デバイスから報告されたソフトウェアインベントリ情報に管理対象インストールの設定を紐づけてソフトウェア配布をおこなっていますが、これまでWindows7にしか配布設定を想定していなかったものが勝手にWindows10も配布対象に加わってしまいました。
新規チェックインしたデバイスが管理対象インストールに紐づけているソフトウェアアイテムとおなじものをもっていて "サポートされているオペレーティングシステム"にOSが追加されてしまったことが原因のようです。
この動作は問題ないのでしょうか。
新しくチェックインしたデバイスが既存のインベントリ内の情報と同一のソフトウェアアイテムを持っている場合、デバイスからインベントリが報告されたとき、そのOSはそのソフトウェアアイテムの"サポートされているオペレーティングシステム"に追加されます。
この動作は仕様通りの挙動です。
一度選択を解除すれば、次に「新規デバイスから同じOS上の同じアイテム」がインベントリされてくるまでそのアイテムのサポートされているOSへの追加はおこなわれませんが、現実的にはこの方法での運用を期待すべきではありません。
対処方針としては以下のいずれかが上げられます。
管理対象インストールのデバイス指定において対象を絞り込むアプローチです。
デバイスラベル作成例 (4261018)
オペレーティングシステムによりフィルタする | 特定のソフトウェアがインストールされているデバイスをフィルタ
手動作成のアイテムには自動でプラットフォームを割り当てる動作はないため(保持の有無を判定させるためのカスタムインベントリルールが必要です)、勝手に管理対象インストールのリストに追加されるのを防ぐことができます。
カスタムインベントリルールを用いたソフトウェアアイテムの作成手順 (4252712)
カスタムインベントリルールの活用例 (4257132)
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