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KACE Asset Management Appliance 7.1 - Administrator Guide (Japanese)

KACEシステム管理アプライアンス(K1000)
K1000コンポーネントについて 管理者コンソールについて
組織コンポーネントが有効化されていない場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合のシステムモードで使用可能なコンポーネント 「ホーム」コンポーネントの使用 情報の検索およびリストのフィルタリング 管理者コンソールへのログイン:初めてネットワークを構成した後の最初のログイン
はじめに
アプライアンスの設定
要件と仕様 アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン コマンドラインコンソールへのアクセス 設定の変更追跡 システムレベルおよび管理者レベルの一般設定項目の設定 アプライアンスの日付と時刻の設定 ポート設定、NTPサービス、およびWebサイトアクセスの検証 ネットワーク設定とセキュリティ設定の構成 エージェント設定の構成 セッションタイムアウトと自動更新設定の構成 ロケール設定の構成 データ共有の基本設定の構成 DIACAPコンプライアンス要件について モバイルデバイスによるアクセスの設定 組織およびリンク先アプライアンスの高速切り替えの有効化 Quest KACEアプライアンスへのリンク 履歴設定の定義
アイテムのグループを管理するためのラベルのセットアップおよび使用 ユーザーアカウント、LDAP認証、およびSSOの設定
ユーザーアカウントおよびユーザー認証について ロケール設定について システムレベルユーザーアカウントの管理 組織ユーザーアカウントの管理 ユーザープロファイルの表示または編集 LDAPサーバーを使用したユーザー認証 LDAPサーバーからのユーザーのインポート シングルサインオン(SSO)について シングルサインオンの有効化および無効化 Active Directory を使用したシングルサインオン Quest Identity Brokerを使用したシングルサインオン
レプリケーション共有の使用 資格情報の管理 資産の設定
資産管理コンポーネントについて 資産管理について 資産タイプの追加とカスタマイズおよび資産情報の維持 ソフトウェア資産の管理 物理的資産と論理的資産の管理 手動資産情報の維持および使用 場所の管理
ライセンスコンプライアンスの設定 ライセンスコンプライアンスの管理 サービスデスクの設定 組織の作成と管理 アプライアンスリソースのインポートとエクスポート
インベントリの管理
デバイス検出の使用 デバイスインベントリの管理
デバイスの管理について 各デバイス管理方法で使用可能な機能 インベントリ情報について インベントリ設定に対する変更の追跡 インベントリ情報の管理 デバイスの検出および管理 K1000エージェントのプロビジョニング
ファイル共有を有効にする WindowsデバイスでのGPOプロビジョニングツールを使用したK1000エージェントのプロビジョニング オンボードプロビジョニングを使用したK1000エージェントのプロビジョニング プロビジョニングスケジュールの管理 エージェント通信の管理 管理対象デバイスでのK1000エージェントの更新
K1000エージェントの手動展開
エージェントのインストールファイルの取得 Windowsデバイス上でK1000エージェントを手動展開する Linuxデバイスでの手動によるK1000エージェントの展開およびアップグレード Linuxデバイス上でのエージェントに関する操作の実行 Macデバイスでの手動によるK1000エージェントの展開およびアップグレード Macデバイス上でエージェントに関するその他の操作を実行する エージェントによって収集された情報の表示
エージェント不要の管理の使用 管理者コンソールでの、または API を使用したデバイスの手動追加 インベントリ更新の強制実行 MIAデバイスの管理 Dell保証情報の取得
ソフトウェア ページでのアプリケーション管理
ソフトウェア ページについて インベントリ設定に対する変更の追跡 ソフトウェア ページインベントリ内のアプリケーションの追加と削除 ソフトウェア資産の作成 ソフトウェア脅威レベルとカテゴリの使用 アプリケーションの検索とラベル作成 ITNinjaフィードの管理
ソフトウェアカタログインベントリの管理
ソフトウェアカタログについて ソフトウェアカタログ情報の表示 ソフトウェアカタログへのアプリケーションの追加 ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンス資産の管理 ソフトウェアメータリングの使用 アプリケーション制御の使用 ソフトウェアカタログの更新および再インストール
プロセス、スタートアッププログラム、およびサービスインベントリの管理 カスタムインベントリルールの記述
管理対象デバイスへのパッケージの展開
ソフトウェアの配布とWake On LANの使用
ソフトウェアの配布について 配布設定に対する変更の追跡 配布パッケージのタイプ アプライアンスからのパッケージの配布 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布 Mac OS Xデバイスへのアプリケーションの配布 管理対象インストールの使用 ファイル同期の作成および使用 Wake On LANの使用 管理対象インストールのエクスポート
管理対象デバイスへの警告のブロードキャスト 管理対象デバイスでのスクリプトの実行
スクリプトについて スクリプト設定の変更追跡 デフォルトスクリプトについて スクリプトの追加と編集 実行 および 今すぐ実行 コマンドの使用 設定ポリシーテンプレートについて Windows設定ポリシーの使用 Mac OS X設定ポリシーの使用 ポリシーとスクリプトの編集 スクリプトログの検索 スクリプトのエクスポート
Mac プロファイルの管理
デバイスのパッチ適用とセキュリティの維持
パッチ管理について パッチのサブスクライブとダウンロード パッチスケジュールの作成および管理 パッチインベントリの管理 Dellデバイスおよびアップデートの管理 デバイスとアプライアンスのセキュリティの維持
デバイスのセキュリティのテスト
OVALセキュリティチェックについて OVALテストと定義の理解 SCAPについて ベンチマークについて SCAPスキャンのしくみ SCAPスキャンスケジュールの編集 セキュリティポリシーテンプレートについて Windowsセキュリティポリシーテンプレートの使用 Macセキュリティポリシーテンプレートの使用 エージェントのプロビジョニングを妨げる Windows のセキュリティに関する問題の解決
アプライアンスのセキュリティの維持
レポートの使用と通知のスケジュール サーバーの監視
サーバー監視の開始 監視プロファイルの操作 デバイスの監視の管理 警告の操作
サービスデスクの使用
サービスデスクの設定
システム要件 サービスデスクについて 設定作業の概要 サービスデスクの営業時間と休業日の設定 サービスレベル契約の設定 サービスデスクチケットキューの設定 チケット設定の構成 ユーザーコンソールホームページのカスタマイズ 満足度調査の利用 サービスデスクの添付ファイルのセキュリティの有効化または無効化
サービスデスクのチケット、プロセス、およびレポートの管理
サービスデスクチケットのライフサイクルの概要 管理者コンソールおよびユーザーコンソールからのチケットの作成 Eメールによるチケットの作成と管理 チケットの表示およびコメントや作業や添付ファイルの管理 チケットのエスカレーションプロセスの使用 サービスデスクプロセスの使用 チケットルールの使用 サービスデスクレポートの実行 チケットのアーカイブ、復元、削除 チケット削除の管理
サービスデスクチケットキューの管理 ユーザーダウンロードおよびサポート技術情報記事について サービスデスクチケット設定のカスタマイズ SMTP Eメールサーバーの設定
メンテナンスとトラブルシューティング
アプライアンスのメンテナンス
設定の変更の追跡 アプライアンスバックアップについて アプライアンスの復元 アプライアンスソフトウェアの更新 アプライアンスの再起動またはシャットダウン KACEからのOVAL定義の更新 日次実行出力の理解
K1000のトラブルシューティング
付録 用語集 当社について 法律上の注意

