管理者コンソール内で、またはインベントリ API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を使用して、デバイスをインベントリに手動で追加できます。
デバイスの手動追加は、デバイス情報を追跡したいものの、K1000エージェントをインストールしたり、エージェント不要管理を使用したりしてデバイスを管理することは希望しない場合に便利です。
手動で追加したデバイスのインベントリは、手動で更新またはアップロードする必要があります。手動追加のデバイスから、スケジュール済みのインベントリ更新がアプライアンスに配信されることはありません。
デバイスの管理とは、ネットワーク上のデバイスに関する情報をK1000を使用して収集し保持するプロセス、およびデバイスのステータス監視とレポート作成などのタスクを実行するプロセスのことです。
K1000インベントリにデバイスを追加するには、次の手順を実行します。
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K1000 エージェントをデバイスにインストールします。デバイスにエージェントがインストールされて、エージェントによってインベントリがK1000にレポートされると、それらのデバイスが自動的にインベントリに追加されます。詳細については、K1000エージェントのプロビジョニングを参照してください。 |
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デバイスでエージェント不要管理を有効にします。エージェント不要管理は、サポート対象外のオペレーティングシステムを持つデバイスなど、デバイスにK1000エージェントをインストールできない場合に特に役立ちます。詳細については、エージェント不要デバイスの管理を参照してください。 |
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デバイスのインベントリ情報を手動でアップロードします。詳細については、管理者コンソールでの、または API を使用したデバイスの手動追加を参照してください。 |
デバイスで使用可能な K1000 の機能に関する情報は、各デバイス管理方法で使用可能な機能を参照してください。
履歴サブスクリプションが情報を保持するように設定されている場合、設定、資産、およびオブジェクトに加えられた変更の詳細を確認できます。
この情報には、変更を加えた日付および変更を加えたユーザーが含まれており、トラブルシューティングの際に役立ちます。詳細については、履歴設定についてを参照してください。
デバイスの変更履歴は、最初のレポート作成時に収集された情報に変更が加えられたときに初めて記録されます。
管理対象デバイスによってK1000アプライアンスにインベントリが初めてレポートされたときに、その情報がベースラインレポートとして考慮されます。そのため、その情報は変更履歴に記録されません。
デバイスの詳細 ページでデバイス情報を入力して、K1000インベントリにデバイスを手動で追加できます。
手動により追加されたレコードは、K1000またはエージェントからアクセスまたは変更できません。このため、手動により追加されたレコードのフィールドは、管理者が手動で行う場合のみ更新できます。
1. |
デバイス リストに移動します。 |
a. |
K1000管理者コンソール(http://K1000_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。 |
b. |
2. |
◦ |
device.xmlのインポート で、ファイルの選択 をクリックして、デバイスのインベントリ情報が含まれたXMLファイルを検索およびインポートします。Windowsに有効なXMLスキーマおよび管理者コンソールを使用した XML ファイルのアップロードを参照してください。 |
概要 セクションで、デバイスの 名前 を入力して、手順10にスキップします。
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概要 セクションで、次の情報を入力します。 |
仮想デバイス(VMwareプラットフォームで実行されているデバイスなど)の識別に使用されます。物理デバイス(ノートPC、サーバーなど)には表示されません。 |
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Windows Management Instrumentation(WMI)サービスのステータス(Windowsデバイスのみ)。 |
手動で追加したデバイスのアイコンが デバイス ページのデバイスの ステータス 列に表示されます。手動で追加したデバイスのインベントリは、手動で更新する必要があります。
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