Data Domain OS5.4(以下DDOS5.4)をNetVault Backup9.x(以下NVBU9.x)のバックアップデバイスとして追加すると、以下のメッセージが出力され登録に失敗致します。
警告レベル: エラー
ログメッセージ:入力されたユーザ名およびパスワードを使用して、’xxx.xxx.xxx.xxx’へのDD Boost接続をオープンすることができませんでした
Warning Level: Error
Log Message: Failed to open a DD Boost connection to ‘xxx.xxx.xxx.xxx’ using the supplied Username and Password
NVBU9.2標準に組み込まれているDD Boost LibraryはDDOS5.4未対応のため接続を拒否されます。
1. モジュールインストール範囲について
■ NVBUサーバ
モジュールインストールが必須となります。
■ NVBUクライアント
バックアップ先のデバイスがDDOS5.4が対象となる場合には、NVBUクライアントにもモジュールインストールが必要になります。但し、バックアップ先のデバイスが物理テープ装置や仮想テープ(NetVault VTL)等でDDOS5.4が対象でなければモジュールをインストールする必要はありません。
2. Windowsプラットフォームをご使用の場合
手順1. NVBUサービス停止
[スタート]メニューからNetVault Configuratorを起動し、[サービス]タブにてNVBUサービスを停止します
手順2. DD Boost SDKの置き換え
NVBU9.2に標準で組み込まれているDD Boost SDKは以下に配置されています。
■ Windows 32Bit環境の場合
(1) C:\Program Files\Quest Software\NetVault Backup\dynlib\libDDBoost.dll
■ Windows 64Bit環境の場合
(1) C:\Program Files (x86)\Quest Software\NetVault Backup\dynlib\libDDBoost.dll
(2) C:\Program Files (x86)\Quest Software\NetVault Backup\dynlib\bit64\libDDBoost.dll
上記はNVBUを標準インストールしたパス名になります。
DDBoost_windows.zipを解凍して頂くと以下のファイル構成になります。
Win32\libDDBoost.dll …(※1)
Win64\libDDBoost.dll …(※2)
32bit環境の場合は、(※1)のファイルを(1)に、64Bit環境の場合は(※1)のファイルを(1)に、(※2)のファイルを(2)に置き換えて下さい。
注意: NVBU9.x標準のlibDDBoost.dllの名前を変えて(libDDBoost.dll.org等)同じフォルダには格納しないで下さい。既存のlibDDBoost.dllを退避させる場合には別ディレクトリへ移動させて下さい。
手順3. NVBUサービスを起動として動作確認
NVBUサービス起動後にデバイス管理画面よりDDOS5.4デバイスが追加可能になります。
3. Linuxプラットフォームをご使用の場合
手順1. NVBUサービス停止
nvconfiguratorを起動し、[サービス]タブにてNVBUサービスを停止します
手順2. ご使用のNVBUビット数を確認
ご使用環境のモジュールがHybridモジュール(32bit)もしくはPure64モジュール(64Bit)であることをご確認下さい。
■ Hybridモジュールのご使用の場合の出力例(32-bitと表示される)
# file /usr/netvault/bin/nvrascontroller
/usr/netvault/bin/nvrascontroller: ELF 32-bit LSB executable, Intel 80386, version 1 (SYSV), dynamically linked (uses shared libs), for GNU/Linux 2.2.5, stripped
■ Pure64モジュールのご使用の場合の出力例(64-bitと表示される)
# file /usr/netvault/bin/nvrascontroller
/usr/netvault/bin/nvrascontroller: ELF 64-bit LSB executable, x86-64, version 1 (SYSV), dynamically linked (uses shared libs), for GNU/Linux 2.4.1, stripped
手順3. DD Boost SDKの置き換え
DDBoostSDK.zipを解凍して頂くと以下のファイルが格納されています。
# unzip ./DDBoostSDK.zip
[./DDBoostSDK.zip] DDBoostSDK-2.5.5.0-414946_distro/ password: パスワード入力
creating: DDBoostSDK-2.5.5.0-414946_distro/
・・・省略・・・
creating: DDBoostSDK-2.5.5.0-414946_distro/linux_32/
inflating: DDBoostSDK-2.5.5.0-414946_distro/linux_32/libDDBoost.so
creating: DDBoostSDK-2.5.5.0-414946_distro/linux_x86_64/
inflating: DDBoostSDK-2.5.5.0-414946_distro/linux_x86_64/libDDBoost.so
解凍したlibDDBoost.soをNVBU9.2に標準に含まれているDD Boost SDKと置き換えます。
■ Hybridモジュールをご使用の場合
# cp ./DDBoostSDK-2.5.5.0-414946_distro/linux_32/libDDBoost.so /usr/netvault/dynlib
# cp ./DDBoostSDK-2.5.5.0-414946_distro/linux_x86_64/libDDBoost.so /usr/netvault/dynlib/bit64
■ Pure64モジュールをご使用の場合
# cp ./DDBoostSDK-2.5.5.0-414946_distro/linux_x86_64/libDDBoost.so /usr/netvault/dynlib
注意:コピー先のパス名はデフォルトパス名になりご使用環境に異なる可能性があります。また、既存のlibDDBoost.soを保管する場合は別ディレクトリへ移動させて下さい。
手順4. NVBUサービスを起動として動作確認
NVBUサービス起動後にデバイス管理画面よりDDOS5.4デバイスが追加可能になります。