K1000のSCAPスキャンの実行方法

SCAPについて

SCAP(Secure Content Automation Protocol)は、Windowsデバイス上で、ソフトウェアの脆弱性の列挙、セキュリティ関連の設定および製品名の監視、システムの検査による脆弱性の検出と検出されたセキュリティ問題のインパクトの評価(スコア付け)を行う、一連のオープンスタンダードです。

SCAPはNational Institute of Standards and Technology(NIST)によって管理されており、US OMB(米国行政管理予算局)などの政府系機関によってSCAPの使用が義務付けられています。

SCAPでは、基準ベースの脆弱性管理データリポジトリである米国政府のNational Vulnerability Database(NVD)を利用します。NVDには、セキュリティチェックリスト、セキュリティ関連ソフトウェアの脆弱性、構成ミス、製品名、およびインパクトメトリックのデータベースが含まれます。SCAP および NVD の詳細については、NIST のウェブサイト(http://scap.nist.gov/index.html および http://nvd.nist.gov/)を参照してください。

SCAPがサポートするバージョンとプラットフォーム

K1000アプライアンスは、SCAP 1.0、1.1、および1.2をサポートしています。SCAPは、Windows 7(32ビットおよび64ビットシステム)、Windows Vista、およびWindows XPプラットフォームでの実行が認証されています。

