インベントリ情報を管理するには、カスタムデータフィールドを追加し、インベントリ内のデバイスを表示し、デバイスの詳細を表示します。
ソフトウェア リストから手動で追加されたアプリケーションのカスタムデータフィールドを追加できます。
カスタムデータフィールドを追加すると、デバイス上のレジストリおよびその他の場所にある情報を取得できます。この情報を デバイスの詳細 ページで表示したり、レポートで使用したりできます。
例えば、カスタムフィールドを追加して、レジストリからの「DATファイルのバージョン番号」、「ファイルの作成日」、「ファイルの発行元」などのデバイスのデータを取得することができます。この情報に基づいてラベルを作成して同様のデバイスをグループ化したり、この情報を使用してレポートを作成したりできます。
1. |
ソフトウェア リストに移動します。 |
a. |
KACE SMA 管理者コンソール(https://KACE_SMA_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。 |
b. |
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3. |
4. |
カスタムインベントリルール フィールドで、返す必要のある情報に該当する構文を入力します。 |
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レジストリ値を返すには、以下のように入力します。valueTypeは、TEXT、NUMBER、またはDATEに置き換えてください。NUMBERは整数値です。RegistryValueReturn(string absPathToKey, string valueName, string valueType) |
例:RegistryValueReturn(HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\McAfee.com\Virusscan Online,SourceDisk, TEXT)
◦ |
Windows、Mac、およびLinuxデバイスでは、stat()関数から以下の属性を取得できます。 |
◦ |
Windowsデバイスでは、VerQueryValue()関数から以下の属性を取得できます。 |
5. |
保存 をクリックします。 |
詳細については、「カスタムインベントリルールの記述」を参照してください。
エージェント管理対象デバイスの場合、ソフトウェアのインベントリ情報は、ソフトウェア ページと ソフトウェアカタログ ページの両方で入手可能です。これらのページの詳細については、ソフトウェア ページと ソフトウェアカタログ ページの相違点を参照してください。
エージェント不要デバイスの場合、ソフトウェア情報はソフトウェア ページにのみリストされています。詳細については、「ソフトウェア ページでのアプリケーション管理」を参照してください。
アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されている場合は、各組織のインベントリデータ収集を個別にスケジュールします。
◦ |
アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されている場合は、KACE SMA システム管理コンソール(https://KACE_SMA_hostname/system)にログインします。または、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから システム を選択します。続いて、組織 をクリックします。組織の情報を表示するには、組織の名前をクリックします。 |
組織の詳細 ページが表示されます。
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通信設定 ページが表示されます。
2. |
通信設定 セクションで、各設定を次のように指定します。 |
管理対象デバイスにインストールされたエージェントから提供されるスクリプト結果を、KACE SMA が保存するかどうか。エージェントログは、データベース内のディスク領域を最大約1 GB消費します。ディスク領域に問題がない場合は、エージェントのログ記録 を有効にして、エージェント管理対象デバイスのログ情報をすべて保持します。これらのログは、トラブルシューティング時に役立ちます。ディスク領域を節約し、エージェント通信を高速化するには、エージェントのログ記録 を無効にします。 | ||
管理対象デバイスのエージェントがインベントリをレポートする頻度。この情報は、インベントリ セクションに表示されます。 | ||
エージェント不要デバイスがインベントリをレポートする頻度。この情報は、インベントリ セクションに表示されます。 | ||
管理対象デバイスが ソフトウェアカタログ ページにインベントリをレポートする頻度。 | ||
管理対象デバイスが KACE SMA にメータリング情報をレポートする頻度。デバイスとアプリケーションに対してメータリングを有効にする必要があります。 | ||
管理対象デバイスのエージェントが、管理対象デバイスで有効にされているスクリプトの更新されたコピーを要求する頻度。この間隔はスクリプトの実行頻度に影響を与えません。 |
3. |
通知 セクションで、エージェント通信に使用するメッセージを指定します。 |
Quest KACEシステム管理アプライアンスは、PC設定を検証してソフトウェア更新プログラムを管理しています。お待ちください… |
4. |
管理対象デバイスのエージェントから KACE SMA への接続を許可する時間帯。例えば、エージェントの接続を01:00から06:00までの間のみ許可するには、最初のドロップダウンリストから「01:00」を選択し、2番目のドロップダウンリストから「06:00」を選択します。 |
5. |
エージェント不要 セクションで、エージェント不要デバイスの通信設定を次のように指定します。 |
6. |
このフィールドの値は、任意の時点のアプライアンスに対する負荷を示します。アプライアンスが正常に動作するには、このフィールドの値が0.0と10.0の間になければなりません。 | |||
スケジュール済みタスク(インベントリの収集、スクリプト作成、パッチの更新など)のアプライアンスでの調整方法を制御する値。 |
7. |
保存 をクリックします。 |
デバイス ページではインベントリ内のデバイスのリストを表示でき、デバイスの詳細 ページでは選択したデバイスに関する情報を表示できます。
1. |
デバイスの詳細 ページに移動します。 |
a. |
KACE SMA 管理者コンソール(https://KACE_SMA_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。 |
b. |
2. |
表示されるフィールドは、デバイスとそのオペレーティングシステムのタイプによって異なります。例えば、デバイスが仮想マシンの場合、モニタ フィールドは表示されず、「ビデオコントローラー」が表示されます。また、一部のフィールドはオペレーティングシステムによっては使用できない場合があります。例えば、「システムの説明」はWindowsまたはSNMPデバイスでのみ使用できます。
このページに表示されるグループおよびセクションの内容について説明した表を表示するには、デバイス詳細のアイテムのグループおよびセクションを参照してください。
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