Linuxベースデバイスに、RPMファイルを使用してソフトウェアを展開するための管理対象インストールを作成できます。
管理対象デバイスにアプリケーションを配布するには、インストールに必要なファイルであるデジタル資産をアプリケーションに添付する必要があります。また、アプリケーションに対してサポートされているオペレーティングシステムを選択する必要があります。詳細については、アプリケーションへのデジタル資産の添付およびサポートされるオペレーティングシステムの選択を参照してください。
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管理対象インストールの詳細 ページに移動します。 |
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K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。 |
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rpm -U packagename.rpm
Run Parameters(実行パラメータ) フィールドでパラメータを指定しない限り、デフォルトのパラメータが使用されます。
使用するファイル名内にワイルドカードを指定できます。ファイル名にスペースが含まれる場合は、一重または二重引用符でファイル名を囲みます。ファイルは「/tmp」ディレクトリに抽出され、そのディレクトリがコマンドの現在の作業ディレクトリになります。
root アカウントの path 環境変数に現在の作業ディレクトリが含まれていない場合、アーカイブに格納したシェルスクリプトまたはその他の実行可能ファイルを実行するときは、Full Command Line(完全なコマンドライン) フィールドで実行可能ファイルへの相対パスを指定します。コマンドは、抽出されたファイルのあるディレクトリ内で実行されます。
例えば、installThis.shというシェルスクリプトを実行するには、RPMファイルのあるディレクトリ内でそのスクリプトをパッケージしてから、インストールコマンド フィールドに「./installThis.sh」というコマンドを入力します。別のディレクトリにスクリプトをアーカイブする場合は、インストールコマンド フィールドに次のように入力します。
これらの例は両方とも、K1000の他の一部の機能と同様、shがルートのパスに含まれていることを前提としています。別のスクリプト言語を使用している場合は、実行するコマンドプロセッサへの完全なパスをインストールコマンドで指定しなければならないことがあります。例えば、次のようなパスを指定します。
/bin/sh ./filename.sh
//usr/sbin/rpm -e packagename.rpm
パッケージが削除されるのは、アーカイブまたはパッケージがデバイスにダウンロードされている場合のみです。「完全なコマンドライン」を使用したアンインストール チェックボックスをオンにした場合は、インストールコマンド フィールドで完全なコマンドラインを指定して、正しい削除コマンドが適切なパッケージに対して確実に実行されるようにします。この場合はパッケージがダウンロードされないため、パッケージの受取確認が保存されるインストールデータベースでパスを指定します。
管理対象インストールを識別するための名前。この名前は、管理対象インストール ページに表示されます。 | |||||||
このパッケージを展開する最適なタイミングを選択できます。Linuxプラットフォームの場合、オプションは「いつでも実行(次回に有効)」と「無効」です。 | |||||||
このオプションの1つを選択して カタログソフトウェア または ソフトウェア からソフトウェアタイトルを展開するかどうかを示します。
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ソフトウェアおよびカタログソフトウェアのタイトルには、必要に応じて1つまたは複数のファイルを添付できます。選択したソフトウェアのタイトルに関連する特定のファイルを選択するかどうかを指定します。
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特定の管理対象インストール用ファイルのダウンロード元の場所を指定します。 パス: K1000エージェントがデジタルインストールファイルを取得できる場所を入力します。 チェックサム: リモートファイル共有のMD5チェックサムと一致する代替のチェックサム(MD5)を入力します。チェックサムを入力しない場合は、ファイル共有上のデジタル資産がアプライアンス上の展開パッケージに関連付けられたデジタル資産と一致する必要があります。また、ターゲットパスには完全なファイル名を含める必要があります(例:\\fileserver_one\software\adobe.exe)。チェックサムは、K1000エージェントと共にインストールされているKDeploy.exeなど、任意のツールを使用して作成できます。 KDeploy.exeを使用してチェックサムを作成するには: Windows 32ビットデバイス: C:\Program Files\Dell\KACE Windows 64ビットデバイス: C:\Program Files (x86)\Dell\KACE Mac OS Xデバイス: /Library/Application Support/Dell/KACE/bin
この場合の filename は、ファイルへの UNC パスです。パスにスペースが含まれる場合は、二重引用符でパス全体を囲みます。
