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SharePlex 8.6.6 - リファレンス・ガイド

このガイドについて このガイドで使用されている表記規則 SharePlex コマンド SharePlex パラメータ SharePlex ユーティリティ 付録 B:SharePlex 環境変数

名前付き post キューの設定

名前付き post キューは、設定ファイルにおけるルーティングマップのオプションコンポーネントです。名前付き post キューは、専用の Post プロセスを持つユーザー定義の post キューで、デフォルトの post キューや Post プロセスと並列に動作します。1 つまたは複数の名前付き post キューとプロセスのペアを定義して、並列 Post 複製ストリームのセットを確立できます。

サポートされるターゲット

すべて

名前付き post キューの利点

名前付き post キューを使用すると、異なるテーブルのデータを複数の別個の Post ストリームに分離できます。名前付き post キューを使用して処理のボトルネックの原因となる以下のようなオブジェクトを分離することで、post 操作のパフォーマンスを向上させることができます。

  • LOB 列を持つオブジェクト。LOB を含むオブジェクトには、名前付き post キューをお勧めします。
  • 大規模なトランザクションを行うオブジェクト。
  • 隔離する操作を含むオブジェクト。

追加の名前付き post キューを介して残りのオブジェクトを処理するか、デフォルトの post キューを使用します。標準ルーティングマップを持つ設定内のオブジェクト(host@target)は、デフォルトの post キューを介して複製されます。

並列処理の追加の手段として、水平分割を使用して、非常に大きなテーブルの行を別個の名前付き post キューに分割できます。「水平分割レプリケーションの設定」を参照してください。

キューとプロセスのペアごとに SharePlex パラメータを異なる設定にすることができます。このため、それぞれを経由して複製されるオブジェクトに基づいて Post プロセスのパフォーマンスを調整できます。

名前付き post キューの使用についての考慮事項

  • 作成できるキューの数に影響する制限事項については、「設定ファイルでのルーティング指定」を参照してください。
  • それぞれの post キューに一意の名前を割り当てます。
  • オブジェクトがリレーショナルな依存性によってリンクされている場合は、そのすべてのオブジェクトを同じ名前付き post キューを介して処理します。相互に依存するオブジェクトが同じ post キューを介して複製されない場合、親および子の操作が順序どおりに適用されず、データベースエラーが発生する可能性があります。同じキューを介して相互に依存するオブジェクトを処理する代わりに、ターゲットで参照制約を無効にすることもできます。制約はソースシステムで満たされた後にターゲットに複製されるため、この方法を使用することができます。
  • 複数の Post を使用している場合、ターゲットオブジェクトが対応するソースオブジェクトと同じ順序で変更されず、その結果、特定の時点でターゲットデータベースがソースデータベースと不整合になる可能性があります。
  • 名前付き post キューをアクティブ設定のオブジェクトに実装した(その結果ルーティングが変更された)場合、SharePlex はそれらのオブジェクトを内部指示を更新するためにロックします。

:Windows システムでは、大量のクエリを使用するためにセマフォ数を増やすことが必要な場合があります。Post がエラーメッセージ「shs_SEMERR: an error occurred with the semaphore」を返す場合は、「複製の問題の解決 」の「Post の停止」トピックを参照してください。

名前付き export キューを使用している場合、SharePlex は、デフォルトで各キューの名前付き post キューとプロセスのペアを作成します。名前付き export キューを使用していない場合は、以下の構文を使用して :queue コンポーネントをルーティングマップに追加して、設定ファイルに名前付き post キューを定義します。

host:queue@target

ルーティングマップに名前付き post キューが定義された設定
Datasource:database_specification
src_owner.table tgt_owner.table

host:queue[@database_specification]

ルーティングコンポーネント 説明
host ターゲットシステムの名前。
queue

post キューの一意の名前。キューの名前には、すべてのプラットフォームで大文字と小文字の区別があります。1 語のみ。アンダーラインを使用できます。以下に例を示します。

sys2:post_q1@o.myora

database_specification

データソースの場合:

o.oracle_SID

 

ターゲットがデータベースの場合は以下のいずれか:

  • o.oracle_SID

    o.tns_alias

    o.PDBname

    r.database_name

    c.oracle_SID

注:

  • ルーティングマップの構文のコンポーネントの間にはスペースを入れないでください。
  • 設定ファイルのコンポーネントの詳細については、「設定ファイルの作成」を参照してください。

以下の設定では、テーブル scott.emp からデータをルーティングする Queue1 という名前の post キューと、テーブル scott.cust からデータをルーティングする Queue2 という名前の post キューが作成されます。

Datasource:o.oraA    
scott.emp scott.emp sysB:Queue1@o.oraC
scott.cust scott.cust

sysB:Queue2@o.oraC

 

中間システムを使用してパススルー設定でデータをルーティングしている場合の名前付き post キューの指定方法を以下に示します。この複製方法の詳細については、「データを共有または配布するための複製の設定」を参照してください。

Datasource:o.oraA    
scott.emp scott.emp sysB*sysC:Queue1@o.oraC

名前付き post キューを識別する方法

名前付き post キューは、データソース(データの供給元)と以下のいずれかによって識別されます。

  • 関連付けられている名前付き export キューの名前(Import が名前付き export キューにリンクされている場合)
  • ユーザーによって割り当てられた post キューの名前(Import がデフォルトの export キューにリンクされている場合)

名前付き post キューは、sp_ctrl を介して表示できます。

  • システム上のすべてのキューを表示するには、qstatus コマンドを使用します。
  • システム上のすべての Post プロセスとそのキューを表示するには、show コマンドを使用します。

これらのコマンドの詳細については、『SharePlex リファレンスガイド』を参照してください。

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