KACE SMAエージェントはSMAサーバーに対して行う接続の整合性の検証のために暗号化されたTLSセッションを使用します。
この信頼された接続は初回にエージェントがSMAサーバーに接続する時に確立されて、その後の接続は同じシステムに対して作成されるようになります。これによりエージェントは中間者攻撃と、管理下に無いSMAサーバーへの意図しない接続を防止します。
多くのファイアウォール機器、ネットワークゲートウェイあるいはロードバランサーでは生のトラフィックを解読および検査のためにSSL/TLSの検査とネットワークトラフィックの傍受を行うことがあります。
そのような機器がKACE SMAエージェントとKACE SMAとの間に設置されると、それらの機器が中間者攻撃として証明書改ざんを行ったかのようにエージェントが解釈して、結果として接続を信用しなくなります。この挙動は仕様(設計通り)です。
推奨される解決策はKACE SMAサーバーとKACE SMAエージェント間の通信において、エージェントから開始されてSMAサーバーへ向かう接続への例外ルールをSSL/TLSインスペクションに設定することです。そのルールではSSL/TLS証明書の改ざん無しでトラフィックの通過を許可するようにします。実際にはセキュリティ機器の機能に依存しますが、次の定義のいずれか、あるいは両方でルールを作成できるはずです。
KACE アプライアンス宛ての接続について例外を設けてアプライアンスへ向かうTLS接続を識別してすべて許可します。
SNI(Server Name Indication)に基づく例外を用いて、KACE SMAエージェントからアプライアンス間で構成される特定のTLS接続を許可します。
このルールタイプの利点は、KACE SMAエージェントのトラフィックについては改ざん無しで処理されても、アプライアンス方向への一般的なSSL/TLSトラフィックについてはセキュリティ機器による傍受および検査を継続できることです。このタイプのルールは先述の宛先ルールと組み合わせることができます。トラフィックの許可のために "konea"という名前で定義されたSNIを設定します。