このリリースノート文書は、KACEシステム管理アプライアンス(K1000)バージョン7.1に関する情報を提供します。
KACEシステム管理アプライアンス(K1000)は、デバイスの管理、アプリケーションの展開、パッチ適用、資産管理、サービスデスクチケット管理などを自動化するための、物理 / 仮想アプライアンスです。K1000 シリーズアプライアンスの詳細については、https://www.quest.com/jp-ja/products/kace-systems-management-appliance/ をご覧ください。
このリリースのKACEシステム管理アプライアンス(K1000)は、以下の機能と拡張機能を備えています。
• |
製品関連のリソースにヘルプからアクセス。このリリース以降、サポート技術情報記事および製品スペシャリストとのライブチャットに、ヘルプペインからすばやくアクセスできるようになりました。また、サービスリクエストをすばやく開いたり、サポート ページへのアクセス、KACE GOモバイルアプリのダウンロードを行ったりできるほか、設定に関する情報も表示できます(ESMP-4869)。 |
• |
リソース不足のアラート。システムリソースが残り少なくなると、ダッシュボードに 緊急 の警告が表示され、推奨される対応方法が示されます。これらの警告は、アプライアンスで異常に大量のCPU、メモリ、およびディスクリソースが使用され始めると生成されます(ESMP-4819)。 |
• |
G Suiteデバイスのサポート。これらのオプションが設定されている場合に、検出スキャンで外部のG Suiteデバイスを検出できます(ESMEC-1914)。 |
• |
デバイス フィールドが新規チケット要求に表示される。デバイスがチケットの送信者に割り当てられた場合、それらのデバイスは 新規チケット ページにリスト表示され、送信者のプライマリデバイスがデフォルトで選択されます(ESMAS-283)。 |
• |
Eメールループの回避。自動不在返信が原因でEメール通知が延々と続くEメールループや異常な量の受信メールを回避するために、そのようなEメールの処理を停止するようサービスデスクを設定できます。この機能を使用すると、Eメールの件名に含まれる特定のテキストパターンを検出し、必要に応じて受信Eメールのトラフィックのしきい値を設定することができます(ESMAS-359)。 |
• |
ユーザーコンソールのローカライズ機能。KACEシステム管理アプライアンス(K1000)ではいくつかのロケールをサポートしています。管理者コンソール、システムコンソール、およびオンラインヘルプは、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語で表示できます。これらの言語に加えて、必要に応じてユーザーコンソールをアフリカーンス語(南アフリカ)などの他のサポートされないロケールに翻訳することができます(ESMP-3923)。 |
• |
未保存の変更をユーザープロンプトに表示する。キューのカスタマイズ ページでレイアウトを変更すると、プレビューする前に変更内容を保存するようユーザーに促す警告が表示されます(ESMAS-3368)。 |
• |
セキュリティの向上。このバージョンでは、FreeBSDの最新の内部セキュリティパッチを適用し、すべてのサポートパッケージ(PHP、Apacheなど)を更新して、最新のセキュリティアップデートを反映しています。 |
• |
プラットフォームサポートの拡張。Microsoft® Windows® Server 2016およびApple® Mac OS X® Sierra(10.12)がサポートされるようになりました。 |
製品の新しい機能の詳細については、『管理者ガイド』を参照してください。サポート対象プラットフォームの詳細については、KACEシステム管理アプライアンス(K1000)の技術仕様を参照してください。
このリリースの新機能については、弊社サポートサイトで公開されているビデオチュートリアルをご覧ください。https://support.quest.com/ja-jp/kace-systems-management-appliance/kb/video-articles?k=what%27s+new
ユーザーダウンロード ページにある割り当て済みデバイスリストの最初のエントリとして、ページの表示に使用されている現在のデバイスが表示されませんでした。 |
|||
