Return
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Title
Kスクリプト内のバッチファイルから呼び出されたコマンドの戻り値の制御 -
Description
Kスクリプトにて、起動されるバッチファイルから呼び出されたコマンドがエラー2など（0以外）を返す場合、ステップの実行が中断され、終了あるいは修復時セクションに移動し、期待した後続のステップを実行しないことがあります。コマンドの結果として正しく動作していることは確認できていますがどのように対処すればよいでしょうか。 -
Resolution
ステップから呼び出したbatファイル（あるいはVBScriptやPowerShell）の戻り値（batスクリプトなら%ERRORLEVEL%）が0となるようにそのコマンドラインの起動結果の戻り値をハンドルする処理を入れてください。リターンコードがなんらかの問題を意味しているときにはその原因を解決するようにしてください。注意：この記事でのすべてのスクリプトは参考例として掲載しております。お客様にて期待する結果を得るスクリプトを作成するために、スクリプトの作成あるいは既存の内容のカスタマイズすることはKACEテクニカルサポートの対象外となります。例: appinst.batというファイルにインストールコマンドが記述されているとします。
--- appinst.bat 変更前 ---コマンドライン--- appinst.bat 変更後 --- （ERRCODEに実際に返され得るコードを指定します）
start /wait コマンドライン if %ERRORLEVEL% equ 0 exit /b 0 if %ERRORLEVEL% equ ERRCODE exit /b 0 exit /b %ERRORLEVEL%例：たとえば元のbatファイルが "appinstaller.exe /VERYSILENT" とだけ記載されており、かつこのコマンドがインストール成功時に0だけでなく、3010を返すこともある場合には以下のようにします。
start /wait appinstaller.exe /VERYSILENT if %ERRORLEVEL% equ 0 exit /b 0 if %ERRORLEVEL% equ 3010 exit /b 0 exit /b %ERRORLEVEL%