この技術情報は MNE が移行作業時に一時フォルダーへ展開するフォルダーやファイルについて説明します。
注記:
移行プロセスが問題なくスムーズに動作させるために、原則、移行作業中の MNE サーバーにてウィルス対策ソフトのリアルタイムスキャンを動作させないことを推奨しています。
MNE はインストールされている Windows OS の環境変数 %TMP% または %TEMP% に指定されているフォルダーの配下に整数型 (INT) のサブフォルダーを作成 (*1) し、移行時にそのフォルダー内に一時ファイルを展開します。
移行作業時に作成される可能性のある一時ファイル拡張子は .TMP で、作成されるファイルの命名規則は 3 文字のプレフィックス (PRE) を持つ場合 (*2) と持たない次のいずれかになります。
他にもログの記録やアドレス変換の作業で次の拡張子のファイルを生成します。
*1 この時フォルダー名に利用される整数型の値は、 MNE が移行処理を開始するタイミングで他のプロセスが %TMP% または %TMP% フォルダーを利用している数に 1 を加算した値になります。
(例) MNE が移行ジョブを開始するタイミングで、一時フォルダーを利用しているプロセスが 1つ存在していた場合、利用中のプロセス数は 1 なので、MNE はサブフォルダー 「2」 を作成し、その中に移行で必要なファイルを展開します。
*2 プレフィックス (PRE) は ATT、BDY、BOD、CDB、DTM、IMG、RNF、RTF、TMP、XMG などがあり、移行対象の Notes 文書に含まれる添付ファイルやデータから生成されます。
*3 ファイル名 (xxxxxxxx) は 16 進数でユニークな番号になるように生成されます。
© ALL RIGHTS RESERVED. Terms of Use Privacy Cookie Preference Center