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SharePlex 8.6.6 - アップグレード・ガイド

HANA セットアップ(hana_setup)

SharePlex ユーティリティ > HANA セットアップ(hana_setup)

概要

HANA セットアッププログラム(hana_setup)をターゲット HANA システム上で実行して、SharePlex で使用するユーザーアカウント、スキーマ、およびテーブルを確立します。

サポートされるデータベース

サポートされるプラットフォーム上の HANA

HANA セットアップの使用に関するガイドライン

  • HANA セットアップは、SharePlex 複製設定内のすべてのターゲット HANA インスタンスで実行します。
  • サーバクラスタ内では、SharePlex 変数データディレクトリを含む共有ディスクへのマウントポイントがあるノードで HANA セットアップを実行します。
  • 集約レプリケーションの場合は、変数データディレクトリごとに HANA セットアップを実行します。
  • HANA への接続方法としては、接続文字列の使用のみがサポートされています。DSN を介した接続はまだサポートされていません。

  • 必ず必要な権限を割り当ててください(セットアッププロセス中に表示されます)。

HANA セットアップの実行に必要な権限

データベースを操作し、SharePlex データベースアカウントを作成するために必要な権限を SharePlex に付与するには、HANA セットアップを HANA 管理者として実行する必要があります。

HANA セットアップの実行

  1. ターゲットシステムで実行中のすべての SharePlex プロセスと sp_cop をシャットダウンします。
  2. hana_setup ユーティリティを SharePlex 製品ディレクトリの bin サブディレクトリから実行します。

    重要! SharePlex インスタンスをデフォルトの 2100 以外のポートにインストールした場合は、-p オプションを使用してポート番号を指定します。たとえば、次のコマンドではポート番号は 9400 です。

    $ /users/splex/bin> hana_setup -p9400

表 2: HANA セットアップのプロンプトおよび応答

プロンプト 応答

Enter the connection string [] :

HANA データベースシステムに接続するための接続文字列を入力します。SharePlex が HANA に接続するための接続文字列の必須コンポーネントを以下に示します。

  • サーバノード:順に、ターゲット HANA サーバの名前、コロン、HANA ポート番号。
  • DRIVER:HANA ODBC ドライバへのパス。
  • CHAR_AS_UTF8:CHAR_AS_UTF8=1 として渡す必要があります。

例:

SERVERNODE=server1.dept.abc.corp:30015;DRIVER=/usr/sap/hdbclient/libodbcHDB.so;CHAR_AS_UTF8=1

ユーザー、パスワード、およびデフォルトデータベースについては hana_setup から入力を要求されるため、指定する必要はありません。

Enter the HANA Administrator name :

HANA 管理者の名前を入力します。このユーザーは SharePlex アカウントで作業を実行する予定です。

Enter the password for the Administrator account :

管理者のパスワードを入力します。

Enter the name of the database :

SharePlex で使用するテーブルおよびその他のオブジェクトを格納するデータベースの名前を入力します。新しいデータベースまたは既存のデータベースの名前を入力できます。

Database name database does not exist.Would you like to create it?[y] :

このプロンプトが表示される場合、指定されたデータベースは存在しません。Enter を押します。hana_setup によってデータベースが作成されます。

Would you like to create a new SharePlex user [y]:

Enter を押し、デフォルト設定をそのまま使用して、指定したデータベースに新しい SharePlex データベースユーザーアカウントおよび同名のスキーマを作成します。または、n を入力して、既存の SharePlex アカウントを使用します。

Enter the name of the new SharePlex user:

Enter the name of the existing SharePlex user:

新しいユーザーの作成を選択したか、既存ユーザーの使用を選択したかによって、このプロンプトのどちらかが表示されます。SharePlex ユーザーの名前を入力します。

 

Enter the password of the SharePlex user :

SharePlex ユーザーアカウントのパスワードを入力します。

Re-enter the password for the SharePlex user :

このプロンプトは新しいユーザーを作成した場合のみ表示されます。もう一度 SharePlex パスワードを入力します。

セットアップが正常に終了すると、次のようなメッセージが表示されます。

Completed SharePlex for HANA database configuration

SharePlex User name: splex

Database name: ndb5

Target specification in SharePlex configuration: r.ndb5

SharePlex への必要な権限の付与

HANA ターゲットへの SharePlex 複製を開始する前に、そのターゲット内の SharePlex データベースユーザーに以下の権限を付与します(ここで、SP_USERSharePlex データベースユーザーの名前です)。