K1000アプライアンスは、管理対象デバイスにインストールされているK1000エージェントソフトウェアを使用してSCAPスキャンを実行します。SCAPは、エージェント不要デバイスなどの、K1000エージェントソフトウェアがインストールされていないデバイスでは使用できません。

K1000のSCAPスキャンの実行方法

K1000アプライアンスは、National Checklist Repositoryからのセキュリティ設定チェックリストを使用して、選択したエージェント管理対象デバイスでスクリプトを実行することによって、SCAPスキャンを実行します。

SCAPバージョン1.0および1.1では、スクリプトは、次に示すSCAP標準を使用して、XML形式で書き込まれたSCAPデータストリームをチェックします: CCE、CPE、CVE、CVSS、OVAL、およびXCCDF。詳細については、SCAP標準の定義を参照してください。

SCAP 1.2では、個々の結果ファイルがすべて1つのXMLファイルに結合される「データストリーム」の概念が追加されます。また、SCAP 1.2では、ARF(Asset Report Format 1.1)と呼ばれる新しい出力形式が追加されます。詳細については、http://scap.nist.gov/specifications/arf/を参照してください。

K1000アプライアンスは、エージェントソフトウェアを使用してSCAPスキャンコンプライアンスチェックを実行します。結果ファイルはアプライアンスまたは組織データベースにアップロードされ、政府機関に報告するための1つのファイルにまとめられます(必要な場合)。結果はアプライアンスの SCAPスキャン結果 ページにも各デバイスについて表示されます。

アプライアンス上で組織コンポーネントが有効化されている場合は、組織ごとにSCAPスキャン結果を個別に表示できます。

SCAPではOVALインタープリタバージョン5.10.1を使用して次を提供します。

このような特長により、ソフトウェアのセキュリティ、脅威評価、および脆弱性修正が向上します。

SCAP標準の定義

SCAPスキャンでは、指定したプロトコルおよび標準を使用して、デバイスのセキュリティを監視します。

標準

定義

CCE

Common Configuration Enumerationは、システム設定の問題に一意の識別子を付与し、複数の情報源およびツールに対する設定データを素早く正確に関連付けます。

K1000管理アプライアンスのSCAPスキャンが生成するコンプライアンスチェックの結果には、XCCDFに対する関連するCCE IDのリファレンスと、チェックリスト定義での指定に従ってチェックされた各ルールのOVAL定義が含まれます。

CCE情報は、XCCDF結果ファイルおよびアプライアンスの SCAPスキャン結果 ページで確認できます。

CPE

Common Platform Enumerationは、情報技術システム、プラットフォーム、パッケージ向けの構造化された命名規約です。CPEはURI(ユニフォームリソースアイデンティファイア)の汎用構文に基づき、公式名前形式、複雑なプラットフォームを記述するための言語、システムに対する名前チェックの方法、テキストとテストを名前にバインドするための記述形式が含まれています。本質的には、CPEはセキュリティチェックリストが正しいプラットフォームに適用されるようにするものです。

この情報は、XCCDF結果ファイルおよびアプライアンスの SCAPスキャン結果 ページで確認できます。

CVE

Common Vulnerability and Exposuresは、一般に知られたセキュリティの脆弱性とソフトウェアの脆弱性に標準の識別子(共通名)を付与するリストまたは辞書です。

K1000管理アプライアンスのSCAPスキャンが生成するコンプライアンスチェックの結果には、関連するCVE IDのリファレンスと、チェックリスト定義でチェックされた各ルールのOVAL定義が含まれます。

各パッチまたは脆弱性について、CVE IDリファレンスがアプライアンスの SCAPスキャン結果 ページに表示されます。

CVE情報は、スキャンで生成されるパッチ結果XMLファイルに保存されます。ファイルは、エージェントの作業ディレクトリおよびサーバーの SCAPスキャン結果 ページで、調査と検証に使用できます。

CVSS

Common Vulnerability Scoring Systemは、ITの脆弱性の特性とインパクトを通知するためのオープンなフレームワークを提供します。その定量的モデルによって、正確な測定を繰り返し行うことができると同時に、スコアを生成するために使用された、基になる脆弱性の特性をユーザーが確認できるようにします。CVSSは、脆弱性のインパクトの正確かつ一貫したスコアを必要とする業種、組織、および政府に適しています。特に、CVSSは、脆弱性修復活動の優先順位を決め、脆弱性の重大度を計算するために役立ちます。National Vulnerability Database(NVD)では、ほとんどすべての既知の脆弱性に対してCVSSスコアを提供しています。