資格情報:デバイスに接続してコマンドを実行するために必要なサービスアカウントの詳細。ドロップダウンリストから既存の資格情報を選択するか、新しい資格情報の追加 を選択して、まだリストされていない資格情報を追加します。詳細については、ユーザーとパスワード資格情報の追加および編集を参照してください。 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布および手動ラベルの追加または編集を参照してください。 | |||||||
RPMファイルを使用しており、かつアプライアンスでデフォルトのインストールコマンドが実行されるようにする場合は、このオプションを選択します。Linuxデバイスで使用されるコマンド: rpm [-U | Run Parameters] "packagename.tgz" 実行パラメータ: (オプション)デフォルトの使用 を選択した場合は、使用するパラメータを指定します。RPMファイルを使用している場合、実行パラメータは不要です。 優先させる値を入力します(デフォルトは「-U」)。 例えば、次のように Run Parameters を設定したとします。-ivh --replacepkgs。この場合、デバイス上で実行されるコマンドは次のようになります。 | |||||||
完全なコマンドラインを指定する場合は、このオプションを選択します。アーカイブファイルを使用している場合は、検出されたすべてのRPMファイルに対してこのコマンドが実行されます。 | |||||||
コマンドラインを使用して、デバイスからパッケージを削除します。完全なコマンドライン フィールドでコマンドを指定した場合は、そのコマンドが実行されます。それ以外の場合、K1000エージェントでは、パッケージを削除する際に一般的に使用されるコマンドの実行が試行されます。 | |||||||
ITNinjaからの展開に関するヒント。このヒントは、使用率データを共有している場合のみ使用可能です。詳細については、データ共有の基本設定の構成を参照してください。 |
指定したラベルに属するデバイスだけに展開を制限します。ラベルを選択するには、編集 をクリックしてラベルを 展開の制限対象 ウィンドウにドラッグし、保存 をクリックします。 | |||
展開対象を特定のデバイスのみに限定します。ドロップダウンリストから、アプリケーションの展開先のデバイスを選択します。リストをフィルタリングするには、デバイス フィールドに数文字入力します。フィールドの横の数字は、使用可能なデバイスの数を示しています。 |
インストールの前に管理対象デバイスにメッセージを表示します。このオプションを選択すると、次のフィールドが表示されます。
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インストールの前に管理対象デバイスにメッセージを表示します。このオプションを選択すると、次のフィールドが表示されます。
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インストールの完了後、管理対象デバイスにメッセージを表示します。このオプションを選択すると、次のフィールドが表示されます。
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パッケージの展開を開始および終了する時刻(24時間制)。Deployment Window(展開期間) の時刻は、すべての Action(アクション) オプションに反映されます。また、アプライアンスの 設定 で定義した実行間隔は、特定のパッケージの展開期間より優先されるか、組み合わせて使用されます。 | |
最大試行回数。パッケージのインストールが試行される回数を0~99の間で指定します。「0」を指定すると、パッケージのインストールが無制限に試行されます。 |
TAR.GZファイルを使用したソフトウェアの展開は、特定のソフトウェアタイトルの展開で複数のファイルが必要な場合にソフトウェアをパッケージ化する便利な方法です。
管理対象デバイスにアプリケーションを配布するには、インストールに必要なファイルであるデジタル資産をアプリケーションに添付する必要があります。また、アプリケーションに対してサポートされているオペレーティングシステムを選択する必要があります。詳細については、アプリケーションへのデジタル資産の添付およびサポートされるオペレーティングシステムの選択を参照してください。
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これにより、filename.tar.gz が作成されます。
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K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。 |
これを手動で行うには、インベントリ > ソフトウェア ページを選択するか、定期的にアプライアンスに接続される管理対象デバイスにパッケージをインストールします。詳細については、ソフトウェア ページについてを参照してください。
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実行パラメータが指定されていない場合は、-Uが使用されます。
完全なコマンドラインを指定する必要はありません。アプライアンスによってインストールコマンドは自動的に実行されます。Linuxデバイスは、次のコマンドを使用してインストールを試みます。
rpm [-U | Run Parameters] "packagename.tgz"