更新の適用 をクリックした後に、更新を処理中であることが示されませんでした。 |
|||
ソフトウェアカタログ ページから新しいライセンスを追加すると、正しい個数が表示されず、ページのロードに時間がかかります。 |
|||
同じ製品の複数のライセンスでダウングレードされた権限の値が異なるため、一貫性のないライセンス数がレポートされていました。 |
|||
修正点:このリリースでは、PowerShell 2.0、PowerShell 5.1、またはその両方に対する検証チェックが追加されています。 |
|||
ソフトウェアの詳細 ページでエラーが表示されることがありました。 |
|||
組織のサービスデスクに多数の所有者が存在しており、それらの所有者がチケットの表示を試みると、エラーが発生することがありました。 |
|||
送信者の連絡先情報 ダイアログボックスの 場所 および マネージャ フィールドに、場所とマネージャ名ではなく、場所とマネージャIDが表示されていました。 |
|||
レポート ウィザードに、ユーザーが作成したレポートの 削除 ボタンがありませんでした。 |
|||
RabbitMQへのTCP接続がクローズされると、koneasバイナリでSTARTUPメッセージが送信されていました。 |
|||
アーカイブされたチケットを検索するときに すべてのキュー を検索すると、エラーが発生することがありました。 |
|||
誤ってオフラインと宣言された可能性があるために、接続中であってもエンドポイントがK1000によって制御されませんでした。 |
|||
修正点:日付はDST値を解釈せずにレポートされます。 |
|||
サービスデスクの アーカイブされたチケット ページで、優先度、ステータス、および他の列で並べ替えを行うと、エラーが発生することがありました。 |
|||
ユーザーコンソール:ログインページのカスタムロゴとして表示される画像が破損していました。 |
|||
所有者のみ としてフラグ付けされた新しいコメントが、添付ファイルがある場合にのみ送信者にEメール送信されていました。 |
|||
システム管理コンソールデバイス リストページの レポートを作成 オプションを使用して作成したレポートを、組織 > デバイスSQLレポート に保存しようとすると、レポートの詳細の編集 ページにMySQLエラーが表示されていました。 |
|||
親チケットに子チケットを追加すると、親チケットの 作成日 および 作成者 フィールドに、子チケットの情報が表示されていました。 |
|||
Internet Explorer 11 でチケットの詳細を表示する際、ユーザーコンソールのURLに/useruiが含まれていないと、スクリーンショットの貼り付け オプションを選択することができませんでした。その他のブラウザでは、このオプションが正常に表示されていました。 |
|||
ユーザーコンソールライブラリに表示されるソフトウェアタイトルを、デバイスラベルに基づいてフィルタできませんでした。 |
|||
デバイスラベル別でも制限 を有効にすると、ソフトウェアがユーザーコンソールライブラリに表示されませんでした。 |
|||
独自のラベルグループに割り当てられたラベルによって、インベントリ ページと ラベル ページで問題が発生していました。 |
|||
デバイス ページでIPアドレス列のリストの並べ替えが正常に機能しませんでした。 |
|||
正しいタイムアウトが指定されていても、エージェントでプロセスタイムアウトが正しく処理されませんでした。その結果、予定の時間に設定どおり警告タイムアウトが発生しませんでした。 修正点:このリリースではエージェントのタイムアウトが正しく処理され、警告が設定どおりタイムアウトされるようになりました。
|
|||
カスタムインベントリによる高度な検索を使用してデバイスリストをエクスポートすると、データベースエラーが発生していました。 |
|||
システム管理コンソールでOSアーキテクチャを条件として高度な検索を実行すると、問題が発生することがありました。 |
|||
LDAP SSOのデフォルト(オブジェクトコンテナ、コンピューターコンテナ、およびコンピューター名)をオーバーライドすることができませんでした。 |
|||
このリリースでは、ルートCAをca-root-nss.crtに指定するオプションが追加されました。 |
© 2021 Quest Software Inc. ALL RIGHTS RESERVED. Feedback Terms of Use Privacy