この記事では、VMWare Proxy Serviceの使用ポートを変更した場合に、ESXi上の仮想マシンのエージェントレスバックアップやエクスポートが失敗する現象について説明しています。
例えば、VMWare Proxy Serviceの使用ポートをデフォルト8016から8888に変更した場合に、AppRecovery.logに以下のような警告がロギングされることがあります。
WARN 2017-09-12T09:52:58
(0x80131509) ---> System.Net.Sockets.SocketException depth 3: 対象のコンピューターによって拒否されたため、接続できませんでした。 [::1]:8016 (0x80004005)
先のAppRecovery.log内の警告の例では、以下URLの値にて示す通り、Rapid Recoveryコア側はポート番号8888にてVmwareProxyに接続しようとしています。
http://skdsvvsysrrc01:8016/apprecovery/api/vmwareproxy/vddk/changePort/8888
しかしながら、VMwareProxyは8016が待機状態となっているため通信不能になっていると考えられます。
以下の手順で対処を行い、現象に改善が見られるかを確認します。
1.設定ポートの確認
3.[サービスポート]項目の値を確認します。
2.設定ポートの値の適用
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