  • GRANT USER ADMIN TO sp_user;
  • GRANT TABLE ADMIN TO sp_user;
  • GRANT CATALOG READ TO sp_user;
  • GRANT DATA ADMIN TO sp_user WITH ADMIN OPTION;
  • GRANT ROLE ADMIN TO sp_user WITH ADMIN OPTION;

さらに、複製するオブジェクトを含むそれぞれのスキーマの所有者としてログインし、スキーマに対して以下の権限付与操作を実行します。

  • GRANT CREATE ANY ON SCHEMA schema_name TO sp_user;
  • GRANT DEBUG ON SCHEMA schema_name TO sp_user;
  • GRANT DELETE, DROP, EXECUTE, INDEX, INSERT, SELECT, UPDATE ON SCHEMA schema_name TO sp_user;

Oracle セットアップ(ora_setup)

SharePlex ユーティリティ > Oracle セットアップ(ora_setup)

概要

Oracle セットアップユーティリティ(ora_setup)を実行し、SharePlex を Oracle ユーザーとして設定して、必要な SharePlex データベースオブジェクトを作成します。このセットアップユーティリティは、次の項目を作成します。

  • SharePlex アカウント
  • SharePlex によって使用されるとともに、SharePlex アカウントによって所有されるテーブルおよびインデックス
  • SharePlex ユーザー用のデフォルト接続

このトピックの内容をすべて確認してから、セットアップユーティリティを実行することをお勧めします。

サポートされるデータベース

サポートされるプラットフォーム上の Oracle

Oracle セットアップを実行するタイミング

SharePlex のインストールの時点で Oracle セットアップを実行するかどうかは、これがソースシステム、中間システム、またはターゲットシステムに該当するかどうかと、データを同期化する方法に左右されます。初期同期の手順を確認するには、『SharePlex 管理ガイド』を参照してください。

システムの種類 Oracle セットアップを実行するタイミング

ソースシステム

SharePlex のインストール時

中間システム 中間システムは、カスケード設定で使用されます。この設定では、SharePlex がデータを(単一または複数の)リモートシステムに複製して、そのデータを中間システムから最終的なターゲットに送信します。中間システム上のデータベースにデータを post するように SharePlex を設定し、ホットバックアップを使用してこのシステムおよびターゲット上でデータを作成する場合は、中間システムおよびターゲットシステムで Oracle セットアップを実行しないでください。実行するタイミングは、初期の同期手順の実行時です。

ターゲットシステム

複製をアクティベートする準備が整ったら、ソースおよびターゲットデータの同期に使用する方法に基づいて、次の手順を実行します。

  • トランスポータブル表領域またはコールドコピー(テープ、FTP からの export/import、store/restore など)を使用する場合は、SharePlex のインストール時に Oracle セットアップを実行します。
  • ホットバックアップを使用してターゲットデータを作成する場合は、Oracle セットアップを実行しないでください。実行するタイミングは、初期の同期手順の実行時です。

    注: バックアップと回復の前に Oracle セットアップを実行した場合、セットアップは上書きされてしまうので、バックアップと回復の後に再実行する必要があります。

サポートする Oracle 接続

Oracle セットアップは、データベースへの接続時に SharePlex ユーザーが使用するために、次の接続のいずれかを設定できます。

データベースの種類 接続
ASM を使用する / 使用しないデータベース Bequeath

ASM を使用する / 使用しないデータベース

TNS エイリアス

  • (データベースと ASM インスタンスの両方で TNS ログインを指定)
  • ASM を使用する PDB

    PDB 用の TNS エイリアスと ASM インスタンス用の TNS または Bequeath

    Oracle セットアップを使用するための要件

    • Oracle セットアップを実行しているシステムで、データベースクライアントをインストールします。データベースで使用する適切なクライアントバージョンについては、Oracle のドキュメントを参照してください。
    • SharePlex 複製設定内のすべてのソースおよびターゲット Oracle インスタンスに対して、Oracle セットアップを実行します。
    • クラスタ内では、クラスタの全ノードで Oracle セットアップを実行します。これで、Windows レジストリ内の SharePlex 設定に正しい ORACLE_SID が含まれます。
    • 集約レプリケーショントポグラフィや、複数の変数データディレクトリによるその他のトポロジでは、変数データディレクトリごとに Oracle セットアップを実行します。
    • SharePlex はローカル BEQUEATH 接続や、TNS エイリアスによるリモート接続をサポートしています。Oracle セットアップ用に、使用する接続の種類に応じて、必要な接続値を準備します。Oracle セットアップを実際に実行する前に、プロンプトの内容を確認しておくには、「Oracle セットアップの実行」を参照してください。

