プレインストールタスク、中レベルタスク、ポストインストールタスクではユーザー作成のバッチスクリプトをタスクとして作成・登録できます。これらはWindows OSのスクリプト形式のインストール前・中・後またはイメージ展開前・中・後に実行させることができます。
1. 以下のうちいずれか必要な手順を実行:
a. 左のナビゲーションペインから、ライブラリ | プレインストールタスク へ移動してプレインストールタスク一覧を表示します。
b. 左のナビゲーションペインから、ライブラリ | 中レベルのタスク へ移動して中レベルのタスク一覧を表示します。
c. 左のナビゲーションペインから、ライブラリ | ポストインストールタスク へ移動してポストインストールタスク一覧を表示します。
2. 右ペインに表示される一覧ページにて
アクションの選択 |
BATスクリプトの追加... をクリックします。
3. 名前欄にそのタスクの特定するためのわかりやすい名前を入力します。
実行時環境 はプレインストールタスクと中レベルタスクでは KACE Boot Environment (Windows)、ポストインストールタスクでは. Windows となっています。
4. BAT スクリプトに具体的なスクリプトを入力します。
KACEブート環境(KBE)環境向けのプレインストール・中レベルのタスクでも次のようなWinPEに含まれるコマンドを記述できます。:
◦ bcdedit.exe
◦ bootsect.exe
◦ chkdsk.exe
◦ format.com
5. (ポストインストールタスクのみ該当)コマンド完了後にシステム再起動がおこなわせたい場合に
再起動が必要です のチェックボックスを有効にします。(後続のポストインストールの進行は再起動後に継続します)
6. 予期されたリターンコード 欄にはそのタスクが返すことが期待されるリターンコードを記述します。特にない場合はゼロ(0)のままにしておきます。
一般的にほとんどのタスクは成功を示すときにゼロ(0)で終了します。場合によってはゼロではない値を返すことがあるかもしれません。成功していてもいくつかのインストーラーではゼロではない値を返すことがあります。たとえば、アンチウイルス製品のインストーラーでは一通り成功はしていてもシステムリブートを要求するためにゼロ(0)以外のリターンコードを返すことがあります。
BATスクリプト内でリターンコードを制御したい場合、以下の記事を参考にしてください。
プレインストールタスク・ポストインストールタスクの戻り値の制御 (4264886)7. メモ 欄に そのタスクを特定するためのメモを記述します。
8. 保存をクリックします
作成したタスクはスクリプト形式のインストール、sysprep済みシステムイメージ、非sysprep済みシステムイメージの展開に割り当てることで使用できます。