その手順や注意・制限事項などをこの技術情報で紹介します。
Sites.Selected が有効な場合、Graph API を通じたアクセスが許可されたサイトのみが検出可能となります。
そのため、適切なアクセス権が付与されていないサイトは Discovery Task でも検出されません。
また、移行先の場合は、権限付与のため事前にプロビジョニングが必要です。
対象サイトを記載した CSV ファイルを予め用意し、DISCOVER SITES FROM FILE で検出する必要があります。
対象サイトは事前にプロビジョニングする必要があります。
また ODM では SharePoint サイトにおけるカスタム スクリプトの設定を自動的に管理することはできません。サイト ページの移行を行うには、対象の SharePoint サイトでカスタム スクリプトを 許可 (Allowed) に構成する必要があります。
Teams チャット のアーカイブ データはユーザーの OneDrive に HTML で出力されるため、Sites.Selected により OneDrive へのアクセスが制限されると、チャット アーカイブの移行は実行できません。
本機能は申請制です。有効化を望まれる場合、お手数ですが "migration.sharepoint.siteselected.allow" 機能フラグの有効化依頼と共にその理由を記述してテクニカルサポートケースを作成してください。
申請時には、対象の Organization ID および Region Name が必要です。それらの確認方法はビデオ チュートリアルをご参照ください。
"migration.sharepoint.siteselected.allow" の申請許可が下りたらサポート担当者からその旨を通知いたします。
その後、ODM のテナント ページで設定する前に次の前提条件を満たしているかご確認ください。
前提条件:
これらの条件を満たしている場合、サイト制限のための共通手順を実施したうえで、各対象ごとに手順を実施してください。
サイト制限のための共通手順概要:
各項目ごとの手順は以下を参照ください。
共通手順 1 ODM テナント ページで Sites.Selected 設定を有効化
以下の手順で ODM 上で Sites.Selected 設定を有効化してください。
共通手順 2 対象サイトを Sites.Selected の対象として追加
以下の手順で今回の移行で対象としたいサイトの id を確認し、id を対象に Sites.Selected の対象として追加します。今回は Microsoft Graph Explorer を利用した例をご案内しますが、Microsoft Graph PowerShell などを使ってご確認いただくことも可能です。
GET https://graph.microsoft.com/v1.0/sites/<SharePoint サイト>:/sites/<制限対象サイト>?$select=idPOST https://graph.microsoft.com/v1.0/sites/<サイト ID>/permissions
Request Body には次の内容を記載します:
{ "roles": ["fullcontrol"], "grantedToIdentities": [ { "application": { "id": "8990c8ce-4afb-48f0-9e30-f1338ef249db", "displayName": "Quest On Demand - Migration - SharePoint – Selected Sites" } } ]}
{
"roles": ["fullcontrol"],
"grantedToIdentities": [
{
"application": {
"id": "8990c8ce-4afb-48f0-9e30-f1338ef249db",
"displayName": "Quest On Demand - Migration - SharePoint – Selected Sites"
}
}
]
}
移行元および移行先ともに基本的に SharePoint サイトと同様です。
ただし、検出対象が Teams チームや M365 グループになり、移行対象も Teams チームや M365 グループになります。