    • Oracle データベースがマルチテナントコンテナデータベースである場合、複製シナリオに関係するプラガブルデータベース(PDB)ごとに Oracle セットアップを実行します。SharePlex ユーザーおよびスキーマオブジェクトは、それぞれの PDB 内に存在している必要があります。
    • アクティブな設定が存在しているときに Oracle セットアップを実行すると、SharePlex 内部テーブルをインストールまたは更新するために Oracle セットアップが実行する DDL は、ターゲットに複製されます。この問題に対処するには、Oracle セットアップを実行する前に SP_OCT_REPLICATE_ALL_DDL パラメータを 0 にしてから、Oracle セットアップが完了した後で、その以前の設定に戻します。このパラメータは、すぐに有効になります。

    SharePlex スキーマのストレージ要件

    Oracle セットアップは、SharePlex 用のいくつかのデータベースオブジェクトをインストールします。Oracle セットアップの実行前に、これらのオブジェクトのストレージ要件を満たしている必要があります。次の表を参照してください。

    ストレージ 説明
    SharePlex オブジェクト表領域

    セットアップユーティリティは、ユーザーが選択した表領域にいくつかのテーブルをインストールします。SHAREPLEX_LOBMAP テーブル以外のすべてのテーブルが、表領域のデフォルトのストレージ設定を使用します。

    SHAREPLEX_LOBMAP テーブルには、行外に格納された LOB のエントリが含まれています。このテーブルは、1 MB の INITIAL エクステント、1 MB の NEXT エクステント、および PCTINCREASE が 10 で作成されます。MAXEXTENTS は 120 であり、テーブルの最大許容サイズは 120 MB になります。

    通常、SHAREPLEX_LOBMAP にはデフォルトのストレージで十分であり、400 万個超の LOB エントリに対応できます。複製対象の Oracle テーブルに、挿入または更新される頻度が高い LOB 列が多数含まれる場合は、必要に応じて SharePlex 表領域のサイズを増やすことを検討してください。このテーブルが他の SharePlex テーブルと表領域を共有していることを考慮してください。

    データベースがコストベースオプチマイザ(CBO)を使用していて、SharePlex が処理するテーブルに膨大な数の LOB が含まれている場合は、SHAREPLEX_LOBMAP テーブルを分析スケジュールへ組み込みます。

    注: SharePlex の新規インストールによって、ストレージパラメータが以前のインストールから変更されることはありません。

    SharePlex 一時表領域

    セットアップユーティリティでは、compare コマンドによって実行される並べ替えなど、SharePlex による並べ替えやその他の操作に使用するための一時表領域の入力を求められます。デフォルトの一時表領域は、SharePlex オブジェクトがインストールされているインデックス表領域です。compare コマンドを使用して、特にプライマリキーや一意キーを持たない、サイズの大きいテーブルを比較する予定の場合は、SharePlex 専用の一次表領域を指定します。

    SharePlex インデックス表領域

    セットアップユーティリティで、SharePlex テーブルのインデックスを格納する表領域の入力を求められます。デフォルトのインデックス表領域は、SharePlex オブジェクトがインストールされているインデックス表領域です。I/O 競合を最小限に抑えるには、テーブルがインストールされたインデックス表領域とは異なるインデックス表領域を指定します。

    注: 以前のバージョンの SharePlex からのインデックスが SharePlex オブジェクト表領域にインストールされている場合、このインデックスを別の表領域に移動し、セットアップユーティリティの実行時に、その表領域を指定できます。

    SharePlex データベースユーザーに付与される権限

  • Oracle セットアップは、次の権限を SharePlex データベースユーザーに付与します。
    • DBA ロールと無制限のリソース権限、表領域権限、および redo ログの読み込み権限。
    • デフォルトの Oracle プロファイル。このプロファイルにはデフォルトで、最初に Oracle によって割り当てられる無制限のリソース権限があります。デフォルトが変更されている場合は、無制限のリソース権限がある DBA プロファイルを SharePlex に割り当てます。
    • 次のように付与します。
      • O7_DICTIONARY_ACCESSIBILITY が FALSE に設定されている場合にデータディレクトリ(DBA ロール外)にアクセスするには:

        grant select any dictionary to SharePlexUser;

