本記事では、Compareのサニティチェックの仕組みとパラメータSP_DEQ_COPY_CHECK_ROWS について説明します。
ソーステーブルと大幅に異なるターゲットテーブルに対して Compare を実行すると、リソース確保および処理時間が掛かるため動作が非効率的になりえます。
このような状況での compare コマンドによるテーブルの比較を抑制するために、SharePlex 8.0以上ではサニティチェック用のパラメータ SP_DEQ_COPY_CHECK_ROWS が追加されました。
SP_DEQ_COPY_CHECK_ROWS このパラメータではサニティチェック実施するテーブルの保持レコード数を設定します。
例えば、 SP_DEQ_COPY_CHECK_ROWSパラメータに100を設定するとソース及びターゲットの行数が共に100を超えている場合にサニティチェックが行われます。
これにより、compare/repair処理に関し、比較件数の閾値にて Skipped となる場合がありますがこれは想定される動作です。