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オプション: 複数のファイルを使用している場合は、それらのファイルを含むZIPアーカイブを作成し、アーカイブの解凍時に特定のファイルが実行されるように指定できます。 |
K1000エージェントでは、拡張子がRPMの展開パッケージは自動的に実行されます。
必要に応じて、Mac OS Xデバイス用の管理対象インストールを作成できます。
管理対象デバイスにアプリケーションを配布するには、インストールに必要なファイルであるデジタル資産をアプリケーションに添付する必要があります。また、アプリケーションに対してサポートされているオペレーティングシステムを選択する必要があります。詳細については、アプリケーションへのデジタル資産の添付およびサポートされるオペレーティングシステムの選択を参照してください。
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管理対象インストールの詳細 ページに移動します。 |
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K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。 |
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次に、アプライアンスは、アーカイブのトップレベルですべてのプレーンなアプリケーション(APP)を検索し、次のコマンドを 使用してApplicationsフォルダに各アプリケーションを コピーします。
管理対象インストールを識別するための名前。この名前は、管理対象インストール ページに表示されます。 | |||||||||||||||
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このオプションの1つを選択して カタログソフトウェア または ソフトウェア からソフトウェアタイトルを展開するかどうかを示します。
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ソフトウェアおよびカタログソフトウェアのタイトルには、必要に応じて1つまたは複数のファイルを添付できます。選択したソフトウェアのタイトルに関連する特定のファイルを選択するかどうかを指定します。
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特定の管理対象インストール用ファイルのダウンロード元の場所を指定します。 パス: K1000エージェントがデジタルインストールファイルを取得できる場所を入力します。 チェックサム: リモートファイル共有のMD5チェックサムと一致する代替のチェックサム(MD5)を入力します。チェックサムを入力しない場合は、ファイル共有上のデジタル資産がアプライアンス上の展開パッケージに関連付けられたデジタル資産と一致する必要があります。また、ターゲットパスには完全なファイル名を含める必要があります(例: \\fileserver_one\software\adobe.exe)。チェックサムは、K1000エージェントと共にインストールされているKDeploy.exeなど、任意のツールを使用して作成できます。 KDeploy.exeを使用してチェックサムを作成するには: Windows 32ビットデバイス: C:\Program Files\Dell\KACE Windows 64ビットデバイス: C:\Program Files (x86)\Dell\KACE Mac OS Xデバイス: /Library/Application Support/Dell/KACE/bin
この場合の filename は、ファイルへの UNC パスです。パスにスペースが含まれる場合は、二重引用符でパス全体を囲みます。
資格情報:デバイスに接続してコマンドを実行するために必要なサービスアカウントの詳細。ドロップダウンリストから既存の資格情報を選択するか、新しい資格情報の追加 を選択して、まだリストされていない資格情報を追加します。詳細については、ユーザーとパスワード資格情報の追加および編集を参照してください。 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布および手動ラベルの追加または編集を参照してください。 | |||||||||||||||
インストールコマンドを指定する必要はありません。サーバーによってインストールコマンドは自動的に実行されます。Mac OS Xデバイスは、次のコマンドを使用してパッケージのインストールを試みます。 installer -pkg packagename.pkg -target / [Run Parameters] ditto -rsrc packagename.app /Applications/theapp アーカイブファイルを指定している場合、このコマンドは見つかったPKGファイルまたはAPPファイルのすべてに対して実行されます。 | |||||||||||||||
完全なコマンドラインパラメータを指定します。使用可能な実行時オプションについては、MSIコマンドラインのドキュメントを参照してください。
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ITNinjaからの展開に関するヒント。このヒントは、使用率データを共有している場合のみ使用可能です。詳細については、データ共有の基本設定の構成を参照してください。 |
指定したラベルに属するデバイスだけに展開を制限します。ラベルを選択するには、編集 をクリックしてラベルを 展開の制限対象 ウィンドウにドラッグし、保存 をクリックします。 | |||