      • DDL を複製するには

        grant select any table to SharePlexUser with admin option;

        grant create any view to SharePlexUser with admin option;

    Oracle セットアップの実行に必要な権限

    Oracle セットアップを実行するユーザーは、次の権限を持っている必要があります。

    非マルチテナント(標準)データベース

    セットアップユーティリティを実行するユーザーは DBA 権限を持っている必要がありますが、TDE のサポートが必要な場合、このユーザーは SYSDBA 権限を持っている必要があります。

    マルチテナントデータベース

    セットアップユーティリティを実行するユーザーは SYSDBA 権限を持っていることを推奨しますが、少なくとも、sys.users$ および sys.enc$ の権限を持つ DBA ユーザーであることが必要です。SharePlex ユーザーに必要な最低限の権限付与は、次のとおりです。

    create user c##sp_admin identified by sp_admin;

    grant dba to c##sp_admin container=ALL;

    grant select on sys.user$ to c##sp_admin with grant option container=ALL;

    CDB で TDE サポートが必要な場合、次の追加権限が必要になります。

    grant select on sys.enc$ to c##sp_admin with grant option container=ALL;

    Oracle セットアップの実行

    重要! この手順を実行する前に、Oracle インスタンスが開いている必要があります。

    1. (Unix および Linux のみ)複数の変数データディレクトリを使用している場合、データベースセットアップを実行している SharePlex インスタンスの変数データディレクトリを指し示す環境変数をエクスポートします。

      ksh シェルの場合:

      export SP_SYS_VARDIR=/full_path_of_variable-data_directory

      csh シェルの場合:

      setenv SP_SYS_VARDIR /full_path_of_variable-data_directory

    2. sp_cop を含む実行中の SharePlex プロセスをすべてシャットダウンします。
    3. オペレーティングシステムのコマンドプロンプトから ora_setup プログラムを実行します。SharePlexbin サブディレクトリからのフルパスを使用してください。

      重要! Windows で SharePlex をデフォルトの 2100 以外のポートでインストールした場合は、-p オプションを使用してポート番号を指定します。たとえば、次のコマンドではポート番号は 9400 です。

      C:\users\splex\bin>ora_setup -p9400

    4. システムがソースシステムであるか、ターゲットシステムであるか、またはその両方であるかを SharePlex の設定で指定します。

      :このプロンプトは、このデータベースのセットアップを初めて実行するときにのみ表示されます。

    5. 接続タイプには Oracle を選択します。
    6. 目的の接続タイプ(BEQUEATH を使用するローカルまたは TNS エイリアスを使用するリモートのいずれか)で SharePlex を正しく設定するためのプロンプトと応答については、次の表を参照してください。

    表 3: データベースセットアップのプロンプトと応答

    プロンプト 応答
    Will SharePlex install be using a BEQUEATH connection?(Entering 'n' implies a SQL*net connection):

    Enter を押してローカルの BEQUEATH 接続を使用するか、N を入力して TNS エイリアス接続を使用します。

    :データベースがマルチテナントデータベースである場合、または SharePlex をクラスタ(Oracle RAC など)で使用する場合は、N と入力してtns_alias を使用する必要があります。

    (BEQUEATH= Y の場合)

    Enter the Oracle SID for which SharePlex should be installed:

     

    (BEQUEATH= N の場合)

    Enter the TNS alias for which SharePlex should be installed:

    非マルチテナントデータベース:デフォルトをそのまま使用するか、正しい SID または TNS エイリアスを入力します。RAC では、tns_alias を「Oracle クラスタでの SharePlex の設定」で作成したグローバルエイリアスにする必要があります。

    マルチテナントデータベース:PDB の tns_alias を指定します。

    Enter a DBA user for SID

    非マルチテナントデータベース:DBA 権限を持つデータベースユーザーの名前を入力します。

    マルチテナントデータベース:アカウントおよびオブジェクトのインストールに必要な権限を持つ共通ユーザーの名前を入力します。

    Enter password for the DBA account, which will not echo:

    非マルチテナントデータベース:DBA ユーザーのパスワードを入力します。

    マルチテナントデータベース:共通ユーザーのパスワードを入力します。@ および接続文字列の残りの部分を省略します。適切な形式の接続文字列が SharePlex によって作成されます。

    Current SharePlex user is user.

