Date: 3/2007
Affected Product & Version – NetVault Backup
Affected Module & Version – n/a
OS Version – All
Application Information – n/a
現象/不具合内容:
バックボーン・カスタマーサポートからの指示によりトレースログを採取する設定を行った場合、
大量のトレースログによってトレースログ保存領域のディスクスペースを圧迫することがあります。
バックアップが異常終了した場合等、障害調査に必要となる情報がトレースログの最後に示されていることが
多く、起動時からのプロセス状況に関するトレースログは必ずしも必要ではないことがあります。
トレースログファイルを保存する空きディスクスペースが限られる場合に、下記対処方法によって
トレースログファイルのサイズを調整することが可能です。
原因:
n/a
対処方法:
NetVault Configurator の General タブにある
(a)Lines per trace file(x1000) 0=do not split (トレースファイルへ出力する行数(×1000) 0=分割しない)
(b)Trace file to keep per session (0=Keep ALL) (セッション毎に保持するトレースファイル(0=全て保存する))
の設定によりトレースログファイルのサイズを調整することが可能です。
こちらの値はそれぞれ
(a)1つのトレースログファイル辺りのトレースログ行数
(b)1つのプロセスに対して保持するトレースログファイル数
という意味を持ちます。
例えば、これらの設定を (a) を 10 (b) を 5 と設定した場合には
1つのトレースログファイルは10000行となり、1つのプロセスに
対しては最大5ファイル、「10000行のトレースログファイルが
1つのプロセスで最大5つ保持する」ということになります。
この値以上のトレースログが出力された際には、最古のファイルが
削除されますので約50000行のトレースログが保持されて
いることになります。
デフォルト設定ではこれらの値は (a)(b) とも 0 となっており
1つのプロセスあたり1つのトレースログファイルで全てを
保持するというような設定となります。
注意点)
1つのNet Vaultプロセス辺りの最大トレースログ行数を設定することに
なりますので、ジョブの起動によって起動されるプロセスの場合にはプロセスの
起動ごとにこの分割対象が変化します。例えば、File System プラグインの場合にはnvfs????.log という
ファイル名でジョブ起動毎にトレースログファイルが生成されます。
このファイルが分割、保持対象となります。(???? は NetVaultが割当てた一意のプロセスIDです)
関連ソリューション:
NetVault Backupのトレースログの設定を行う場合の注意事項はありますか?
https://support.quest.com/jp/kb/SOL108676
ソリューション番号:2057
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