OVAL

Open Vulnerability and Assessment Languageは、一般に公開されているオープンなセキュリティコンテンツを普及させるための情報セキュリティコミュニティの国際標準です。セキュリティツールとサービス全体に渡ってこれらの情報の転送を標準化します。

各OVALテストの結果はターゲットデバイスの複数のファイルに書き込まれた後、アプライアンスの1つの結果ファイルにまとめられ、SCAPスキャン結果 ページに表示されます。

SCAP

SCAP(Secure Content Automation Protocol)は、ソフトウェアの脆弱性の列挙、セキュリティ関連の設定および製品名の監視、デバイスの検査による脆弱性の検出と検出されたセキュリティ問題のインパクトの評価(スコア付け)を行う、一連のオープンスタンダードです。詳細については、SCAPについてを参照してください。

XCCDF

eXtensible Configuration Checklist Description Formatは、セキュリティチェックリスト、ベンチマーク、関連ドキュメントを作成するための仕様言語です。XCCDFファイルには、一連のターゲットデバイスに関する構造化されたセキュリティ設定ルール一式が含まれています。仕様は、情報の交換、ドキュメント生成、組織および状況へのカスタマイズ、コンプライアンスの自動テストおよびコンプライアンスのスコアをサポートするよう、設計されています。詳細については、SCAPスキャンのしくみを参照してください。

SCAP標準の定義

SCAPについて

SCAP(Secure Content Automation Protocol)は、Windowsデバイス上で、ソフトウェアの脆弱性の列挙、セキュリティ関連の設定および製品名の監視、システムの検査による脆弱性の検出と検出されたセキュリティ問題のインパクトの評価(スコア付け)を行う、一連のオープンスタンダードです。

SCAPはNational Institute of Standards and Technology(NIST)によって管理されており、US OMB(米国行政管理予算局)などの政府系機関によってSCAPの使用が義務付けられています。

SCAPでは、基準ベースの脆弱性管理データリポジトリである米国政府のNational Vulnerability Database(NVD)を利用します。NVDには、セキュリティチェックリスト、セキュリティ関連ソフトウェアの脆弱性、構成ミス、製品名、およびインパクトメトリックのデータベースが含まれます。SCAP および NVD の詳細については、NIST のウェブサイト(http://scap.nist.gov/index.html および http://nvd.nist.gov/)を参照してください。

SCAPがサポートするバージョンとプラットフォーム

K1000アプライアンスは、SCAP 1.0、1.1、および1.2をサポートしています。SCAPは、Windows 7(32ビットおよび64ビットシステム)、Windows Vista、およびWindows XPプラットフォームでの実行が認証されています。

K1000アプライアンスは、管理対象デバイスにインストールされているK1000エージェントソフトウェアを使用してSCAPスキャンを実行します。SCAPは、エージェント不要デバイスなどの、K1000エージェントソフトウェアがインストールされていないデバイスでは使用できません。

K1000のSCAPスキャンの実行方法

K1000アプライアンスは、National Checklist Repositoryからのセキュリティ設定チェックリストを使用して、選択したエージェント管理対象デバイスでスクリプトを実行することによって、SCAPスキャンを実行します。

SCAPバージョン1.0および1.1では、スクリプトは、次に示すSCAP標準を使用して、XML形式で書き込まれたSCAPデータストリームをチェックします: CCE、CPE、CVE、CVSS、OVAL、およびXCCDF。詳細については、SCAP標準の定義を参照してください。

SCAP 1.2では、個々の結果ファイルがすべて1つのXMLファイルに結合される「データストリーム」の概念が追加されます。また、SCAP 1.2では、ARF(Asset Report Format 1.1)と呼ばれる新しい出力形式が追加されます。詳細については、http://scap.nist.gov/specifications/arf/を参照してください。

K1000アプライアンスは、エージェントソフトウェアを使用してSCAPスキャンコンプライアンスチェックを実行します。結果ファイルはアプライアンスまたは組織データベースにアップロードされ、政府機関に報告するための1つのファイルにまとめられます(必要な場合)。結果はアプライアンスの SCAPスキャン結果 ページにも各デバイスについて表示されます。

