Rapid Recoveryでは、グローバル重複排除により各リポジトリは重複排除され、Core のバックアップデータに必要なディスクストレージ容量が削減されます。
重複ブロックを識別するため、Rapid Recovery には重複排除ボリュームマネージャ(DVM)リポジトリの重複排除キャッシュが実装されています。
重複排除キャッシュ情報はデフォルトでは以下のパスに保存されますが、Cドライブの空き容量が不足した場合など、空き容量の十分にあるドライブへ保存先を変更することができます。
一次キャッシュの場所 C:\ProgramData\AppRecovery\RepositoryMetaData\PrimaryCache
二次キャッシュの場所 C:\ProgramData\AppRecovery\RepositoryMetaData\SecondaryCache
キャッシュメタデータの場所 C:\ProgramData\AppRecovery\RepositoryMetaData\CacheMetadata
重複排除キャッシュの配置場所の変更は、以下の手順にて実施します。
1.Coreコンソールを起動し、すべての保護対象マシンについて、保護を一時停止します。
2.左上、[設定]アイコンを押します。
3.[設定]を押します。
4.右ペインにて、[DVM重複排除キャッシュ設定]項目の以下の値を確認します。
一次キャッシュの場所
二次キャッシュの場所
キャッシュメタデータの場所
5.3種の場所が異なるパスになるよう上記の値を変更し、[レ]を押します。
6.Coreサービスを再起動します。
7.すべての保護対象マシンについて保護を開始します。