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Title
仮想クライアント環境にてRMANの自動バックアップからの制御ファイルのリストアに失敗する -
Description
Plug-in for Oracle にて仮想クライアント環境で取得した自動バックアップからの制御ファイルのリストアが以下エラーで失敗します。
RMAN> restore controlfile from autobackup ;
….
restoreが開始されました(開始時間: 16-09-23)チャネルc1: 曜日の自動バックアップを探しています: 20160923
チャネルc1: 曜日の自動バックアップを探しています: 20160922
チャネルc1: 曜日の自動バックアップを探しています: 20160921
チャネルc1: 曜日の自動バックアップを探しています: 20160920
チャネルc1: 曜日の自動バックアップを探しています: 20160919
チャネルc1: 曜日の自動バックアップを探しています: 20160918
チャネルc1: 曜日の自動バックアップを探しています: 20160917
チャネルc1: 7曜日の自動バックアップが見つかりません
チャネル: c1がリリースされました
RMAN-00571: ===========================================================
RMAN-00569: =============== ERROR MESSAGE STACK FOLLOWS ===============
RMAN-00571: ===========================================================
RMAN-03002: restoreコマンドが09/23/2016 15:18:53で失敗しました
RMAN-06172: 自動バックアップが見つからないか、指定したハンドルが有効なコピーまたはピースではありません -
Cause
自動バックアップはRMAN主導で取得されているため、仮想クライアントを介しておらず、バックアップを取得したクライアントは実クライアントになります。
これによりプラグインオプションの［NetVault Backup クライアントからのバックアップをリストアする]が仮想クライアント設定ではリストア時にバックアップを見つけることができずに失敗します。 -
Resolution
RMANコマンドの「send」節にて自動バックアップからのリストア時のみ NV_ORIGINAL_NV_CLIENT 変数で実クライアント名を指定してください。
以下実行例になります。
set dbid 999999999
run {
allocate channel c1 type 'SBT_TAPE';
send 'NV_ORIGINAL_NV_CLIENT=実クライアント名';
restore controlfile from autobackup ;
alter database mount;
send 'NV_ORIGINAL_NV_CLIENT=仮想クライアント名';
restore database;
recover database;
}