バックアップデータの書き込み先が割り当てされていない時にジョブス テータス画面に以下のステータスが表示されます。
[ Diagnose job ] ボタンをクリックすると、Reasons にメディア一覧が表示され、そのメディアが割り当てされなかった理由が ":" (コロン)の後に表示されま す。
どのような理由でメディア割り当てされないかについて説明します。
- Not enough space (十分な容量がありません)
概要: 対象メディアは既に全てデータが書き込みされているため、メディアに追 記することができない状態
対処: 対象メディアをブランク/再利用することでメディアが使用可能となります。
- Wrong group (間違ったグループです)
概要: ターゲットストレージ設定でグループをご使用されている時に、指定した グループ以外のメディアを意味します。
対処: 指定したグループのメディアをブランク/再利用するか、他のグループメ ディアを対象メディアのグループに再ラベル(ブランクしてからプロパティのラ ベル付け)する必要があります。
- Must not reuse media (再利用すべきではないメディアです)
概要: バックアップジョブのターゲットストレージ設定で再利用メディアを" Never(実行しない) "オプションが有効の場合に、再利用されたメディアが対象 から除外されます。
対処: 再利用メディアを使用することを前提とされている場合には、ターゲット ストレージ設定で再利用を" Never(実行しない) "以外のオプションを有効にし ます。
- Wrong group for reuse (再利用には不適当なグループです)
概要: バックアップジョブのターゲットストレージ設定で再利用メディアを" ターゲットメディアと同じグループラベルを使用 "オプションが有効の場合に、 同じグループではメディアは対象から除外されます。
- Media is blank and automatic labeling is disabled or targeted media (メディアがブランクです。オート ラベルが無効かターゲット メディアです)
概要: バックアップジョブのターゲットストレージ設定で"自動的にブランクメ ディアにラベル"が無効の場合に、ブランクメディアで出力されます。
対処: ブランクメディアを手動でラベル付けするか、自動ラベル機能を有効にし て頂くことで改善します。
- Media is not empty (メディアが空ではありません)
対処: 先頭から書き込み可能なメディアを準備(ブランク/再利用)するか、オプ ションを無効にして頂くことで改善します。
- Not target MID (ターゲットMIDではありません)
概要: バックアップジョブのターゲットストレージ設定で" 固有メディアID "を 指定されている場合には、特定メディア以外は全て対象外となりますので、この 理由が表示されます。
対処: 指定した特定のメディアが使用できない状況下である可能性があります。 指定したメディアの理由を確認して対処する必要があります。
- Incorrect media format (メディアのフォーマットが正しくありません)
概要: 複数メディアに跨るバックアップを実施された場合に、1本目で使用され たメディアのフォーマットと同じフォーマットのメディアを要求します。例え ば、1本目は MTF フォーマットのメディアに書き込みが行われ、2本目のメディ アに跨る時に、MTF フォーマットのメディアを必要としますが、CPIO フォー マットメディアは対象から除外されます。
対処: CPIO、MTF の2種類のフォーマット形式があり、フォーマットを統一して 頂く等の対処をご検討下さい。また、フォーマットを変更するには、再ラベルが 必要です。
- Media read only (メディアは読み込み専用です)
概要: 対象メディアの読み込み専用フラグが有効の場合に出力されます。ター ゲットストレージ設定で"メディアをバックアップ以降の書き込みから保護"が有 効の場合に、バックアップ終了後に対象メディアが読み込み専用となります。
対処: 対象メディアのプロパティから読み取り専用フラグを無効して頂くことで メディアに追記が可能になります。また、対象オプションを無効にして頂くこと で、読み取り専用フラグを無効にします。その他にもメディアに書き込みエラー 等が発生した時に自動で読み取り専用となります。
- Media unusable (メディアは使用不能です)
概要: 対象メディアが使用不能であることを意味します。
対処: 対象メディアが読み込みできないような状況の場合に、使用不能フラグが 有効になります。ドライブ側、メディア側のどちらかにエラーに起因した事象と なり、特定メディアのみで発生する事象であればメディア交換をご検討下さい。