    Would you like to create a new SharePlex user?

    既存の SharePlex アカウントを更新するにはN と入力し、新しい SharePlex アカウントを作成するには Y と入力します。プロンプトが表示されたら、資格情報を入力します。

    既存の SharePlex ユーザーについては、正しいパスワードの入力を 5 回試行できます。パスワードは難読化されます。

    重要! アクティブな設定があり、SharePlex スキーマを変更した場合は、SharePlex オブジェクトを古いスキーマから新しいスキーマにコピーして、複製環境を保持します。

    Do you want to enable replication of tables with TDE?

    注意: これがアップグレードであり、TDE を有効にしてある場合は、このプロンプトの前に次のプロンプトが表示されます。

    Formerly, SharePlex required a Shared Secret key. Now, the pathname of the TDE wallet is required.

    Y を入力すると、TDE ウォレットファイルのパス名の入力を求めるプロンプトが表示されます。ウォレットファイル名を含め、TDE ウォレットファイルの完全修飾パスを指定してください。

    または

    TDE テーブルを複製しない場合は、Enter を押します。

    Enter the default tablespace for use by SharePlex:

    Enter を押してデフォルトをそのまま使用するか、別の表領域の名前を入力します。

    Enter the temporary tablespace for use by Shareplex:

    Enter を押してデフォルトをそのまま使用するか、別の表領域の名前を入力します。

    Enter the index tablespace for use by SharePlex:

    Enter を押してデフォルトをそのまま使用するか、別の表領域の名前を入力します。

    Will the current setup for sid:SID be used as a source (including cases as source for failover or master-master setups)?

    ソースシステムの場合は Enter を押し、ターゲットシステムの場合は N を入力します。重要:マスタ-マスタ構成(ピアトゥピア)および高可用性構成のすべてのシステムは、複製の双方向の性質のためにソースシステムと見なされます。

    注意: 残りのプロンプトでは、ASM 接続を設定します。ASM が検出されない場合、データベースセットアップはこの時点で完了します。

     

    ASM detected.Do you wish to connect to ASM using BEQUEATH connection?

    Enter を押して、SharePlex で BEQUEATH 接続を使用して ASM インスタンスに接続するか、N を押して TNS エイリアスを使用します。

    重要! データベースが ASM を使用し、かつデータベース tns_alias が SCAN IP で設定されている場合、SharePlex が ASM インスタンスに接続するためには、ASM tns_alias を介した接続を指定する必要があります。

    Do you wish to keep connecting using the same user/password?

    BEQUEATH を選択した場合、このプロンプトが表示されます。ログインユーザーと同じユーザーとパスワードを使用する場合は Y を入力し、別のユーザーとパスワードの入力を求める場合は N を入力します。

    注意: BEQUEATH 接続の使用を選択した場合は、データベースセットアップが完了します。「tns_alias ファイルに関する注意: 」を参照してください。

    N を選択すると、プロンプトは続行されます。

     

    Enter the ASM tns alias to be used by SharePlex:

    TNS エイリアスの名前を入力します。

    Enter an ASM admin (has both sysdba and sysasm privilege) username for alias:

    sysasm および sysdba 権限を持つユーザーの名前を ASM インスタンスに入力します。

    Enter user password for user:

    ユーザーのパスワードを入力します。

    注意: SharePlex がリモートシステム上のオンライン redo ログを読み取る場合は、SP_OCT_ASM_USE_OCI パラメータの値を 1 に設定してください。

    sp_cop を開始した後、設定ファイルをアクティベートする前に、sp_ctrl で次のコマンドを実行します。

    sp_ctrl>set param SP_OCT_ASM_USE_OCI 1

    これがアップグレードであり、DDL 複製を無効にした場合は、sp_ctrl で次のコマンドを使用して DDL 複製を再度有効にすることができます。

    sp_ctrl> set param SP_OCT_REPLICATE_ALL_DDL 1

    tns_alias ファイルに関する注意:

    SharePlex で、tns_alias 経由のデータベース接続と、(OS 認証を使った)ローカルの BEQUEATH 接続経由の ASM 接続をセットアップする場合は、tns_alias ファイルを各ノードで正しくセットアップすることが重要です。SharePlex データベースアカウントがプライマリノードに存在することを前提とした場合、SharePlex のインストール時にプライマリ ASM_SID が指定されたため、SharePlex は常に自動的にプライマリ ASM_SID で接続します。ただし、フェイルオーバー時に、SharePlex はローカルの v$asm_client ビューのクエリを実行して、フェイルオーバーインスタンスの正しい ASM_SID を取得する必要があります。したがって、特定のノードの IP アドレスが、そのノードのローカルの tns_names ファイルの先頭に常に表示されていることを確認してください。

