Windows 7のシステムイメージをドライバーフィードを注入して展開すると、展開後の最初のコンピュータの起動中に Windowsのセットアップの最中にエラーコード 0x0000007E の BSODが発生することがあります。
*** STOP: 0x0000007E ( 0x0000005 , 0x....
または
*** STOP: 0x0000007E ( 0xFFFFFFFFC0000005 , 0x....
以下の方法で回避するかどうか確認してください。
1. BIOSの更新
展開先の機種のBIOSを最新にしてから展開を試します。
2. 最新のドライバーを使用する
展開先モデルに注入するドライバーフィードのドライバを最新にして展開します。
http://en.community.dell.com/techcenter/enterprise-client/w/wiki/2065.dell-command-deploy-driver-packs-for-enterprise-client-os-deployment
K2000ドライバフィードで取得したDriver CabのID(5桁の英数字)が一致しているかどうか
3. 異なるバージョンのIntel USB3.0 eXtensible Host Controller for Intel Driverによる影響
1または2で解決しない場合、マスターイメージのドライバストアに Intel USB3.0 eXtensible Host Controller for Intel Driver (iusb3hub.inf,iusb3xhc.inf)が含まれており、展開先で同名の別バージョンのドライバが注入されたことで発生している可能性が考えられます。
参考 https://communities.intel.com/thread/45865
3.への対処は以下のA,Bの2通りです。
A) イメージを再作成する
システムイメージ作成時に Intel USB3.0 eXtensible Host Controller for Intel Driver (iusb3hub.inf,iusb3xhc.inf)
をドライバストアに含めずに構成した状態でsysprep/一般化し、キャプチャして展開します。
以下のコマンドで展開済みのシステムのドライバーストアの情報を確認できます。
dismおよびpnputilを使用すると そのシステムイメージでのドライバーの公開名 (oem##.inf)を取得できます。
オンライン(Windows)の場合 dism /Online /Get-Drivers あるいは pnputil -e
オフライン(WinPE, KBE)の場合 dism /image:[WinDrive]: /Get-Drivers
そのイメージにおける 元のファイルiusb3hub.infとiusb3xhc.infに対応する公開名(oem##.inf)をメモします。
・ドライバーストアからドライバーを削除する
オンラインでは pnputil -d oem##.inf とすることでドライバーを削除できます。
オフラインではdism /image:[WinDrive]: /Remove-Driver oem##.inf にてドライバを削除できます。
ドライバーを削除できたらシステムを再起動し、sysprepなどイメージキャプチャに必要な作業を行います。
参考情報
Windows イメージのキャプチャ時のドライバー構成の保持
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh825712.aspx
ドライバー サービスのコマンド ライン オプション
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd799258(v=ws.10).aspx
マスターの作成をK2000スクリプト形式のインストールで行う場合、マスターの機種へのスクリプトインストールを行う間のみ、
K2000ドライバフィールドのマスターマシンのモデル・OSのパスに対応するパスから
iusb3hub.infとiusb3xhc.infを含むフォルダをK2000外部へ退避させておきます。(スクリプトインストールが終われば元に戻しておきます。)
B) 中レベルタスクを使用してイメージ展開時にiusb3hub.inf,iusb3xhc.infを削除する
展開先で異なるバージョンのIntel USB 3.0 XHCI が注入される前に、展開時にマスターの保持するIntel USB 3.0 XHCI ドライバーを中レベルタスクにて削除します。
1. ドライバーストア上の公開名の取得
このタスクを作成するにはマスターのシステムイメージがもつドライバの公開名を確認する必要があります。
(オンライン)同じイメージを使用して展開後にBSODが発生しなかったデバイス上
(オフライン)展開後BSODが発生したデバイス上
オンライン(Windows)の場合 dism /Online /Get-Drivers あるいは pnputil -e
オフライン(WinPE, KBE)の場合 dism /image:[WinDrive]: /Get-Drivers (こちらのスクリプトを使うと回収が容易です)
# [WinDrive]:はシステムのWindowsフォルダがいるボリュームのドライブレターです。
展開されるシステムイメージが持つiusb3hub.inf,iusb3xhc.inf に対応する公開名 oem##.infを確認します。
この例では iusb3hub.inf, iusb3xhc.inf は それぞれ 公開名 oem17.inf,oem18.inf であるとします。
2. 中レベルタスクの作成
次にそのドライバをオフラインで削除するコマンドをもつK2000タスクを作成します。
2-1. ライブラリ|ポストインストールタスク に移動します。
2-2. アクションの選択 |BATスクリプトの追加 を選択します
2-3. タスク詳細を入力します
名前: (必須)任意の名前、Remove-IUSB3
実行時環境: "K2000ブート環境(Windows)" を選択。 "Windows"は選択しないでください。
([WinDrive]:がC:の場合)
BATスクリプト: 以下の2行のコマンドラインを記述します
dism /image:C: /Remove-Driver /Driver:oem17.inf
dism /image:C: /Remove-Driver /Driver:oem18.inf
再起動が必要です:チェックしない
メモ欄: 任意 IUSB3XHCI oem17.inf, oem18.infを事前削除、等
3. 中レベルタスクへの割り当て
そのシステムイメージの中レベルのタスクに 2.で作成したタスクを割り当てます。
イメージを保存して、通常通り配布します。
ドライバ周りのトラブルをできるだけ避けるためにKACEではマスターイメージには最小限のドライバーを追加して構成することを推奨しています。
Windows用システムイメージ作成のベストプラクティス (121734)