エージェントレスで保護する仮想マシンのスナップショット強制実行をCommand Line Management ユーティリティ(cmdutil.exe)、もしくはWindows PowerShellコマンドレットを用いて行うことが可能です。
Rapid Recoveryでは、以下の手段でのスナップショットの手動実行を行う仕組みが用意されております。
Command Line Management ユーティリティ(cmdutil.exe)によるコマンドの実行
Rapid Recovery Coreインストール時にCoreマシンに組み込まれる
C:\Program Files\AppRecovery\Core\CoreService\cmdutil.exe
を管理者権限で実行するコマンドプロンプトから呼び出し、Command Line Management ユーティリティ(cmdutil.exe)にて定義するコマンドを実行する事ができます。
具体的には、以下のコマンドを実行し、手動にてバックアップの実行が可能です。
/force [snapshot] default | [base] [-all | -protectedserver [machine name] -core [host name] -user [user name] -password [password]
- 特定の保護対象仮想マシンに対するバックアップ実行例
cmdutil.exe /force snapshot -protectedserver testmachine -core 192.168.1.1 -user administrator -password ********
WindowsPowerShellによるスクリプトの実行
Rapid Recovery PowerShell モジュールを追加し、Rapid Recovery PowerShell モジュールにて定義するコマンド、ならびにコマンドレットを実行する事ができます。
具体的には、以下のコマンドレットを実行し、手動にてバックアップの実行が可能です。
New-Snapshot [-all] | -protectedserver [machine name]
- 特定の保護対象仮想マシンに対するバックアップ実行例
New-Snapshot -protectedserver testmachine
なお、[machine name]については、仮想マシン搭載のOSホスト名ではなく、Rapid Recovery Coreコンソール上の表示名をmachine nameを指定します。
仮に表示名がIPアドレスであれば、IPアドレスにて指定することができます。コマンドにて処理を行う際には、表示名にはスペースを含まないようお願いいたします。
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