ドメイン名、コンピュータ名、もしくはIPアドレスの変更時に、Coreマシン、Agentマシンともに、ソフトウェアの再インストールは不要です。
またCoreマシンについては、ドメイン名、コンピュータ名、IPアドレスの変更にて影響を受けることはございません。
ただし、Agentをインストールしたマシンについては、[設定]>[ホスト名]に変更対象の値が設定されている場合、影響を受けます。
例:ドメイン名を変更する場合、保護対象マシンについて[ホスト名]がFQDN(完全修飾ドメイン名)で設定されている。
コンピュータ名を変更する場合、保護対象マシンについて[ホスト名]がコンピュータ名で設定されている。
IPアドレスを変更する場合、保護対象マシンについて[ホスト名]がIPアドレスで設定されている。
ドメイン名、コンピュータ名、もしくはIPアドレスを変更しメタデータ更新後、以下のメッセージにてCoreマシンとの疎通が取れなくなります。
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マシンへ到達不能のため、いくつかのアクションとメタデータは利用できません。
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Agentをインストールしたマシンのドメイン名、コンピュータ名、もしくはIPアドレスを変更後、Coreコンソールにて対象マシンにつき、
[設定]> [ホスト名]が以前のFQDN、コンピュータ名、もしくはIPアドレスとなっていることを確認します。
以下の手順で再保護を行い、新しいFQDN、コンピュータ名、もしくはIPアドレスを反映させていただくようお願いいたします。
1.あらかじめCoreマシンとAgentマシン間で、変更後のFQDN、コンピュータ名、もしくはIPアドレスにてOS間の疎通が正しく取れることを確認します。
2.Coreコンソールにて、作業対象のマシンについて保護を一時停止します。
3.[保護]>[マシンの保護]を押します。
4.ウイザードに従い進めます。
接続先ホスト名の入力時に、新しいドメイン名、コンピュータ名、もしくはIPアドレスを指定します。
(認証情報の入力も必要ですが、ドメイン名変更の際に認証情報の変更があった場合、それも反映させます。)
5.[スケジュール設定]については、[現在の設定を保持する]をオンにすることで既存のスケジュール設定を引き継ぎます。
6.作業対象のマシンについて保護を再開します。
なお、レプリケーション機能を使用している場合、レプリケーション元Coreについては以下の記事で説明する設定変更作業が必要になる場合がございます。
記事内で記載しているホスト項目について、FQDNが設定されている場合にも影響を受けます。
レプリケーションターゲットCoreのIPアドレス、もしくはホスト名の変更の影響について (234874)