  • SQL Server セットアップ(mss_setup)

    SharePlex ユーティリティ > SQL Server セットアップ(mss_setup)

    概要

    SQL Server セットアッププログラム(mss_setup)を Microsoft SQL Server システム上で実行して、SharePlex を SQL Server データベースユーザーとして確立します。このユーティリティは、以下の項目を作成します。

    • 完全な DBA 権限を持つ SharePlex ユーザーアカウント
    • SharePlex で使用され、選択したデータベースの SharePlex ユーザーによって所有される、テーブルとインデックス
    • デフォルトのデータベース接続

    サポートされるデータベース

    Windows 上の Microsoft SQL Server

    SQL Server セットアップの使用に関するガイドライン

    • SQL Server データベースの DSN(データソース名)が存在する必要があります。SharePlex Post は、DSN を使用して ODBC を介してデータベースに接続します。
    • SQL Server セットアップは、SharePlex 複製設定内のすべての SQL Server インスタンスで実行します。
    • クラスタ内では、変数データディレクトリを含む共有ディスクがマウントされるノードで SQL Server セットアップを実行します。
    • 集約レプリケーションの場合は、変数データディレクトリごとに SQL Server セットアップを実行します。

    SQL Server セットアップの実行に必要な権限

    セットアップが正常に完了するように、次の要件を確認してください。

    • データベースを操作し、SharePlex データベースアカウントおよびオブジェクトを作成するために必要な権限を SharePlex に付与するには、SQL Server セットアップを SQL Server システム管理者として実行する必要があります。
    • (クラウドインストール)クラウドホスト型データベースサービスの特権に関する一般的な制限により、セットアップユーティリティがあらゆる種類のシナリオで成功することが困難になります。データベースのセットアップを正しく行うには、セットアップユーティリティのみを使用して、次のように複製を設定します。セットアップユーティリティによって作成される新しいデータベースでは、SharePlex ユーザーもセットアップユーティリティによって作成されます。既存のデータベースでは、SharePlex ユーザーは、データベースの所有者またはデータベースへのアクセス権限を持つ既存のユーザーです。

    SQL Server セットアップの実行

    1. SQL Server システムで実行中のすべての SharePlex プロセスと sp_cop をシャットダウンします。
    2. mss_setup ユーティリティを SharePlex 製品ディレクトリの bin サブディレクトリから実行します。

      重要! SharePlex インスタンスをデフォルトの 2100 以外のポートにインストールした場合は、-p オプションを使用してポート番号を指定します。たとえば、次のコマンドではポート番号は 9400 です。

      C:\users\splex\bin> mss_setup -p9400

    表 4: Setup のプロンプトおよび応答

    プロンプト 応答

    Enter the DSN name or connection string [] :

    SQL Server に接続するための接続文字列またはデータソース名(DSN)を入力します。

    Enter the Microsoft SQL Server Administrator name :

    SQL Server 管理者の名前を入力します。このユーザーは SharePlex アカウントおよびスキーマでセットアップ作業を実行します。

    Enter the password for the Administrator account :

    管理者のパスワードを入力します。

    Enter the name of the database :

    SharePlex オブジェクトをインストールするデータベースの名前を入力します。

    Database name database does not exist.Would you like to create it?[y] :

    このプロンプトが表示される場合、指定されたデータベースは存在しません。Enter を押すと、セットアップユーティリティによってデータベースが作成されます。

    Would you like to create a new SharePlex user [y]:

    デフォルトをそのまま使用して、新しい SharePlex データベースユーザーアカウントを作成するには、Enter を押します。既存のアカウントを SharePlex データベースユーザーとして使用するには、n を入力します。

    Enter the name of the new SharePlex user:

    Enter the name of the existing SharePlex user:

    新しいユーザーの作成を選択したか、既存ユーザーの使用を選択したかによって、このプロンプトのどちらかが表示されます。SharePlex ユーザーの名前を入力します。

     

    Enter the password of the SharePlex user :

