アプライアンスネットワーク設定には、ネットワークを介してアプライアンスにアクセスするために必要なホスト名、Webサーバー名、IPアドレスなどの情報が含まれます。
初期設定後、環境のニーズに合わせていつでもアプライアンスのネットワーク設定を変更できます。
アプライアンスの仮想/物理バージョンの場合、ネットワーク設定は管理者コンソールまたはコマンドラインコンソールへの初回ログイン時に構成されます。詳細については、「アプライアンスのネットワーク設定の変更」を参照してください。
サービスとしてのK1000の場合、アプライアンスは、静的なIPアドレス、サブネットマスク、およびデフォルトゲートウェイを使用して事前設定されています。設定情報については、『KACE as a Service Setup Guide』(サービスとしての KACE セットアップガイド)を参照してください。https://support.quest.com/k1000-as-a-service/release-notes-guides に移動します。
アプライアンスネットワーク設定の大部分を変更するには、アプライアンスを再起動する必要があります。変更後の設定が有効な場合は、合計の再起動ダウンタイムは1~2分です。
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アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されていない場合は、KACE SMA 管理者コンソール(https://KACE_SMA_hostname/admin)にログインして、設定 をクリックします。 |
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アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されている場合は、KACE SMA システム管理コンソール(https://KACE_SMA_hostname/system)にログインします。または、ページの右上隅にあるドロップダウンリストから システム を選択して、設定 をクリックします。 |
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アプライアンスのホスト名を入力します。デフォルトはk1000です。 | |
アプライアンスの完全修飾ドメイン名を入力します。完全修飾ドメイン名とは、ホスト名とドメインを連結した値です。例:k1000.example.comデバイスは、この名前を使用してアプライアンスに接続します。Questでは、DNSサーバに、アプライアンスの静的IPアドレスのエントリを追加することをお勧めします。SSL証明書を使用する場合、証明書と同じ完全修飾ホスト名を使用する必要があります。 | |
このチェックボックスをオンにすると、次のフォーマットを使用して、KACE SMAウェブサーバ名をシステムで生成できます。Hostname.Domain。例:k1000.example.comこのチェックボックスをオフにすると、カスタムのウェブサーバ名を入力できます。 |
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IPv4 設定 セクションで、次の情報を入力します。 |
DHCP(動的ホスト構成プロトコル)を使用して、アプライアンスの IPv4 アドレスおよびその他のネットワーク設定情報を自動的に取得する場合は、このオプションを選択します。 | |||||||||||||||
アプライアンスの IPv4 アドレス、ドメイン、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、および DNS 設定を手動で指定する場合は、このオプションを選択します。
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IPv6 設定 セクションで、次の情報を入力します。 |
アプライアンスの IPv6 アドレス、プレフィックス長、およびデフォルトゲートウェイを手動で指定する場合は、このオプションを選択します。
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外部 SMTP サーバーのホスト名(smtp.gmail.com など)または IP アドレスを指定します。外部 SMTP サーバでは、匿名(認証なし)のアウトバウンド E メール転送を許可する必要があります。ネットワークポリシーで、アプライアンスがSMTPサーバに直接問い合わせられることを確認します。また、メールサーバは、アプライアンスからのEメールのリレーを、認証なしで許可するように設定する必要があります。IP アドレスを指定する場合は、アドレスを括弧で囲みます。例えば、「[10.10.10.10]」と入力します。 | |
外部 SMTP サーバーに使用するポート番号を入力します。標準的な SMTP にはポート 25 を使用します。セキュアな SMTP にはポート 587 を使用します。 | |
外部 SMTP サーバーにアクセスするアカウントのユーザー名を入力します(「your_account_name@gmail.com」など)。 | |
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Test Connection(テスト接続)をクリックします。 |
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表示される 接続テスト SMTP ダイアログボックスに、新しく設定した SMTP サーバを使用してテスト E メールを送信する E メールアドレスを入力し、テスト E メールを送信 をクリックします。 |
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保存 をクリックします。 |
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KACE SMA がネットワーク上の複数のゲートウェイ経由でトラフィックをルーティングできるように、ローカルルーティングテーブルを設定します。
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アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されていない場合は、KACE SMA 管理者コンソール(https://KACE_SMA_hostname/admin)にログインして、設定 をクリックします。 |
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アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されている場合は、KACE SMA システム管理コンソール(https://KACE_SMA_hostname/system)にログインします。または、ページの右上隅にあるドロップダウンリストから システム を選択して、設定 をクリックします。 |
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追加 ボタンをクリックして、エントリを追加します |
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指定したネットワークのサブネットマスクを入力します。例:24, 255.255.240.0.これはホストに適用されます。 | |
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OK をクリックして続行します。 |
ローカル Web サーバーの設定を構成し、管理者コンソール、システム管理コンソールおよびユーザーコンソールへのアクセスを許可するホストのホワイトリストを指定します。ホワイトリストを作成すると、アクセスがホワイトリストのホストに制限されます。
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アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されていない場合は、KACE SMA 管理者コンソール(https://KACE_SMA_hostname/admin)にログインして、設定 をクリックします。 |
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アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されている場合は、KACE SMA システム管理コンソール(https://KACE_SMA_hostname/system)にログインします。または、ページの右上隅にあるドロップダウンリストから システム を選択して、設定 をクリックします。 |
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このオプションを選択すると、許可リストにあるWebアドレスへのアクセスが制限されます。指定したターゲットに加え、アプライアンスのサブネット上のIPアドレスをホワイトリストに登録するには、アプライアンスと同じサブネット上のすべてのIPアドレスを許可する を選択します。 |
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(オプション)許可するサブネットマスク/CIDR(Classless Inter-Domain Routing)を入力します。これを使用することで、より詳細にサブネットを制御できます。 |
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OK をクリックして続行します。 |
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