アプライアンス上で組織コンポーネントが有効化されている場合は、組織ごとにSCAPスキャン結果を個別に表示できます。

SCAPではOVALインタープリタバージョン5.10.1を使用して次を提供します。

このような特長により、ソフトウェアのセキュリティ、脅威評価、および脆弱性修正が向上します。

SCAP標準の定義

SCAPスキャンでは、指定したプロトコルおよび標準を使用して、デバイスのセキュリティを監視します。

標準

定義

CCE

Common Configuration Enumerationは、システム設定の問題に一意の識別子を付与し、複数の情報源およびツールに対する設定データを素早く正確に関連付けます。

K1000管理アプライアンスのSCAPスキャンが生成するコンプライアンスチェックの結果には、XCCDFに対する関連するCCE IDのリファレンスと、チェックリスト定義での指定に従ってチェックされた各ルールのOVAL定義が含まれます。

CCE情報は、XCCDF結果ファイルおよびアプライアンスの SCAPスキャン結果 ページで確認できます。

CPE

Common Platform Enumerationは、情報技術システム、プラットフォーム、パッケージ向けの構造化された命名規約です。CPEはURI(ユニフォームリソースアイデンティファイア)の汎用構文に基づき、公式名前形式、複雑なプラットフォームを記述するための言語、システムに対する名前チェックの方法、テキストとテストを名前にバインドするための記述形式が含まれています。本質的には、CPEはセキュリティチェックリストが正しいプラットフォームに適用されるようにするものです。

この情報は、XCCDF結果ファイルおよびアプライアンスの SCAPスキャン結果 ページで確認できます。

CVE

Common Vulnerability and Exposuresは、一般に知られたセキュリティの脆弱性とソフトウェアの脆弱性に標準の識別子(共通名)を付与するリストまたは辞書です。

K1000管理アプライアンスのSCAPスキャンが生成するコンプライアンスチェックの結果には、関連するCVE IDのリファレンスと、チェックリスト定義でチェックされた各ルールのOVAL定義が含まれます。

各パッチまたは脆弱性について、CVE IDリファレンスがアプライアンスの SCAPスキャン結果 ページに表示されます。

CVE情報は、スキャンで生成されるパッチ結果XMLファイルに保存されます。ファイルは、エージェントの作業ディレクトリおよびサーバーの SCAPスキャン結果 ページで、調査と検証に使用できます。

CVSS

Common Vulnerability Scoring Systemは、ITの脆弱性の特性とインパクトを通知するためのオープンなフレームワークを提供します。その定量的モデルによって、正確な測定を繰り返し行うことができると同時に、スコアを生成するために使用された、基になる脆弱性の特性をユーザーが確認できるようにします。CVSSは、脆弱性のインパクトの正確かつ一貫したスコアを必要とする業種、組織、および政府に適しています。特に、CVSSは、脆弱性修復活動の優先順位を決め、脆弱性の重大度を計算するために役立ちます。National Vulnerability Database(NVD)では、ほとんどすべての既知の脆弱性に対してCVSSスコアを提供しています。

OVAL

Open Vulnerability and Assessment Languageは、一般に公開されているオープンなセキュリティコンテンツを普及させるための情報セキュリティコミュニティの国際標準です。セキュリティツールとサービス全体に渡ってこれらの情報の転送を標準化します。

各OVALテストの結果はターゲットデバイスの複数のファイルに書き込まれた後、アプライアンスの1つの結果ファイルにまとめられ、SCAPスキャン結果 ページに表示されます。

SCAP

SCAP(Secure Content Automation Protocol)は、ソフトウェアの脆弱性の列挙、セキュリティ関連の設定および製品名の監視、デバイスの検査による脆弱性の検出と検出されたセキュリティ問題のインパクトの評価(スコア付け)を行う、一連のオープンスタンダードです。詳細については、SCAPについてを参照してください。

XCCDF

eXtensible Configuration Checklist Description Formatは、セキュリティチェックリスト、ベンチマーク、関連ドキュメントを作成するための仕様言語です。XCCDFファイルには、一連のターゲットデバイスに関する構造化されたセキュリティ設定ルール一式が含まれています。仕様は、情報の交換、ドキュメント生成、組織および状況へのカスタマイズ、コンプライアンスの自動テストおよびコンプライアンスのスコアをサポートするよう、設計されています。詳細については、SCAPスキャンのしくみを参照してください。

