-Windows 7 SP1 x64 および x86のシステム へ JRE 1.8 (32bit) を配布することを想定しています。
-Java8の他のUpdateリリースが入っていればインストールを実行しないようにします。
注意:一連の手順はあくまでも例であり、ユーザー環境での結果について完全性を保証するものではございません。動作結果および必要な調整については管理者にて確認し対処を講じていただきますようお願い申し上げます。
まずインストーラーファイルの入手とインストールコマンドを確認して、K1000を使用しないで非対話的にJavaをインストールできることを確認します。
Java 8の最新のオフラインインストーラーを入手します。
全オペレーティング・システム用のJavaのダウンロード
https://java.com/ja/download/manual.jsp
Windows オフライン jre-8u45-windows-i586.exe
(2015年5月22日現在の情報です。更新されている可能性があります)
コマンドラインオプションについては以下のページの情報を参考とします。
Javaのサイレント(無人)インストールの設定手順
https://www.java.com/ja/download/help/silent_install.xml
インストーラーファイルおよび期待通りインストールできるコマンドラインを確認し、実際にインストールできることを確認します。
jre-8u45-windows-i586.exe /s /L C:\jre8setup.txt
インストールしたときに自動で追加されるソフトウェアアイテム は 他のUpdateのJava8がインストールされると、「そのUpdateのJREがインストールされていない」と判断します。その結果、設定済みの管理対象インストールが再度走ってしまう可能性を避けるため、カスタムインベントリを使用してUpdateリリースに依存しないアイテムを作成します。
例えば、予め管理対象インストールにてJava 8 Update 45を検出したソフトウェアアイテムを指定し、タスクを試行回数3回にて有効にしておいたとします。指定したソフトウェアアイテムのアプリケーション名とバージョン、ビルドをターゲットコンピュータのインベントリを比較し、一致しない場合にタスクが実行されるため、ターゲットコンピューターに既に最新のビルドのJava 8がインストールされている状態であっても、Java 8 Update 45のインストールを試みようとします。この動作を排除できるよう、カスタムインベントリルールを使用して更新対象となるバージョンを予め定義しておきます。
Java 8 Update 45
Java 8 Update 5
Java 8 Update 31
Java 8 Update new_version
いずれがインストールされていても ”Java 8 がインストールされている” と判定できるようにします。
次のようなソフトウェアアイテムを作成します。
2-1 インベントリ-ソフトウェアへ移動します。
2-2.アクション - 新規作成
2-3.ソフトウェアアイテムの詳細
以下のような設定を行います。
名前:任意 CIR-JRE8 32bit
バージョン:任意
ベンダー:任意
サポートされているオペレーティングシステム:検出および展開を可能とする対象OSを選択します
例:Microsoft Windows7 Professional x64 SP1
複数選択するにはドラッグするかCtrl+左クリックで反転します。
カスタムインベントリルール:(論理行1行)
RegistryKeyExists(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Java Runtime Environment\1.8)
ルールの意味については カスタムインベントリルールを用いたソフトウェアアイテムの作成手順 (148294) をご参照ください。
必ず実際の環境でご確認いただきその値を使用いただきますようお願いします。
(64bit Windowsではregedit で HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\のキーを確認します)
2-4.保存を押します。
2-5. 32bitのJRE8 をインストール済みのマシンで、強制インベントリを行い、デバイスインベントリ の インストールされているプログラム に CIR-JRE8 32bit が追加されることを確認します。
この反映はK1000エージェント上(クライアント側)でインストールディレクトリにて kdeploy -ci を実行することでも行えます。
その他:
64bit Windowsへ64bit版のJREのインストールを判定するには 以下のようにカスタムインベントリを構成します。
RegistryKeyExists(HKEY_LOCAL_MACHINE64\SOFTWARE\JavaSoft\Java Runtime Environment\1.8)
参考情報 64bit Windowsの32bitリダイレクションの取り扱いについて (111236)
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