デフォルトでは、NetVault Backupは最大50個のプッシュ・インストール・プロセスを同時に実行できます。デフォルト設定を変更して、同時プロセス数を増やすことができます。詳細は、「展開マネージャのデフォルトの設定」を参照してください。
プッシュ・インストール手順を開始する前に、以下の必要条件を満たしていることを確認します。
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共有場所へのパッケージのコピー:クライアントとプラグイン・パッケージを共有場所にコピーします。現在、CIFS共有のみがパッケージ・ストアとしてサポートされています。NetVault Backupサーバーと、パッケージをインストールするすべてのターゲット・マシンがアクセス可能なパスである必要があり ます。 |
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NetVault Backupでのパッケージ・ストアの設定:インストール・パッケージをコピーしたら、NetVault Backupで共有場所の詳細を設定できます。詳細は、「パッケージ・ストアの設定」を参照してください。 |
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複数のネットワーク・アドレスを使用するNetVault Backupサーバーでの優先ネットワーク・アドレスの設定:複数のネットワーク・アドレスを使用するNetVault Backupサーバーで、[優先して使用するネットワーク・アドレス]を設定して、リモート・クライアントがステータス・メッセージを正しいアドレスに送信できるようにします。この設定についての詳細は、「複数のネットワーク・アドレスを使用するマシンのネットワーク・アドレス設定」を参照してください。 |
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プッシュ・インストールに必要なポートをトラフィックが通過できるようにファイアウォールの設定を確認:クライアントおよびプラグイン・パッケージをリモート・マシンにプッシュするには、ポート135経由でRPCを使用して、NetVault Backupサーバーでリモート・マシンとの初期WMIセッションを確立します。後続のすべてのWMIトラフィックでは、49152~65535の範囲の動的ポートが使用されます。 |
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[ソフトウェアの選択/クライアントの追加]ページで[リモート・マシンにNetVaultソフトウェアをインストール]を選択します。 |
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[ストアの管理]をクリックして、以下の詳細を指定します。 |
CIFS(Common Internet File System)共有のUNC(Uniform Naming Convention)パスを指定します。 NetVault Backupサーバーと、パッケージをインストールするすべてのターゲット・マシンがアクセスできるパスになっていることを確認します。 メモ:サーバーIPアドレスを使用して、ローカル・パッケージ・ストアが設定されている場合(例:\\10.11.12.3\PkgStore)、パッケージ・ストアの追加または更新時にユーザー認証情報は検証されません。無効な認証情報を指定しても、エラーが報告されません。ただし、認証に失敗すると、展開タスクが失敗し、ストアからパッケージを取得できません。そのため、ローカル・ストアへのパスを設定する場合はサーバー名を使用することをお勧めします(例:\\WinServer1\PkgStore)。 | |
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[追加]をクリックしてストアを追加し、[終了]をクリックします。 |
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