ベンチマークについて

ベンチマークについて

SCAPベンチマークは、特定の運用環境でデバイスの脆弱性を評価するための一連のルールを含む、セキュリティ設定チェックリストです。

NIST(National Institute of Standards and Technology)が管理するNational Checklist Repositoryには、特定のIT製品とIT製品のカテゴリに関するさまざまなセキュリティ設定チェックリストが格納されています。

ベンチマークの基準には、次の2つがあります。

チェックリストは、SCAPストリームという複数のXMLファイルが格納されたZIPファイルで構成されています。ストリーム内の主要ファイルはXCCDFファイルです。XCCDFファイルは、一連のターゲットデバイスに関する構造化されたセキュリティ設定ルール一式です。基本的に、実行する必要のあるOVALテストのリストです。その他のXMLファイルには、XCCDFファイルで指定されているOVALテストが格納されています。XCCDF 仕様に関する詳細については、http://scap.nist.gov/specifications/xccdf/を参照してください。

ベンチマークには、1つ以上のプロファイルが含まれる場合があります。プロファイルは、特定の種類のデバイスに対して実行されるルールを指定します。例えば、ベンチマークには、デスクトップに関するルール一式と、サーバーに関する別のルール一式が含まれる場合があります。

SCAPスキャンのしくみ

SCAPスキャンのしくみ

SCAPスキャンを実行する前に、K1000アプライアンスは、ベンチマークのインポートと検証を行います。インポートと検証の完了後、ベンチマークはアプライアンスに読み込まれ、XCCDFファイルは解決と呼ばれるプロセスに渡されます。

解決中に、oval-command.zipファイルが生成されます。このZIPファイルには、特定のプロファイルの実行に必要な入力ファイルが格納されています。このファイルは Script Detail(スクリプトの詳細) ページで確認できます。詳細については、SCAPスケジュールの設定を参照してください。

SCAPスキャンはKScriptによって制御されます。スキャンの実行時、次のファイルがスクリプト依存関係としてターゲットデバイスにダウンロードされます。

benchmark.zip:ベンチマークファイル(アプライアンスにアップロードされた SCAP ストリーム)が格納されています(XCCDFファイルはデバイスによって実際には使用されません)。
oval-command.zip:XCCDF によって生成された入力ファイルが格納されています。
ovalref.zip:OVAL スキャンエンジン(ovaldi.exe)が格納されています。

KScriptは、ターゲットデバイス上でOVALスキャンを開始し、複数の結果ファイルを生成します。OVALスキャンエンジンは、2回または3回実行されます。

各実行で、結果ファイルが生成されます。これらのファイルは実行に従って名前が付けられます。例えば、最初の実行で生成されたファイルの名前はscap-profile-10-result-1.xml、2回目のファイルはscap-profile-10-result-2.xmlとなります。これらのファイルは、次のディレクトリに配置されます。

Windows XP: C:\Documents and Settings\All Users\Dell\KACE\kbots_cache\packages\kbots\<working directory>

Windows VistaおよびWindows 7: C:\ProgramData\Dell\KACE\kbots_cache\packages\kbots\<working directory>

K1000 エージェントの作業ディレクトリを探すには、インベントリ > デバイス > デバイスの詳細 > ログ に移動します。

その後、これらの結果ファイルはK1000アプライアンスにアップロードされ、1つの結果ファイル(xccdf-results.xml)にまとめられます。このファイルは、US OMB(米国行政予算管理局)のような政府系機関への結果のレポートに使用できます。K1000アプライアンスおよび管理対象デバイスには最新の結果ファイルのみが保持されます。

実行の最終の手順で、結果ファイルのサブセットは、「組織」データベースに抽出されて格納され、各デバイスの SCAPスキャン結果 ページでのレポートの作成と表示に使用できるようになります。

この情報が格納されるデータベーステーブルは、SCAP_RESULT、SCAP_RESULT_RULE、およびSCAP_RESULT_SCOREです。詳細については、SCAPスキャン結果の表示を参照してください。

SCAPスキャン情報へのアクセス

SCAPスキャン情報は、セキュリティ セクションからアクセスできます。

1.
SCAPスキャン ページに移動します。
a.
K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、セキュリティ をクリックして、SCAPスキャン をクリックします。
カタログ: SCAPベンチマークのステータスが表示されます。さらに、このページから、チェックリストをインポートしたり、削除したり、CSV形式でエクスポートしたりできます。
スケジュール: ベンチマークの名前とそれらの実行スケジュールが表示されます。さらに、このページから、ベンチマークを追加/削除したり、有効/無効にしたり、CSV形式でエクスポートしたりできます。
レポート作成: SCAPスキャンの全般的な結果が表示されます。