    SharePlex ユーザーアカウントのパスワードを入力します。

    Re-enter the password for the SharePlex user :

    もう一度 SharePlex パスワードを入力します。

    セットアップが正常に終了すると、次のようなメッセージが表示されます。

    Completed SharePlex for Microsoft SQL Server database configuration

    SharePlex User name: splex

    Database name: db1

    Target specification in SharePlex configuration: r.db1

    Teradata セットアップ(td_setup)

    SharePlex ユーティリティ > Teradata セットアップ(td_setup)

    概要

    Teradata システムで Teradata セットアッププログラム(td_setup)を実行して、SharePlex によって使用されるユーザーアカウントおよびデータベースを確立します。

    サポートされるデータベース

    サポートされるプラットフォーム上の Teradata

    Teradata セットアップを使用するための要件

    • SharePlex が使用する ODBC データソース名(DSN)が存在する必要があります。セットアップ中に、この名前を指定するようにプロンプトが表示されます。手順については、Teradata ODBC マニュアルを参照してください。
    • SharePlex 複製設定のすべてのターゲット Teradata インスタンスで、Teradata セットアップを実行します。
    • サーバクラスタ内の SharePlex 変数データディレクトリを含む共有ディスクがマウントされているノードで、Teradata セットアップを実行します。
    • 集約レプリケーションの場合は、Teradata ターゲットの変数データディレクトリごとに Teradata セットアップを実行します。

    Teradata セットアップの実行に必要な権限

    データベースの操作および SharePlex データベースアカウントの作成に必要な権限をSharePlex に付与するには、Teradata セットアップを Teradata 管理者として実行する必要があります。

    Teradata セットアップの実行

    1. ターゲットシステムで実行中のすべての SharePlex プロセスと sp_cop をシャットダウンします。
    2. SharePlex 製品ディレクトリの bin サブディレクトリから td_setup を実行します。

      重要! SharePlex インスタンスをデフォルトの 2100 以外のポートにインストールした場合は、-p オプションを使用してポート番号を指定します。たとえば、次のコマンドではポート番号は 9400 です。

      $/users/splex/bin> td_setup ‑p9400

    表 5: Teradata セットアップのプロンプトと応答

    プロンプト 応答

    Please enter the full directory path of the Teradata ODBC driver:

    Teradata ODBC ドライバライブラリのフルパスを入力します。このステップは、Teradata セットアップユーティリティ内のドライバの場所を初期化して、セットアップの残りを実行できるようにします。セットアップ手順を完了するには、Teradata セットアップを 2 回実行する必要があります。

    Please run td_setup again to create the tables, login and user accounts needed to run SharePlex replication.

    もう一度 Teradata セットアップを実行します。SharePlex を 2100 以外のポートでインストールした場合は、ポート番号を含めます。

    $/users/splex/bin> td_setup -p9400

    Enter the DSN name or connection string []:

    接続文字列、または Teradata に接続するデータソース名(DSN)を入力します。

    Enter the Teradata Administrator name:

    Teradata 管理者の名前を入力します。このユーザーは SharePlex アカウントで作業を実行する予定です。

    Enter the password for the Administrator account:

    管理者のパスワードを入力します。

    Would you like to create a new SharePlex user [y]:

    Enter を押してデフォルト(新しい SharePlex データベースアカウントの作成)を受け入れるか、n と入力して既存の SharePlex アカウントを使用します。

    Enter the name of the new SharePlex user:

    (or...)

    Enter the name of the existing SharePlex user:

    前の手順で選択したオプションに応じて、新規または既存の SharePlex ユーザーの名前を入力します。

     

    Enter the password for new SharePlex user:

    (or...)

    Enter the password for existing SharePlex user:

    新規または既存の SharePlex ユーザーアカウントのパスワードを入力します。

    Re-enter the password for new SharePlex user:

    このプロンプトは新しいユーザーを作成した場合のみ表示されます。もう一度 SharePlex パスワードを入力します。

    Enter the name of the database:

    デフォルトを受け入れるか、別のデータベース名を入力します。

    Database name database does not exist. Would you like to create it?[y]:

    このプロンプトが表示される場合、指定されたデータベースは存在しません。Enter を押すと、Teradata セットアップによって作成されます。

    セットアップが正常に終了すると、次のようなメッセージが表示されます。

    Completed SharePlex for Teradata database configuration

    SharePlex User name: splex

    Database name: splex

    Target specification in SharePlex configuration: r.splex

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