SMA の インベントリ | ソフトウェアのアイテムに2GB以上のファイルをアップロードして関連付けることができません。
ClientDrop共有を介することで アプリケーションインストール用の大きなファイルやバックアップファイルをアップロードすることができます。
ClientDrop共有はHTTPメカニズムを通さないため、大きなファイルにおけるブラウザのタイムアウトを回避できます。
1. (Samba)ファイル共有を有効化
複数組織コンポーネントが有効の場合、 組織毎の 設定| 一般設定|Samba共有設定 にて ファイル共有を有効にする オプションをチェックします。
単一組織のアプライアンスの場合、設定 | セキュリティ設定 | Samba にて ファイル共有を有効にする オプションをチェックします。
パスワードを忘れた場合もここで設定します。共有名とユーザー名も組織ごとに異なりますので覚えておいてください。
共有名 : 共有ユーザ名
clientdrop: admin
clientdrop_2: admin_2
clientdrop_4: admin_4
clientdrop_6: admin_6
2. クライアントドロップファイルサイズフィルタの設定
複数組織コンポーネントが有効の場合、クライアントドロップファイルサイズフィルタはシステムレベルのそれぞれの組織設定画面で設定します。これは システムに切り換えて 組織|組織|各組織に移動してクライアントドロップサイズ を選択します。
単一組織のアプライアンスの場合、設定 | 一般設定 から クライアントドロップファイルサイズフィルタ にてサイズを設定します。
3. ファイルシステムナビゲータを通してSMAのClientDropの場所へ移動
ファイルシステムナビゲータ(Windows: エクスプローラー)をつうじて \\kbox\から clientdrop あるいはclientdrop_# に入ります。
デフォルト以外の組織ではclientdrop_#(#は組織のIDの数字) が対象です。
4. ユーザー名とパスワードの入力
認証情報の入力を促された場合、ユーザー名とパスワードを入力します。
5. ファイルのClientDropへのコピー
アップロードしたいファイルをClientDropフォルダにファイルをコピーします。
その後、ソフトウェアアイテムを開くと、関連付けのメニューの傍に、ClientDropフォルダにある フィルタサイズ設定より大きなファイルが選択できるようになっています。
メモ:
- ソフトウェアアイテムから一度ファイルを関連付けて取り込むとClientDropからそのファイルは無くなります。
- 使用できるのはclientdrop[_#]の直下だけです。サブフォルダ以下は使用できません。
- バックアップファイルは自動的にバックアップと復元メニューの一覧に取り込まれます。
© ALL RIGHTS RESERVED. Terms of Use Privacy Cookie Preference Center