このページには、ベンチマークごとの結果を示すダッシュボードも表示されます。デバイスがベンチマークに合格するには、100 %のスコアを獲得する必要があります。

ベンチマークの表示と管理

アプライアンスにインポートされたプロファイルとチェックリストを含むSCAPベンチマークを表示および管理することができます。

さらに、SCAPカタログ ページで アクションの選択 を選択して、ベンチマークのインポート、ベンチマークの削除、およびベンチマークのCSV形式へのエクスポートを行うことができます。

1.
SCAPカタログ リストに移動します。
a.
K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、セキュリティ をクリックして、SCAPスキャン をクリックします。
c.
SCAPスキャン パネルで カタログ をクリックします。
2.
オプション: 特定基準で表示 ドロップダウンリストまたは 検索 フィールドを使用して、表示されるベンチマークを指定します。
3.
オプション: ベンチマークを並べ替えるには、列見出しをクリックします。

「SCAPカタログ」には、選択したベンチマークの一般情報と、SCAPデータがアプライアンスにアップロードされた日時が表示されます。詳細については、アーカイブからのベンチマークのダウンロードを参照してください。

ベンチマークのインポートと修正

必要に応じて、National Checklist Repositoryからベンチマークをインポートして修正できます。

National Checklist Repository(https://web.nvd.nist.gov/view/ncp/repository)からベンチマークまたはチェックリストをダウンロードします。
1.
SCAPカタログ リストに移動します。
a.
K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、セキュリティ をクリックして、SCAPスキャン をクリックします。
c.
SCAPスキャン パネルで カタログ をクリックします。
2.
アクションの選択 > 新しいチェックリストのインポート を選択します。
SCAP設定のスキャン設定 ページが表示され、インポートウィザードの手順1が表示されます。
3.
参照 または ファイルの選択 をクリックして、ベンチマークZIPファイルをインポートします。
4.
次へ をクリックします。
5.
スキャンするプロファイルの選択 ドロップダウンリストでベンチマークを選択し、次へ をクリックします。
6.
既存のエンジンを使用したスキャン ドロップダウンリストで、使用するOVALエンジンを選択します。
注: デフォルトのエンジンはMITREのOVALインタープリタ(ovaldi.exe)です。QuestによってエンジンとOVAL定義の新しいバージョンが認定されてリリースされると、K1000はこのエンジンに対するそれらの更新を自動的にダウンロードします。
7.
オプション: 参照 または ファイルの選択 をクリックして、カスタムエンジンとその設定ファイルを見つけてアップロードします。
ヒント: OVALエンジンのローカル制御が必要な場合や、エンジンを変更するための自動更新が不要な場合は、カスタムエンジンを使用します。カスタムエンジンは、カスタム ovaldi.exe と共に、エンジンの実行に必要な設定ファイルを格納したフォルダの ZIP ファイルであることが必要です。SCAP スキャンスクリプト内の ovalref.zip 依存関係ファイルをこの ZIP ファイルに置き換えます。詳細については、解決されたXCCDFファイルの表示を参照してください。
8.
次へ をクリックします。

ダイアログボックスが表示されて、ベンチマークファイルを読み込み中であることが示され、続いて Script Detail(スクリプトの詳細) ページが表示されます。詳細については、SCAPスキャンスケジュールの編集を参照してください。

SCAPスケジュールの設定

SCAPスケジュールを設定することにより、ベンチマークまたは定義をインポートしたり、SCAPスキャンの設定を変更したりできます。

1.
SCAPスキャンスケジュール リストに移動します。
a.
K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、セキュリティ をクリックして、SCAPスキャン をクリックします。
c.
SCAPスキャン パネルで スケジュール をクリックします。
2.
アクションの選択 を選択し、実行するアクション(ベンチマークの追加/削除、有効化/無効化、またはCSV形式でのエクスポート)を選択します。
3.
スクリプトの詳細 ページで、スケジュールを編集するベンチマークをクリックします。
4.
このページで、スケジュール セクションまで下へスクロールし、必要な変更を行います。
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