サービスデスクでは、チケットが E メールを通じて送信または更新されたときに、チケットの CCリスト フィールドに E メールアドレスを自動的に追加できます。ただし、配布リストや一般的な企業 E メールアドレスなど一部のアドレスは、不要な E メールトラフィックを増やすことになるため、自動的に追加する必要はありません。サービスデスクが不要な E メールアドレスを追加しないようにするには、除外する E メールアドレスを指定します。
E メール除外リストは、アプライアンスレベルの設定です。アプライアンス上で組織コンポーネントが有効化されている場合は、あらゆる組織およびサービスデスクキューに E メール除外リストが適用されます。
注: サービスデスクキューに関連付けられた E メールアドレスがチケットの CCリスト フィールドに自動的に追加されることはありません。これらのアドレスにメッセージを送信すると、新しいチケットが誤って開かれる可能性があるからです。これらのアドレスを除外リストに追加する必要はありません。 |
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K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。 |
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Eメールによってチケットが提出またはアップデートされた場合、サービスデスクからは各参加者にチケットの通知が送られます。ただし、この通知メールを受け取った1人以上のユーザーから自動返信による不在の返信がきた場合は、サービスデスクは新たなアップデートチケットを付けて返信しますが、そのEメール通知が延々と続くEメールループの原因になる可能性があります。
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K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。 |
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受信Eメール セクションの 件名に次のテキストが含まれるEメールは無視する フィールドで検出対象の言葉を入力します。セミコロンを区切り文字として使用し、複数のエントリを指定することができます。例: 不在;メール送信失敗。 |
チケット毎にサービスデスクが受信して返信するEメール通知に関するすべてのEメールの最大数。デフォルトではチケット毎に5通です。 | |
チケット毎に受信する、指定した数のEメールが受信される分単位の時間間隔を指定します。デフォルトは1分です。この制限を無効にするには、このオプションを99999などのより大きな値に設定します。 |
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保存 をクリックします。 |
アプライアンス上で組織コンポーネントが有効化されている場合は、ビジネスニーズに合うように個別のインベントリと設定を持つ、個別の組織を作成および管理できます。
ヒント: 組織コンポーネントがアプライアンスで有効になっているが、ドロップダウンリストが管理者コンソールの右上隅(ログイン情報の隣)に表示されていない場合は、高速切り替えが有効化されていないか、または、組織を管理するための権限がユーザーの役割に付与されていない可能性があります。
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組織は、1つのアプライアンスで動作する、K1000の論理インスタンスです。各組織には専用のデータベースが用意されます。また、各組織のインベントリとその他のコンポーネントは別々に管理します。
例えば、学校という環境であれば、教員に対して1つの組織を、学生に対して別の組織を作成できます。管理対象デバイスを各組織に自動的に割り当て、個別に管理できます。さらに、組織固有の役割を管理者とユーザーに割り当て、K1000 管理者コンソールおよびユーザーコンソールに対する管理者とユーザーのアクセスを制御できます。1つの組織の管理者は、その他の組織のデバイスおよびインベントリアイテムを表示する必要はありません。単一の K1000 アプライアンスに最大 50 個の組織を追加できます。
アプライアンスの一般的な組織設定については、組織コンポーネントが有効になっている場合のアプライアンス一般設定項目の設定を参照してください。
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