティションを提供することをお勧めします。

変数データディレクトリ:

SharePlex 変数データディレクトリは、任意の Windows クラスタノードにマウントできる共有ディスクにインストールする必要があります。インストーラによって変数データディレクトリがそれぞれのノードにインストールされた後、インストール後の手順で、共有ディスク上のディレクトリを使用するように SharePlex を設定します。

クラスタにおける SharePlex の追加要件については、「Oracle クラスタでの SharePlex の設定」を参照してください。これらの手順の多くは SharePlex をインストールする前に実行する必要がありますが、インストール後に実行する手順もあります。

 

SharePlex セキュリティグループを作成する。

SharePlex には、sp_ctrl によるアクセス制御を可能にする 3 つのセキュリティグループが用意されています。Unix および Linux では、SharePlex を root ユーザーとしてインストールしない限り、インストール前に SharePlex 管理者ユーザーと SharePlex admin グループが存在する必要があります。 「セキュリティグループへの SharePlex ユーザーの割り当て」を参照してください。

注: root としてインストールする場合は、インストーラによってこれらのグループの作成を求められます。

 

SharePlex を所有する DBA 特権のオペレーティングシステムグループを選択する。

SharePlex 管理者ユーザーは、Oracle dba グループに属している必要があります。Oracle RAC および ASM 11gR2 以降の場合、ユーザーは Oracle Inventory グループにも属している必要があります。例:$ useradd –g spadmin –G dba,oinstall Oracle Inventory グループのメンバーシップは、etc/group ファイルに明示的にリストされている必要があります。

 

有効な SharePlex ライセンスキーを取得する。

SharePlex を実行するには、Quest からの有効な永久ライセンスまたは試用版ライセンスキーが必要です。インストーラによって、ライセンスキーと、Quest Software からライセンスとともに提供されるサイトメッセージのテキスト文字列の入力を求められます。

SharePlex の現在のライセンスモデルで提供されるライセンスは特定のホストを対象としており、エディションに応じて、コアまたはソケットと特定のメッセージリポジトリ(データベース、JMS またはテキストファイルなど)に基づいてライセンスが付与されます。詳しいライセンス条件はアカウントマネージャから入手する必要があります。

 

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