K1000のレポートの仕組みではクエリが返すデータセットの量を制限していません。その結果、大きなデータセットや多くのテーブルを読むクエリによりファイルシステム上で一時テーブル(.MAD)が大きく膨れることが発生する可能性があります。 時々このことが契機となって、ハードディスクがいっぱいになったり、DB破損につながることがあります。
K1000レポートのベストプラクティスとしては、返されるデータが最小限で済むように、クエリでは、より少ないデータのみを返すようにフィルタにて調整すべきです。 規定された上限はありませんが、一般にはより小さいデータを参照し、小さい結果を取りだすクエリのほうがより高速に動作しますし、ファイルが膨らんでファイルシステムを埋め尽くす可能性も低くなります。
K1000では実行中のレポートをキャンセルする機能を設けてはいますが必ずしも常に期待通り動作するとは限りません。
ファイルシステムの空きが枯渇するような場合には、すぐにKACEテクニカルサポートにお問合せください。
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