展開対象を特定のデバイスのみに限定します。ドロップダウンリストから、アプリケーションの展開先のデバイスを選択します。リストをフィルタリングするには、デバイス フィールドに数文字入力します。フィールドの横の数字は、使用可能なデバイスの数を示しています。 |
パッケージの展開を開始および終了する時刻(24時間制)。Deployment Window(展開期間) の時刻は、すべての Action(アクション) オプションに反映されます。また、アプライアンスの 設定 で定義した実行間隔は、特定のパッケージの展開期間より優先されるか、組み合わせて使用されます。 | |
最大試行回数。パッケージのインストールが試行される回数を0~99の間で指定します。「0」を指定すると、パッケージのインストールが無制限に試行されます。 |
ファイル同期を使用すると、エージェント管理対象デバイスにあらゆるタイプのファイルをプッシュアウトできます。
代替の場所 フィールドの文字列KACE_ALT_Locationは、対応するラベルによって割り当てられた値に置き換えられます。1つ以上のラベル内のデバイスに代替の場所を指定しないでください。
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ファイル同期 リストに移動します。 |
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K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。 |
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ファイル同期を有効にします。選択したデバイス上のK1000エージェントがアプライアンスにチェックインすると、ファイルが配布されます。 | |
ファイル同期を識別する名前。この名前は、ファイル同期 ページに表示されます。 | |
パス フィールドで指定した場所がまだ存在しない場合は、その場所を作成します。 | |
デバイスに接続してコマンドを実行するために必要なサービスアカウントの詳細。ドロップダウンリストから既存の資格情報を選択するか、新しい資格情報の追加 を選択して、まだリストされていない資格情報を追加します。詳細については、ユーザーとパスワード資格情報の追加および編集を参照してください。 | |
ターゲットデバイスに配布されるファイル。リストにアプリケーションを表示するには、アプリケーションがインベントリ内のファイルに関連付けられている必要があります。詳細については、アプリケーションへのデジタル資産の添付およびサポートされるオペレーティングシステムの選択を参照してください。 | |
ITNinjaからの展開に関するヒント。このヒントは、使用率データを共有している場合のみ使用可能です。詳細については、データ共有の基本設定の構成を参照してください。 |
指定したラベルに属するデバイスだけに展開を制限します。ラベルを選択するには、編集 をクリックしてラベルを 展開の制限対象 ウィンドウにドラッグし、保存 をクリックします。 | |||||||
展開対象を特定のデバイスのみに限定します。ドロップダウンリストから、アプリケーションの展開先のデバイスを選択します。リストをフィルタリングするには、デバイス フィールドに数文字入力します。フィールドの横の数字は、使用可能なデバイスの数を示しています。 | |||||||
特定の管理対象インストール用ファイルのダウンロード元の場所を指定します。 パス: K1000エージェントがデジタルインストールファイルを取得できる場所を入力します。 チェックサム: リモートファイル共有のMD5チェックサムと一致する代替のチェックサム(MD5)を入力します。チェックサムを入力しない場合は、ファイル共有上のデジタル資産がアプライアンス上の展開パッケージに関連付けられたデジタル資産と一致する必要があります。また、ターゲットパスには完全なファイル名を含める必要があります(例: \\fileserver_one\software\adobe.exe)。チェックサムは、K1000エージェントと共にインストールされているKDeploy.exeなど、任意のツールを使用して作成できます。 KDeploy.exeを使用してチェックサムを作成するには: Windows 32ビットデバイス: C:\Program Files\Dell\KACE Windows 64ビットデバイス: C:\Program Files (x86)\Dell\KACE Mac OS Xデバイス: /Library/Application Support/Dell/KACE/bin
この場合の filename は、ファイルへの UNC パスです。パスにスペースが含まれる場合は、二重引用符でパス全体を囲みます。
資格情報:デバイスに接続してコマンドを実行するために必要なサービスアカウントの詳細。ドロップダウンリストから既存の資格情報を選択するか、新しい資格情報の追加 を選択して、まだリストされていない資格情報を追加します。詳細については、ユーザーとパスワード資格情報の追加および編集を参照してください。 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布および手動ラベルの追加または編集を参照してください。 |
ヒント: 展開期間の経過後、以前に展開されたファイルを配布するには、ファイル同期 の File Synchronization Detail(ファイル同期の詳細) ページにアクセスして、ページ下部の ファイル保存して再送信する をクリックします。 |
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